実家には母親が子供の頃に購入したというYAMAHAのアップライトピアノと、今は電子楽器から撤退したパナソニックの電子オルガン「テクニトーン」がありました。

 

私もテクニトーンを習っていて、その影響でピアノも弾きます。

 

しかしこのアップライトピアノはタッチが好きではなく、

学生の頃は木目調の色が好きではありませんでした。

 

1996年製のテクニトーン最終機種も、既にダイヤルスイッチの挙動がおかしく、液晶画面も変色を始めています。部品も出ません。

県民共済は工期が長いので楽器の保管料もかなりの出費。

テクニトーンもピアノも処分して、新しく綺麗なアップライトピアノの購入も考えましたが、色々と母親の思い出もあるので、今回は処分せずに保管する事にしました。

 

引っ越しも必要な為、楽器と引っ越しの両方を得意とする業者にお願いする事も考えましたが、「物」ではなく「楽器」として扱ってほしい為、ピアノ専門業者にお願いする事にしました。

 

今回お願いしたのは、さいたま市にある「佐藤ピアノ」にお願いしました。

 

 

 

預けている間に調律とクリーニングもお願いしました。

テクニトーンは2階搬入の為、クレーンで窓から入れますが、入念に下見もして頂き、建物や楽器が傷付かないように保護もしっかりと行ってくれました。

スタッフの対応も良く、安心してお願い出来る業者です。

 

調律とクリーニングが終わったピアノはピカピカになって帰ってきました。

職人さんが丹精込めて綺麗にしてくれた感じがするからでしょうか、

あまり好きではなかった木目調のピアノは、綺麗に磨き上げられて甦ると、不思議と傷を含めて味があるように感じます

建て替え前は4畳のユニット防音室に押し込められていましたが、今回は10畳のリビングに開放されました。

調律されたピアノは音も綺麗になりました。

リビングは音が響くので、とても透明感のある綺麗な音に甦りました。

ペダルや金属部分やロゴが錆びで黒く汚れていましたが、ピカピカに輝いています。

 

見た目が綺麗な料理は美味しそうなのと一緒で、綺麗なピアノはそれだけで良い音に感じますし、弾いていて気持ちが良いものです。

 

機会があれば調律だけではなく、クリーニングもお勧めします。

暫く更新をサボっていました・・・。
県民共済住宅から提示されていたスケジュールに遅れる事なく、上棟103日目で完成引き渡しとなりました。
施主検査は2日前に行いました。細かな傷とフローリングの盛り上がりを指摘。
キッチンの仕切りドアの色が、ネオホワイトとブラウンの色間違い指摘。
 
完成引き渡し後の外構工事は監督の紹介で、緑エクステリアさんに担当頂きました。
外構仕様について、適格にアドバイスを頂き、連絡も密で見積も早い。
工事も工期も全く問題無くスムーズに工事は進みました。
土間コンクリートの面積は大きいですが、ムラも殆ど無く、刷毛仕上げも綺麗、契約時から変更となったサイクルポート加工も理想通り、工事終了後の清掃も、担当スタッフさんも現場職人さんの人柄も、全てが素晴らしい業者でした。
 
土間コンクリートを大きく取った駐車場は、普通車1台と軽2台の3台を駐車出来ます。軽自動車だけなら4台行けそうです。
門はアコーディオンタイプ、宅配ボックス付き機能門柱です。
色はYKKAPで全て揃えているので、玄関ドアと揃います。
 

雨避けを含めてサイクルポートをバルコニーと被る様に設定しました。

柱はハイタイプを選択して、バルコニーの高さ、雨樋との干渉を配慮した設置をお願いしました。

 

シューズクロークを作ったので狭くなった玄関です。

それでも廊下の入口にドアを設置しました。

虫避け、外気避け、屋内の音止め、来客者からのプライバシー保護、

を目的としています。

この玄関床面積に対して、下駄箱と屋内ドアを設置すると、かなり狭くて危険ではないかと、設計士と県民共済住宅側の図面チェック時に、指摘された箇所です。

現場大工さんにも、ドアを付けないから早めに決める様に言われていました。

 

