ここは飛び地の一角、
つるの小道です。
種をまいたフウセンカズラは
フェンス一面に広がりました。
その続きに自然に出てきたヘクソカズラは
そろそろ実ができ始めたころか
気になるところです。
やはり!
花が散ったあとの萼の中心にちょこんと見えます。
こちらはだいぶ実らしくなってる。
これが金色に輝くころには涼しくなっているのかな?
わっ!
目の前にいるのはカマキリ。
体長10㎝ほど。
長くて細いから、
オオカマキリではなくてチョウセンカマキリのようです。
カマキリというと外来のハラビロカマキリのことをついつい思い浮かべてしまいますが、これはそうではなくてほっとしました。
しかし「つる」って目があるかのように
フェンスを縫うようにうまいこと登っていくものです。
カナブンはいつ見ても食欲旺盛!
ヘクソカズラの葉をむしゃむしゃ食べてる!
一緒に巻きついているヤブガラシの花には
セセリチョウが!
翅の裏と表が二色使いでおしゃれですね〜
ヤブガラシの花の蜜を長い口吻で吸っている!
カメラの顕微鏡モードを使うと
肉眼では見えない世界だから見入ってしまいます。
触覚の造形の凝っていること!色を変え模様を変え!
ほんの数分で3種類の虫がきていました。
つるの小道は昆虫たちのレストランにもなっています。
カマキリは肉食だから、きっとここにくる虫たちを待ち構えているのでしょう。