あなたは
映画を、一人で見る派ですか？
誰かと一緒に見る派ですか？
（すぐに～派に分けたがるのは
人間の習性だと
SEKAI NO OWARIが歌っていますね）
私は一人で見る派です。
映画だけでなく、
まあまあ一人で動きます。
今日は、だれかと一緒に見た場合の話です。
映画を見た後、
二人で会話している場面を想像してください。
「映画、どう思った？」
と聞かれたら・・・
私だったら
あそこが意外だったよね！
びっくりしたー！
・・・などなど話します。
あるいは、
思ってたほどドキドキしなかった、
あそこがキュンキュンした♡
など
いろいろな言葉がたくさん出てきそうです。
ところが、
「映画、面白かったねー？」
と聞かれたら
先ほど言葉にしたような、
なんとも言えない感覚を
言葉にするのがためらわれてしまいます。
ついつい「うんー」と言ってしまいそう。
一人で映画を見ることが多いので
想像でお話してしまいましたが(笑)
実は、親子の会話でも
同じことがしょっちゅう起こっています。
たとえば、
お子さんが友達と遊んで帰宅したとき。
「おかえりー」
その後、
「楽しかった？」
そう質問すると、
「うん」とおっしゃるお子さんがほとんどです。
「うん」って、
言っちゃうんです。
お子さんは、
もしかしたら、全然楽しくなくて
泣きたいくらい嫌なことがあったかもしれない。
けれども、
「楽しかった？」と質問されると
「楽しい」と、
ポジティブな返事をしないといけないような気になります。
お母さんに
「楽しい」と答えることを
期待されているのを感じるから
お母さんが期待しているのと違う
答えをすると
お母さんが
悲しむんじゃないかと思うから
「楽しい」の枠にはおさまりきらない
自分の気持ちを言葉にするのが難しいから
・・・
だから、きっと
「楽しい」以外の答えのときは、
ちょっと目線を泳がしたり
下の方を向いたりして
「うん」と返事されているはずです。
よく見ていたら気づきますが
何か作業しながら
目を合わさずに話していると
こんなお子さんの様子にも気づけません💦
これは、一見、
対話しているようなんですけれど、
大人が一方的に喋って
お子さんはそれに合わせたあいづちをしているだけなんですよね。
お子さんと対話をしようと思うなら
「どうだった？」
「何をして遊んだの？」
とフラットな質問をしてみてくださいね。
ポジティブな質問には
ポジティブなあいづちが返ってくるだけですよー
お子さんの性格タイプを知って
特性に合わせた会話をしてくださいね。
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