最後まで不安でしたが、設計士さんが床と土間の境を調整してくれた事もあり、完成した結果を見ると実用上では全く問題ないと感じます。

そして期待したドアの効果は、全てに貢献してくれています。

 

1階のリビングですが、写真ではタイルカーペットが敷かれて、アップライトピアノが搬入されています。

ダイケンハイドアは解放感と天井が高い様な錯覚も与えてくれて、選択して良かったと思います。

 

リビングに設置するピアノの音止めを期待して、プラマードUという内窓を設置しました。レールも枠も全て柔らかい樹脂で、剛性も低く軽く、防音性能は低いと思いましたが、この窓一枚でピアノの音はかなり小さくなります。確実に音と熱を防いでくれて、設置して良かったオプションです。

 

こちらはダイニングキッチンですが、外構工事終了後にエアコン屋外機を付ける為、キッチンに一時保管されています。

家事導線と空間を重視した為、対面キッチンは採用しませんでした。

 

こちらは脱衣所の棚に設置した乾太くんスタンバイ設備。

ガスコンセントとアースコンセントが設置棚下に設置されています。

普段は隠れていますが、乾太くん採用時には、棚の穴から配線を通せる様になっています。

また排気管の壁穴あけも先行して行ってあり、設置する場合は建物本体工事不要としました。

 

階段下は収納スペース。電灯と空気循環の為に換気扇を設置しました。

 

2階洋室は解放感よりもプライバシーを重視して小窓仕様です。

我が家は東西南北全てに家があり、窓の向こうはお隣さんの窓やバルコニーがあります。 実家の頃は横滑りだし窓の向きは、殆んど開けませんでした。

ただし横滑りだし窓は、もう少し高さがあって良かったと反省です。

この辺りもYKKAPのショールーム等で相談に行っていれば、的確なアドバイスが貰えたのではないかと思います。

 

寝室にはバルコニーの出入りの為に掃き出し窓が採用されています。

シャッターはもちろん電動です。

 

こちらは4.5畳のウォークインクローゼットの予定でしたが、途中から書斎へ変更。最終的には趣味部屋として、音配慮ドアも設置した簡易防音的なお部屋に変更しました。

音配慮ドアは音を通さない=空気を通さないドアの為、このお部屋だけ三菱のロスナイによる独立吸排気をしています。

また大工さんが廃材を使用して、吸音効果を高めてくれました。

同時に天井の壁紙を、洗面所やトイレで採用されているロックウール吸音材にしています。

 

吸音処理はしていますが、防音処理はドア以外していないお部屋ですが、思ったよりも遮音効果は高いお部屋となりました。

しかし音配慮ドアは、基本的にドア下の隙間を、ドアを閉めた時に埋めてくれるドアで、防音ドアの様に厚いパッキンで強い気密性を確保する訳ではありません。職人さんに出来るだけ隙間が出来ないように微調整して頂きましたが、やはり防音という面では弱いです。

例えドアだけだとしても、A防音扉を採用するべきでした。

 

窓が少なく更にALC外壁の効果なのか、屋外への音漏れは非常に少なく安心しました。

 

これからお引越しです。

早く新しい住居で生活を始めたいです。。。

 

足場も外れて、いよいよ完成に向かっています。

雨樋とエアコンカバーは監督の奨めもあって、色分け予定でした。

しかし工事現場へ連絡がうまく行かなかったのか雨樋が黒一色に・・・。

結局それに合わせて、エアコンカバーも黒一色にしました。

それほど違和感も無いので良しとします。

 

仮設ポールから供給の電源も撤去され、家本体に電気が接続されました。

屋内の電気が付くと、家に命が宿った様に感動します(笑)

こちらは10畳で設計したリビング。

造作部分があるので、実質8畳です。

マイホームデザイナーではこのイメージでしたが、改めて良く出来たソフトなんだと感心してしまいます。

テレビボードの後ろはエコカラットにしたかったですが、テレビとスピーカーを置くと見える面積が小さいので、タイル調壁紙で済ませました笑い泣き

でも質感は悪くないと思います。

我が家はショールームには行かずに、全て県民宮原のカタログで選んでいます。

オプションクロスの超小さなサンプルカタログでしか見ていません。

監督に「この壁紙はネイビー色ですが大丈夫ですか?」と聞かれましたが、実物はほぼ黒です。

質感も悪くないので結果オーライですが、壁紙は小さなサンプルで見るのと部屋に貼られた全然イメージとでは、全然違います。

 

