県民共済住宅では、立体的なパース図を作成してくれませんが、契約時には四面図は出ます。もちろん設計上では正確な四面図のハズですが、今回は外壁の色分けと窓の位置に、四面図と異なる不具合が発生。

大工さんが気付いて監督に連絡してくれました。

 

四面図ではこの様になっています。

1階玄関の横にある、リビングの横長のFIX窓を高く設定しています。

 


契約前から使っていたマイホームデザイナーで作ったパース図でも、バルコニーの下端と玄関軒下を揃えて、塗分けをする予定で話を進めていました。

 

しかしバルコニーにボードを張る関係等で、バルコニーの下端が四面図より下側に来てしまい、玄関の軒下をバルコニーの下端の高さに合わせて造作すると、横長のFIX窓が飛び出てしまう形になってしまいました。

 

この部分は造り付けのテレビボードの上の窓で、窓の位置を高めに設定した事も原因の一つですが、四面図には反映されていなかった可能性もあります。

 

今更窓を下げるのも大変ですから、塗分けの位置を変える事にしました。

塗分けをするにも1階の比率を大きくした方が、見た目の安定感が出ると判断して

梁上端付近での色分けに変更しました。

 

まだ外壁も貼られていませんが、大工さんが細かい部分まで気付くと、即監督に報告してくれます。

そして監督も非常にマメに連絡を取って下さるので、色々と助かっています。

 

破風板・雨樋・軒天・屋根通気口が付きました。

雨樋の固定器具は、ポリカーボネート製?の透明樹脂でした。

耐久性はどうなのでしょう。。。

 

屋内は壁断熱材が貼り終わり、石膏ボードとクローゼットの取付に入っています。

ここは私が趣味部屋に変更した4.5畳の納戸スペースを下から撮影しています。

防音室まではしていませんが音楽は聴きたいので、大建の音配慮ドアを後から選択したところ、パッキン付きドアの為、換気計画に支障が出る事に・・・。

ロスナイによる独立吸排気を後から設計変更で付けています。

音配慮ドアとロスナイ換気に換気計画再申請と、相当な出費になりました・・・。

 

天井はトイレで標準仕様のロックウール吸音ボードにしました。

こちらは追加料金無しで設定出来ました。

更に気を効かせてくれた大工さんが、グラスウール断熱材の余り等の廃材になる部分を使い、お部屋全部をグラスウールで巻いてくれました。

その為に屋内側の壁にもグラスウールが入っています。

 

屋内の吸音とは違い、防音は質量のある専用建材無しで実現は難しいでしょうから、どんな感じの音漏れレベルの仕上がりになるのかは、また完成後に書いてみます。