【青春18きっぷの旅】中央西線を使わずに松本(長野)から京都に普通列車だけで1日で帰れるのか? | トラベルライター・歴史研究家・英語/ドイツ語トレーナー 山内一輝のブログ

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トラベルライターとして、歴史・旅行に関する執筆・講演活動をしている山内一輝(山内かずてる)のブログ。個人事業主向けにプロフィール・個人活動冊子の文章作成も手掛けています。英語・ドイツ語を教えていた経験あり。国内外問わず、城や古い街並みを巡るのが好き。

2021年のお盆の大雨で、名古屋と塩尻(長野)を結ぶ中央西線が運休になっていました。

今日、無事全線で運航再開するそうです。

 

その大雨の最中の8/14に、私は松本(長野)にいました。その日は朝から塩尻から名古屋方面の運休が決まっていた状態でした。

 

大雨が続くであろう状態で、午後まで名古屋方面へのバスもない状況でした。

松本から抜けられるのは東のみ。そこから京都方面へ帰ろうという日でした。

 

その時に考えていたことは以前にブログでまとめました。

 

 

その時の旅程について、ネタとして記録に残しておきたいと思います。


もっともこんな旅程に需要は全くないかと思いますが。(笑)


 

7:12 松本(長野)発 甲府(山梨)行

 

 

松本駅の行き先案内が半分しかついていない状況。

雨脚は強くなるばかりのため、朝7時過ぎには松本を出ることにしました。

 

 

9:00 甲府(山梨)着 

9:17 甲府発 高尾(東京)行

 

 

2時間ほどで、甲府に到着です。

静岡から長野に向かう時に途中下車して観光していました。

武田神社 / 甲府城 / 昼食:おざら

 

ここから身延線に乗れば、静岡方面に早く抜けられます。

しかし、全国的に大雨だったのもあり、山間部を早く避けるために更に東京方面に向かいます。

 

 

10:55 高尾(東京)着

11:00 高尾発 東京行

 

 

松本から4時間かけて、高尾に到着です。

ここまでくれば山間部を一通り抜けたので一安心。

関東方面も雨脚が強かったです。

 

ここからはしばらく、短い時間での乗り換えが続きます。

 

 

11:05 八王子(東京)着 

11:09 八王子発 桜木町(神奈川)行

 

 

2駅で八王子。東海道線へ早く向かうには、ここで横浜線へ乗換です。

5分ほどの乗換時間なので、写真だけ撮って乗車です。

 

 

11:21 橋本(神奈川)着

11:56 橋本発 茅ヶ崎(神奈川)行

 
 

このまま同じ列車に乗っていれば、横浜あたりで乗り換えれば、熱海まで行けます。

ただ、このまま横浜まで行こうが、相模線に乗り換えようが熱海に着く時間が同じなので、

橋本(神奈川)で降りて、相模線に乗ることに。

 

それに、橋本で降りなかったら、ご飯がどんどん遅くなりそうだったので。

 

 

しかも、降りたホームの目の前に日高家があるとかいう状況。(笑)

それで早めの昼食になりました。

 

 

 

12:56 茅ヶ崎(神奈川)着

13:01 茅ヶ崎発 熱海(静岡)行

 

 
橋本から1時間かけて、終点の茅ヶ崎へ。
ここから東海道本線に合流です。

 

 

14:01 熱海(静岡)着

14:37 熱海発 浜松(静岡)行

 

 
茅ヶ崎から1時間かけて熱海に到着。
こうやって乗ってみると、東京~熱海間は意外に遠いのだと実感します。
 
松本出発から7時間。
塩尻~名古屋間が繋がっていれば、そろそろ京都に着いていてもおかしくない時間です。
さすがに少し休憩です。

なお、熱海駅前は人でごった返していて、大きい荷物を背負って歩くには、なかなかしんどい状態でした。
 
 
 
熱海に来ると思わず色んな列車を撮ってしまいますね。(笑)
 
 
今回は浜松行きの列車を狙っていました。
ロングシート(通勤型車両)でしたが、まあ、仕方ありません。ここから3時間弱の旅になります。
 
以前に、18きっぷの旅で東海道本線を行くとどうなるのか、記事を書きましたが、
通常は、静岡県内であと1回乗換が必要なケースが多いのです。
乗換の手間を考えたらこっちの方がいいですので。
 
 
 

写真:天竜川
 

静岡県内で、富士川・安倍川・大井川・天竜川と大きい川を渡ってきましたが…

どこもこんな状態でした。

 

実際、この天竜川の上流にある諏訪湖も水があふれて、この時間には中央東線も一部運休になりました。

また、飯田線では一部橋の橋脚が歪んで、今も一部運休が続いている状態ですから。

 

 

17:16 浜松(静岡)着

17:25 浜松発 豊橋(愛知)行

 

 

浜松(静岡)到着です。

 

この時点で関西方面が大雨のため、安全のため名古屋泊は決めていました。

 

浜松で少し休もうかと思いましたが…

愛知県・静岡県の「蔓延防止措置~」で20時までに食事を済まさないといけないことに気づき、

すぐの列車に乗り換えます。

 

 
 
浜名湖です。
天気が悪いのもあるのですが、今年4月の時に来た浜名湖と比べても水が来ている感じです。
 
 

17:58 豊橋(愛知)着…

 

 
豊橋に到着してショッキングなことが。
岐阜から向こうの東海道本線が運休になってしまい、快速列車が全てなくなりました。
この時点で、この日は18きっぷでは京都に戻ることが完全にできなくなりました。
 

もし列車が動いている状況であれば、豊橋で食事を取っても…

19:02 豊橋発 米原(滋賀)行

21:09 米原着 ⇒ 21:13 米原発 姫路(兵庫)行

22:22 京都着

と言った具合に、京都にたどり着けます。

(松本からだと15時間かかる計算になります。)

 

どっちにしても、20分後にしか普通列車が来ないですし、普通列車の所要時間を考えると豊橋で食事を取ることが確定しました。

 

 
チャオのあんかけスパです。
豊橋に来たら食べて欲しいものの1つです。
 
 
 

18:54 豊橋(愛知)発 岐阜(岐阜)行 

 

 
普通列車で豊橋~名古屋を行くとかいう、通常の18きっぷの旅ではやらないことを初体験と相成りました。
この時点で、名古屋までどのくらい時間がかかるのか調べていませんでした。(笑)
 
まあ、名鉄は特急が走っていたので、そちらに乗る方法もあったのですが、
ここまできて乗るのは何か負けた気がするのでJRの普通列車で向かうことに。
 
ともあれ、無事に名古屋まで着くことを祈って。

 

 

20:28 名古屋(愛知)着…

 

 
 

通常であれば松本~名古屋は普通列車で4時間半ほどです。

それを13時間あまりかけて、名古屋に到着しました。

 

飲食店も開いている訳でもないので、ビールとつまみだけ買って、ホテルに直行しました。

 

537キロ、普通列車に乗り続けるとかいうなかなかおかしい状態でしたが無事でした。

時間的に可能なのは分かっていても、通常であればまず乗らないルートです。

おそらく、こんな無茶な旅程を通常の計画で組むことは、今後ないことかとは思います。

 

なお、翌日の朝は、長距離移動の疲れが残っていたのもあり、ゆっくりめに名古屋を出発しました。(笑)

 

 

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