あえて対面にしなかったキッチン。やはり窓が高いですよ~笑い泣き

まぁ開ける事も出来る採光窓という事で。

この位置では、背の低い嫁には西日が眩しいかも滝汗

 

1階トイレは気持ち大きく取りましたので、余裕があります。

クロスはオプションの消臭機能付き。

階段を上がると、県民標準そのままの洗面と釣り戸棚(笑

階段を上ると正面洗面鏡に自分が現れます(笑)

階段を逆回りにすれば良かったかも知れません。

 

我が家はパナソニックを選択していますが、洗面に関しては水栓仕様を含めて、リクシルの方が機能的にも良いと思います。

我が家は私がリクシルという会社が大嫌いなので、それだけでパナソニックにしましたニヤニヤ

キッチンはタカラ、窓はYKKAP、トイレと風呂はTOTOで迷い無し。

 

2階トイレも窓無し仕様です。

大工さんはお風呂は窓無しで良いけれど、トイレはFIXでも窓があった方が良いんじゃないの?という意見でした。閉鎖感はあるかも知れません。

東西南北に家がある悪条件の我が家。

横滑り出しの向こう側には、お隣さんの引き違い窓があります。

窓が小さいので、こちらも開放感はありませんが、プライバシーと断熱重視の選択でこの窓にしました。

縦滑り出しも真ん中にFIXを採用して3枚でも良かったのですが、こちらも構造的に柱を抜きたくなかったので2枚です。

なおFIX窓でしたら1万円位で追加出来ます。

 

高所用横滑り窓はオプションで5万円もしました。

引き違い窓でしたら追加料金無しなので、電動シャッターまで付けられます。

引き違いにするか、横滑り出しにするかを迷いましたが、気兼ね無く暮らしたいので、横滑り出しにしました。

 

いよいよ来週は内覧と引き渡し予定です。

 

我が家はALCパネルを選択しました。

ALCは塗装がされていない為、現場塗装となります。

吸水性があり、防水の全てを塗装任せにするALCパネルですので、塗装職人さんの腕に外壁の寿命がかかっていると言っても過言ではないかと思います。

その点、工場塗装で品質の安定しているサイディングは安心かも知れません。

 

塗装職人さんとはお会い出来ていませんが、非常に丁寧に綺麗な仕上がりとなっていました。

 

最初はバルコニーの下部で色分けをする予定でしたが、横FIX窓の途中で色分けになる事と、ALC職人さんの意見で、色分けラインを上げた方が安定感が出るのでは?と聞き、色分けラインを上げました。

 

元々は地面に近い部分の汚れや、キッチン換気扇の油汚れが目立たない様に、濃い色を下にしました。

キッチンの換気扇の排気口が以外と高い位置に付いていたので、色分けラインを上げた事により濃い塗装に入るようになり、結果的にも上げて良かったです。

 

使われているのは大橋化学工業のシャイニートーンです。

旭化成純正塗料ではイベリアンという商品名ですが全く同じだそうで、旭化成建材取り扱い商品名はイベリアンとなり、製造元の大橋化学扱いはシャイニートーンだそうです。

 

日の入り後の撮影なので暗くなってしまいました…。

壁紙が綺麗に貼れる様に、石膏ボードのネジや繋ぎ目にパテが入りました。

カップボードも入りました。

コの字ではなく、L字にしました。

解放感重視の為と、必要と感じた際にエアコンを付けられるように、下地とエアコンコンセントを用意してあります。

L字にする為に吊戸棚をキャンセルしていますが、返金は無いとの事ですえーん

 

キッチンも入りました。

我が家はタカラスタンダードのキッチンを選択しています。

タカラスタンダードは単価が高いそうで、リクシルやクリナップでは標準で付いてくる吊戸棚が、タカラスタンダードだけはオプションですえー

 

しかし横滑り出し窓の位置が高すぎます滝汗

嫁は背が低いので、踏み台が無いと開けにくい。

なんでこの高さにしたのか思い出せないのですゲッソリ

 

