月曜日ブログ担当の川島です。
カワシマ本社では、長きにわたり、大勢の家庭内職(在宅ワーカー)さんによる、ものづくりを実践してきました。
カワシマタイでは半年前から、家庭内職さんによる、ものづくりの仕組みを構築するプロジェクトがスタートしています。
※以前、こちらのブログにて、このプロジェクトをご紹介していますのでご覧下さい。
とあるきっかけで、タイ工場の近隣で、家庭内職作業に興味があるとの連絡が入り、現場視察してきました。
田園地帯のど真ん中に、突如として現れる集落。
一軒家が1000軒ほど固まっています。
ちなみに一軒家(敷地30坪くらい)の家賃は月5,500バーツ(約19,000円)
集落の入り口には守衛室があり、セキュリティキーがないと村内へ入れません。
また監視カメラも要所要所にあります。
普通の集落ですが、セキュリティーが高そう。
村の事務所に伺いました。
各地区のリーダーの顔写真や組織図と、村全体の共益費の収支が大きく張り出してあります。
村内の監視カメラの映像が、集中的にモニタリングしています。
自助共助の仕組みが成り立っていそうな雰囲気。
集落長さんに、カワシマ内職作業の紹介をしました。
恐らく、集落長さんは、村の事務所で村全体の運営をボランティアでやられている方です。
一家の大黒柱は外に働きにいっているが、集落の中には小さな商店しかない。
周りは田園地帯で働き口が少ないため、無職の方も大勢いるようです。
従い、カワシマの内職作業に大変興味を持ってくれ、集落全体への放送で希望者を募ってくれるそうです。
車で集落内を巡回してみました。
思ったよりしっかりとした家屋で、どの家屋も小奇麗にしています。
また家屋も集中しているので、効率的に集配できそう。
まさに内職さんに仕事を委託する会社側にとっては、うってつけの場所です。
次回は、内職作業希望者を村の集会所に集まっていただき、作業内容の説明会を行う予定です。
さて、このプロジェクト、ちゃんとタイで根付いてくれるかどうか、期待したいところです。