32万円をだまし取られた被害男性が開かす手口 その1
パソコンにウィルスが入ったなどと警告画面を出して、金をだまし取る詐欺が増えている。修理料金を一度電子マネーで取っておきながら、「エラーが出る」などと言って、また、買わせるわけだ。そのために、大金をだまし取られてしまという。
この手口が巧妙なのは「エラーが出た分は返金する」と被害者に伝えていることだという。この被害者もその言葉を信じ、8万円の電子マネーカードを4回購入したという。一回分の8万円だって大金だ。ずっと以前はこういうのでだませるのは4万円が限界だと言われていた。だから、あきらめて払うように4万円前後をだましていた。でも、今は、いくらでも払う人が多いから、奇異額が上がってしまった。さらに、何度でもだませることが分かったから被害金額が上がっている。この被害者も計32万円分をだまし取られてしまったという。
もちろん、ただ、続けて金を請求しても怪しまれるから、「その現金は返す」というわけだ。詐欺師の常套手段で、「保証金は返す」「いったん、預かるだけで必ず返す」という。だが、返すなんて当てにならない。だが、それを信じて大金をだまされてしまう。
パソコンは使用するが基本的な知識もない人が非常に多い。ただでさえ説明書は薄くなり、使い方すら充分に説明しないくらいだから困ったときの対応も教えない。だから、こういう問題がたくさん起こる。詐欺師はそういう弱点というか隙間をつくのが巧妙だ。
還付金詐欺はこれほど警察やマスコミが注意しているのに反対に被害者が増えている。特殊詐欺の被害は北海道で前年のの5倍になったという。医療費も高額、介護保険料もきつい、だから、よけいだまされやすいのだろう。きついから苦しいから保険料の還付があるという詐欺にころっとだまされてしまう。少しでも還付金をもらって生活を楽にしたいという思いがあるのは無理がない。悲しいことだ。
点眼には深刻な副作用がある場合があるという。だから、点眼を無責任に勧めるのも健康を奪う詐欺の一種になる。可能性は低いにしてもだ。目薬を日常的にさすのは良くないという話は以前聞いたことがあるが深刻な副作用はないということだった。緑内障などでは点眼が必須だがあれも点眼は無害だから念のためになどという感覚で点眼をしてはいけないわけだ。
同じようなことはかなりあって消毒が有害というのも衝撃的なことだった。私はまじめに毎日消毒していたから治りが遅かったのだ! 母に「そんなに消毒しない方がいい」と言われていても医療を盲信している私は無視して毎日消毒していた。消毒を毎日した方がよいと信じ切っていた。だまされる人間はこんなものだ。情けないけど。一度や二度じゃない。けがするたびに同じ間違いを続けていた。そして、完治まで長くかかっていた。それなのに気づかなかった。だまされている人間はそんなものだ。
ちなみに、消毒は細胞を傷つけるので良くないと分かり、最近は学校の保健室でも消毒はしないという。嘘みたいな話だ。
医者、教師、弁護士など、基本的には信頼してよい職業の場合も、いろんな人間がいるわけで、肩書きで盲信するのは危険だ。
昔、優秀な進学校だったといっても、悪徳教師のたまり場になっている場合すらある。
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