壁紙が入ると、また違った雰囲気になりそうで楽しみです。

上棟日からお世話になってきた大工さんも本日が最終日です。

設計図通りに作るだけではなく、細かく指摘確認をしてくれて、一緒に家作りをしてくれる大工さんで、本当にお世話になりました。

 

下駄箱も付いた玄関ですが、やはり狭いですね~。。。

こちらは設計士からも、その後の県民共済のチェック時にも、少し狭くないか?と指摘されました(笑)

シューズクロークに026サイズの縦滑り出しスリムを採用していますが、北側窓だけあって採光不足感は否めません。

 

1階リビングの造作も進んでいます。

本日、南海プライウッドのテレビボードも造作されます。

棚幅に合わせて大工さんがカットしてからの取付と、一手間お願いする事になります。壁ふかしでスペースが取られていて、配線等通せるようにしてあります。

窓はFIXです。

 

階段は二階から降りた部分に踊り場があった方が良いという設計士の配慮で、この様な階段仕上げとなっています。

そして踊り場下には床面積が大きくなる為に、補強も入っています。

 

二階の寝室は8畳です。

1階リビングとこちらの部屋のみ、引き違い窓を設定しています。

標準サイズですが、YKKAPの樹脂窓は結構重いです。

現在はトリプルガラスで更に重量が増しているそうですから、ハンドルを付けるのも良いかも知れません。

 

子供部屋は滑り出し窓の設定ですが、やはり閉鎖感が出てしまいますね。

我が家は東西南北に家があります。

特に横滑り出し窓の向こうは、お隣さんの引き違い窓と重なります。

遠慮して開けない窓にするよりは、遠慮しないで開けられる窓が良いと判断して、

高所の横滑り出し窓を採用しました。

 

こちらは納戸予定だった場所を、私の趣味部屋に変更しました。

標準のドアはお部屋の換気をする隙間がある為、隙間から音が駄々洩れです。

このお部屋は音楽を聴けるように、隙間を埋めるパッキン付きの音配慮ドアを設定しました。

手前のドア枠が寝室のハイドア。右の低いドア枠が音配慮ドアです。

音配慮ドアにはハイドア設定が無いので、ここだけ標準高のドアになります。

並ぶと結構な違いです。

 

また音配慮ドアは気密パッキンが付き換気が出来ない為、換気計画がアウト。

ロスナイ換気による独立換気を採用する必要がありました。

また少しでも音に効果があればと、大工さんが廃材のグラスウールを屋内側の全ての壁に入れてくました。

天井にはトイレや洗面所で標準で使われるロックウール吸音ボードを設定しています。追加料金無しで施工可能でした。

 

最近はバルコニー不要論が多く聞かれます。

防水メンテンナスにお金がかかる。

洗濯干しは1階で可能。

布団を干したいならば、布団干しバーで十分等が理由です。

県民共済では2坪までは追加料金無しでバルコニーが付けられます。

付けなくても差額返金はありません。

我が家は嫁の要望もありバルコニーを採用しました。

 

なおバルコニーの県民共済仕様は、排水管が詰まったりして溢れた際に、屋内に水が浸入するのを防ぐオーバーフロー管がありません。

ただしこのサイズでも排水管は2か所付く為、2か所とも詰まらない限り大丈夫という事だそうです。

心配な方はオーバーフロー菅を追加出来るか確認した方が良いと思います。

 

バルコニーもALCが付いて全てシーリングされます。

内部はこの様になっていて、バルコニーの床下に設けられた通気口と、壁面下部に設けられた板金部分から空気が出入り出来る様になっています。

ALCは厚みがあるので、サイディングより使える実寸が少し小さくなる様です。

バルコニー下部の板金通気口との間で空気が抜ける様に設計されています。

 

こちらは1階の壁内部通気口です。

ALCの壁は全ての繋ぎ目と隙間がシーリングされます。

水切り板金の上までシーリングされて、お家全体が外壁のジャンパーを着たような状態になります。

壁内通気は全て通気口から入り通気層を通る事となります。

 

