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先日、お父さんと人生で初めて『会話』しました
一体何を言っているのかというと・・・
私はお父さんと話すのがずっと苦手でした
なぜかというと
どーせわかってくれない
そんな思い込みが非常に強かったからです
今月、父のお誕生日があるんです
70歳の節目ということもあり、今年は家族でお祝いしたいと「私が」思いました
そこで温泉旅行を計画した
前にお父さんが温泉に行きたいと言っていたから♨️
なかなか捕まらない我が弟の予定も確保できた！
宿の予約も取れた！
でも、主役の父親になかなか連絡できずにいました
「自分のためにお金を使うなんてもったいない！」
照れ隠しなのか知らんけど、今回もそんな風に言って断ってきそうな気がしたんです
だから直接「おとさんのお誕生日会をしようと思う」って言うと断ってくるに決まっている
さて、なんて誘えば来てくれるか悩んだ結果・・・
「ヒロ（弟）が休みが取れたらしいから温泉に行かない？」
突然すぎ（笑）
今思うと嘘が下手すぎて笑える🤣
うちは滅多に家族で温泉なんぞ行きませんから🤣
案の定・・・
「連休明けは休みが取れないし、お父さんはなしでみんなで行ってきなよ」
と、お返事が・・・
私、この返事がきた時にどう思ったと思いますか？
なんと
腹が立ったんですよ😇
私はこう思った
やっぱりお父さんはわかってくれない
私はこの前の温泉旅行の時は日程合わせたのに！！
せっかくお父さんの誕生日会を計画したのに！！
なんなんだよ！！！
でも、ふと思ったんです
あれ？
私、お父さんに本当のことを何も話してなくない？
なぜ温泉に行こうと誘っているのか
何も伝えてないんじゃないか？
あれ？
私、お父さんじゃなくて「自分」とだけ会話してないか？
そこで正直に伝えてみた（LINE）
「実はお父さんの誕生日をしようとヒロ（弟）と話していた
だから温泉はどうかなって思った。
それでも来ないんですか？
」（この圧はどうかと思う）
そしたらお父さんは意外な返事を返してきた
「ありがとう
祝ってくれるなら普通に家でみんなで食事会が良いな
肩こらなくて
せっかく誘ってくれたのに悪いけど、その方が嬉しいな」
私がお父さんに「お誕生日会をしたいから温泉に行こう」と言わなかったのは
絶対に断ってくると思ったから
でも、これって完全に「私の」思いこみ
私は一体誰と話してたんだ？
私はお父さんと会話しているようで全然してなかった
私はお父さんと会話をしているんじゃなくて
私は私の頭の中の妄想と会話していた
お父さんの方を見ているのは目だけで、頭の中にはお父さんはいなかった
それで勝手に
「やっぱりお父さんはいつもこうだ」と拗ねていた
そう気づいたんです
うちの弟にこのことを伝えたら
「ちゃんと言えばわかるよ」と言われました
（じゃあ、お前が言えよw）
今思い返してみると
相手とのコミュニケーションがうまくいかない理由は大体これ
「相手はこうだ」という思い込み
実はこれって、カウンセリング現場でもよく起こる
特に、カウンセリングに慣れてきた2年目、3年目の相談員
だけじゃなくて
経験豊富なベテラン相談員にこそ起こりがちな過ちです
そして
そしてこの現象は、新規のお客様よりも、再来を重ねた長い付き合いになるお客様にこそ起こりがち
私は何度も何度もほろ苦い経験をしたわ
だから仕事では「いつでも新規相談！」は意識していたけども
家族には意識できなかった
いや、近しい人にこそ意識するのは難しいのかもしれない
でも、近しい人だからこそ
自分の頭の中と会話するんじゃなくて、「相手」とコミュニケーションをとる
これって本当に大切なことだな
自分の頭の中だけで会話してたら、そらゃコミュニケーションはうまくいかないわw
お父さんの温泉旅行から気づいたことでした
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