みんな「健康」は欲しいか!?
(そりゃ欲しいよ。当ったり前じゃん。健康第一だろ。)うん、心の声が聞こえる。
じゃ、「健康」でいるにはどうすればいいのか?
不健康を受け入れること。
「まじか?」と思うよね普通。では説明しよう。
健康をあまり意識し過ぎると、ちょっとした体の不調が気になって仕方なくなる。
つまり、不調に対する感度が高くなり過ぎて、「いつもだるい、いつも調子が悪い」となっちゃいます。
さらに進むと、「自分はなんか重い病気じゃないのか?」と疑い始める。もうこうなると立派な「病気」。
そのまま行けば、確実にホンモノの病気になること間違いなし。残念!
これは健康に対する執着が生んだ悲劇(喜劇?)で、俗に言う「健康病」。まあ「病は気から」の典型ですね。
さて、ここで出てくるのが中庸の精神なんです。「まあ、悪くない」と思えるかどうか。そう、別に極端にいい必要はないんです。
逆に極端はまずい。それを求めると晴れてジャンキーな人生が幕を開ける。
だから、健康の基準をちょっとだけ下げてみる。肩の力を抜いて「まあ、いいか」と思う。それだけで、かなり楽になるはず。
実は、あまり調子がいい状態というのも、交感神経が過剰に興奮している異常な状態で、俗に言う「ハイ」。それが証拠に、後でかならずどんよりとだるくなるはず。
そこで、ジャンキーさんは薬に手を出しちゃいます。で、またどんより。で、また手を出す。その繰り返し。いずれ薬に耐性ができて効かなくなって、あとは書かなくてもいいか。
そうならないためにも、良くも悪くもない状態が一番だと思うこと。まさに「中庸」。
もっと言うと、ちょっとだるいぐらいが副交感神経優位、つまりリラックスしている状態なのでベストと言えるかも。
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