今後は設備屋さんが入り、トイレやキッチン等の設備が取り付けられ、壁紙屋さんが入り、引き渡しは12月12日の予定となりました。

外構屋さんもスケジュールを密に取ってくれて、予定通りに引き渡しが終われば、13日から外構工事に入れるように調整してくれました。

外構まで全ての工事が終わるのは12月30日となりました。

 

お引越しは来年にゆっくりしようと思います。

インターネット開通工事を含めて、全ては落ち着くのは1月下旬になりそうです。

外壁工事が入りました。

ALCの外壁がはられています。

胴縁にALCが付くと、水切り位の厚さになっていました。

水切り板金が防水シートの下に入っている事も重要なので要確認です。

防水シートも固定が甘いと、壁内部を通る風に防水シートが「ブーン」と羽の様な音を立ててしまう事があると聞いたので、監督に相談したところ、タッカーが甘いところは増し打ちして防水テープをしっかり貼ってくれることになりました。

 

ALC同士の隙間は今後シーリング材が入ります。そしてその上から塗装されます。

ALCの板の間は隙間が無いので、大きな地震等の建物の動きに欠けが発生しそうでちょっと怖いです。

この部分はALC板をカットした部分なので、内部の鉄筋が見えています。

塗装メンテナンスや施工が悪く、この鉄筋が錆びると爆裂とか起こすのでしょうか。

 

玄関周りの水切りはもう少し後でしょうか。

 

ALCの製造は2022年10月5日???

出来立てホヤホヤのパネルみたいです。

 

少し大きくとったクローゼットです。

上部には24時間換気システムの点検口が付きます。

パイプはもう少し上下段を付ければ良かったような気がします・・・。

 

 

 

前回でも紹介しましたが、県民共済住宅も1階お風呂の場合はユニットバスの下が外気になる為、壁に外気が入る事による結露を心配しました。

監督に確認したところ、気密パッキンを入れて気密テープで塞ぐ事で、内部に外気が入ってくる事を防いでいるとの事でした。

ユニットバス施工時に確認出来れば良かったのですが、既に完成しているので、きちんと施工されている事を願うしかありません。

機会があれば、人通口から入って確認するしかないかも知れません。

この下にパッキンと気密テープが入っているらしいです。

建築現場に伺ったところ、外壁屋さんが来ていて顔合わせ。

来週から外壁が貼られていきます。

私の外壁はALCかサイディングの選択で、私はALCを選択しました。

 

 

 

外壁屋さんのお話では、ALCはシーリングの上に塗装する関係で硬化期間が必要だし、ALCには塗装がされていないので塗装屋も必要。

またALC用の塗料も高耐久の物で高価だし、塗装手順も複雑。

塗装が終わるまで足場の解体が出来ない為、足場を外すまで時間が必要。

塗装も天候が重要な為、工期も天候に大きく左右される。

 

対してサイディングは工場で塗装済なので、外壁を貼ってシーリングをすれば完成。

塗装屋も必要無いし、工場での塗装は天候にも左右されずに品質も安定。

足場も直ぐに外せるから別の現場に行ける。

全然コストも効率も違う物を、今までは同額で選択出来た事に無理があるそう。

 

最近はサイディングの品質が上がっているものの、16mm厚サイディングは結構重くなったし、ALCの方が外壁材自体の遮音断熱性能がかなり高い。

塗装メンテナンスさえすれば板自体の寿命は大きく伸ばせるので、工事関係者としてはALCの方がオススメとは言ってくれました。

 

外壁材の重量では

  • 窯業サイディング 16mm厚 18kg/㎡
  • へーベルパワーボード 37mm厚 22kg/㎡
  • ベーベルパワーボードNEXT 37mm厚 16kg/㎡

県民共済住宅ではまだ選べませんが、

新しいNEXTというへーベルパワーボードはサイディングより軽いそうです。

空気層が増えたのでしょうか。

へーベルパワーボードも進化している様です。

 

胴縁が付きALCが固定されます。

以前の仕様では胴縁が無かったこともあったそうですが、空気層を確保して家の寿命を高める為にも、現在は胴縁仕様だそうです。

 

