そもそも5月末から坐骨神経痛で動けなくなり、6月から病欠。数ヶ月前から右胸の硬さ、痛みがでてきたので、坐骨神経痛をこらえ受診して、乳がんかわかり、そのまま休職継続。
辞めるつもりでいたが、上司と相談し、とりあえず1年休職となった。それはありがたい。
ヘルニアによる坐骨神経痛は本当につらい。立てない、歩けない、座れない。食事も寝たきりで食べていた。
抗がん剤は通院で、リクライニングの椅子で行うのだが、数少ないベッドを使わせてくれている。ケモ室では私は若いほうだというのに…。
坐骨神経痛がなかったらまだ働いていたのかな。
胸の硬さと腫脹と痛みはあったが、食欲もあり、不規則勤務も忙しいときも元気で働いていたから。
ヘルニアがなければ病院にまだ行ってなかったかな。ただ、すでにステージ4だから、早期発見ではないが。
がんとわかったら、抗がん剤はやらない!なんて言っていた(笑)看護師として20年くらい前にみていた抗がん剤をしていた患者さんは、はげしい嘔吐、ヒドイ口内炎など様々な副作用に悩まされていたからだ。抗がん剤に否定的な本も読んだ。
自分は末期ではあるが、やっぱり生きたいと思った。がんと分かってから、抗がん剤を否定的な人に、民間療法や保険適応外の治療をすすめられたが、それらはとにかく高額だし、保険適応外治療のクリニックの費用をみたら、ステージ×100万円というのもあった。あっという間にお金がなくなる。それに、病院で働いている者として、病院の治療を拒否するのもと思い、抗がん剤を受け入れた。ただ、併用して、夫が用意してくれるメシマコブ、田七人参や朝鮮人参エキス、霊芝茶は毎日飲んでいる。夫に感謝。
医学は進歩している。抗がん剤をして数日は倦怠感と胃のムカムカ、食欲はないが、強力な吐き気どめのおかげで吐くほどではない。ただ、もし、坐骨神経痛がなくとも、抗がん剤して1週間はなんとなく調子はよくないから、抗がん剤しながら仕事は無理だったな。
抗がん剤は薬剤師さんが体重から計算したものを調剤する。看護師さんも被爆しないように、ゴーグルと手袋をしている。また、私も抗がん剤して数日は家族が被爆する可能性があるので、トイレなどは気をつけてはいる。私が20年前に取り扱っていたときは看護師が調剤し、ゴーグルも手袋もなく取り扱っていた。しぶきやら飛んだりしていたり、触れていた記憶がある。今思えば被爆しまくりだったな。