毎朝通う「ふれあいの森」のベンチが置かれた広場。
目の前にシンボリックなコナラの大木があって
樹名板もつけました。
その大事な木が今年はどうも様子がおかしい。
そしたら今朝はこんなに落ちていました!
チョッキリ虫がコナラの実(どんぐり)に卵を産み付けてから、
切り落とした小枝が、
あちこちに落ちています。
チョッキリ虫もまだ産卵の木として選んでいるということは、
木に生命力を感じてのことでしょう。
モンクロシャチホコの葉を食べる勢いも
収まったようで、
食害は一部に止まりました。
よかった。
で、ナラ枯れ病ですが、
先日、耳寄りな話しをある生態学者がしていました。
ナラ枯れ病は、
樹液が出ている木は助かる可能性が高い
とのことです。
そこで
早速この大木のコナラの樹液を見てみました。
ありますね!
この黒く染み出しているのが樹液です。
これも樹液です。
こちらもね。
驚くほど多くの箇所から、
新鮮とも見える樹液が染み出していました。
樹液とは
虫などに食われるなどしてできた樹皮の傷口をふさぐために、
樹木が自ら出す傷口を修復する薬のようなもの。
樹液を出せるということは
外敵に対する防御反応が機能しているということに
ほかなりません。
そうか、樹液か、、、
と、近くのコナラを見ると、
こちらも樹液が出ているから、
大丈夫かな。
では葉が枯れてしまって
フロスもたくさん出ている近くのコナラを見ると、
この木からは樹液は一滴も出ていない!
ということは、
毎朝ご挨拶する広場のコナラは
樹液が大量に出ているから大丈夫かな?
そうでありますように!