こちらはカップボードとキッチンの吊戸棚の場所ですが、隙間が出来ないように造作されています。

キッチンの吊戸棚の方は指示が無い部分だそうですが、キッチンに付けた窓の高さと、吊戸棚とキッチンユニットとのバランスを位置合わせをする為に、大工さんがこだわって調整してくれたそうです。

他にも断熱材の施工方法も、県民指定方法だと寿命に影響が出ると手を加えてくれている部分もありますし、防音の為に手を加えてくれた部分もあります。

 

担当大工さんは、ただ設計通りに組み立てれば良いという方ではなく、見た目の美しさと素材や設計を活かせる方法を考えて家作りをしてくれています。

どう使われるか、どう見えるか、どうすれば使いやすいかまで、一緒に想像して家作りをしてくれる最高の職人さんで、県民共済住宅でここまでしてくれる大工さんが来てくれるとは思いませんでした。

 

外壁屋さんとも、仕事の付き合いが長いみたいで「彼は確かな腕を持つ間違いの無い大工だけど、仕事が丁寧過ぎるんだよ!」と笑っていました。

 

パントリー部分も出来ていました。

左側は小物入れとして棚を付けて、右側はペットボトルやペーパー類を置くスペースとして、稼働棚は付けていません。

 

トイレには標準でタオル掛けが付いてきますが、我が家はトイレ内には便器も含めて手洗いが一切ありません。

その為、外の洗面器の横にタオル掛けを移動していますが、きっちりメモが入っていました(笑)

 

県民共済住宅標準仕様のユニットバスです。

お風呂の壁には標準仕様で断熱材が付きます。普通はオプションだそうです。

どんな断熱材なんだろうと思ったら、薄い発泡スチロールでした。

 

1階がユニットバスの場合、風呂釜が入るので床断熱を入れる事が出来ません。

その場合、ハウスメーカーによってはユニットバス部分だけは、気密パッキンに基礎断熱を施す会社もあるようですが、県民共済住宅は通気パッキンの床断熱無しでユニットバスが外気温に晒されることになります。

県民共済住宅仕様だと、通常メーカーオプションの断熱材が標準で付いていますが、実は必須という事も言えるかと思います。

 

更に言えば、ユニットバスの床部分でしっかりと気流止めをしないと、周辺の全ての壁と天井にも断熱材を入れなければ、欠損部分になってしまうと言うことになります。

 

 

 

こちらで床断熱の難しさとユニットバスを語られています。

まさに県民共済住宅の仕様ですね・・・。

これが2階お風呂の場合は、ユニットが外気に晒されなくなるので、断熱的には問題がなくなります。

 

2階にバルコニーと寝室を設置する場合は、洗濯導線も優れますし、お風呂の下にキッチンを配置すれば、配管の洗浄にも優れそうです。

高断熱オプションを入れて断熱にこだわる方は、2階お風呂も検討した方が良いと思います。

今から設計するなら、色々な考え方が出来そうですね・・・

 

内部も着々と工事が進み、完成が段々と見えてきました。

 

埼玉県民共済住宅で建築をするには、埼玉県民共済の組合員でなければなりません。

なので申し込みは必須です。

現在、新型県民共済に2口加入しています。

 

私は鼻中隔湾曲症という鼻の左右を分けている軟骨が曲がっていることにより、左の鼻が殆ど通っていない状態でした。これを改善する矯正手術に、去年埼玉県民共済から支払いを受けました。9日入院で42万円の給付でした。

保険金を請求するには、普通は保険会社専用書式の診断書が必要になりますが、埼玉県民共済では組合員が記入する申請書に診療明細を添えて郵送すると、1週間で入金されました。

埼玉県民共済は、払い込み免除特約や、大きな一時給付金の様な特約はありません。事故死では大きな一時金支払いがありますが、病死は少ない等、保障が薄い部分はありますが、埼玉県民共済は加入の検討はありだと思います。

 

県民共済は、組合員の支払った保険料から、必要経費と保険給付金を引いた残りを、毎年割戻金として返金されます。

埼玉県民共済は4割以上返金されていましたが、今年はコロナの自宅療養も入院給付金対象として支払われていたので、どの位戻るのか気になっていました。

今年は26.75%の返金でした。

 

