先週3日に朝日新聞で紹介されていた
アオノリュウゼツラン(青の竜舌蘭)を8日に見に行ってきました。
場所は五反田から東急池上線で二つ目の戸越銀座下車
徒歩7〜8分です。
高さ6〜7m。
遠目のシルエットはマツのようです。
花が咲くのは30〜50年に一度と聞くと
見に行かずにはいられません。
中南米原産。
テキーラはこの茎をしぼった液を発酵させ、
蒸留してつくるのだそうです。
これが花?
いやいやもう花は終わって子房がふくらんで
実ができ始めています。
葉の上にはしぼんだ花がたくさん落ちています。
もう少し上のほうを見ると
まだ花がなんとか残ってます。
右端にハチが写っていました。
蜜が出ているのかな?
何匹もぶんぶん飛んでいるのが見えました。
そばには拡大した花の写真が掲示されていました。
なるほど、この黄色いのが雄しべの葯なんですね。
それが落ちたのがこれ。
真ん中に白く長く伸びているのが雌しべでしょう。
葉の棘はかたくて尖っている。
気になるのは、あの実。
このあと熟したらどんな風になるのでしょう?
種は?
花の咲いたあとこの株は枯れてしまうのだそうですが、
種をばらまいてから枯れるのかな?
でないと花を咲かせる意味がないでしょ。
そんな話を私のように新聞を見てやってきた方達として・・・
薬草園には温室もあって、
入り口には甘い香りが漂っていました。
これがバニラの実。
香りはここからでした。
甘〜い上品なお菓子の匂い。
薬草園にはお馴染みの草もたくさんあって、
どれも薬効があることを教えてくれます。
ニガウリ(ゴーヤ)も。
こんな用途が書かれていました。
草はかつてこんなにも身近な存在だったのですね。