たしかに少なくなりましたが、それでもこれだけ返金出来るんですね。

保険会社の保険料には、保険給付等の保障を実行する為に必要な純保険料に、保険会社運営の為の費用である付加保険料が加算されていますが、その割合は日本の生保は公開していません。

 

生保レディーが販売するような保険商品は、付加保険料が半端ないんでしょうね…

県民共済住宅では、立体的なパース図を作成してくれませんが、契約時には四面図は出ます。もちろん設計上では正確な四面図のハズですが、今回は外壁の色分けと窓の位置に、四面図と異なる不具合が発生。

大工さんが気付いて監督に連絡してくれました。

 

四面図ではこの様になっています。

1階玄関の横にある、リビングの横長のFIX窓を高く設定しています。

 


契約前から使っていたマイホームデザイナーで作ったパース図でも、バルコニーの下端と玄関軒下を揃えて、塗分けをする予定で話を進めていました。

 

しかしバルコニーにボードを張る関係等で、バルコニーの下端が四面図より下側に来てしまい、玄関の軒下をバルコニーの下端の高さに合わせて造作すると、横長のFIX窓が飛び出てしまう形になってしまいました。

 

この部分は造り付けのテレビボードの上の窓で、窓の位置を高めに設定した事も原因の一つですが、四面図には反映されていなかった可能性もあります。

 

今更窓を下げるのも大変ですから、塗分けの位置を変える事にしました。

塗分けをするにも1階の比率を大きくした方が、見た目の安定感が出ると判断して

梁上端付近での色分けに変更しました。

 

まだ外壁も貼られていませんが、大工さんが細かい部分まで気付くと、即監督に報告してくれます。

そして監督も非常にマメに連絡を取って下さるので、色々と助かっています。

 

破風板・雨樋・軒天・屋根通気口が付きました。

雨樋の固定器具は、ポリカーボネート製?の透明樹脂でした。

耐久性はどうなのでしょう。。。

 

屋内は壁断熱材が貼り終わり、石膏ボードとクローゼットの取付に入っています。

ここは私が趣味部屋に変更した4.5畳の納戸スペースを下から撮影しています。

防音室まではしていませんが音楽は聴きたいので、大建の音配慮ドアを後から選択したところ、パッキン付きドアの為、換気計画に支障が出る事に・・・。

ロスナイによる独立吸排気を後から設計変更で付けています。

音配慮ドアとロスナイ換気に換気計画再申請と、相当な出費になりました・・・。

 

天井はトイレで標準仕様のロックウール吸音ボードにしました。

こちらは追加料金無しで設定出来ました。

更に気を効かせてくれた大工さんが、グラスウール断熱材の余り等の廃材になる部分を使い、お部屋全部をグラスウールで巻いてくれました。

その為に屋内側の壁にもグラスウールが入っています。

 

屋内の吸音とは違い、防音は質量のある専用建材無しで実現は難しいでしょうから、どんな感じの音漏れレベルの仕上がりになるのかは、また完成後に書いてみます。

 

 

出勤前の朝に現場に寄って屋内を確認しました。

断熱材の検査が完了して、24時間換気ダクト・電気配線・制震デバイス・ユニットバスが設置されていました。

電気配線に関しては、監督に柱に穴をあけるのか?と心配して聞いたところ、

場所によっては、柱に穴をあけると回答されていました。

しかし殆ど穴をあけずに配線が通っていました。

梁等に沢山穴をあけて配線を通しているブログも見ていたので一安心です。

 

 

 

 

制震デバイスも装着されました。

家の中心付近に、たすき掛け2か所と、片筋2か所の4か所に制震デバイスが入ります。

 

キッチンスペースです。換気扇ダクトが大きいです。

タカラスタンダードですが、吊戸棚を追加しているので、パネルも入ります。

特にこだわりの無いTOTOサザナのユニットバスも導入されました。

シャワー側はミディアムウッド等、少し濃いアクセントを入れれば良かったかな…

掃除をしやすいように、カウンターは取り付けませんでした。

 

脱衣所には、後から追加で幹太くんを後付けしたくなった場合に、機械だけ購入で簡単に導入出来る様に、アースコンセント(配線決定後の後付けで約1万円)とガスコンセント、排気ダクト管の先行処理、設置棚奥行変更をお願いしました。