ふれあいの森の池のあたりは
カロリナポプラの綿毛で
うっすら白く覆われています。
その綿毛が太極拳広場にも
ふんわりと飛んできます。
一昨日の観察会で太極拳広場の
エゴノキを見たのですが、
そのとき、参加者のお一人が
この茶色い実のようなものが
いくつも木から下がっているのを見つけました。
これは「虫こぶ」といって
今頃できるのですが、
それが冬を越してはじけた状態になっている姿で
私も初めて目にしました。
みんなで観察すると
目の数が多い分、いろんな発見があって
それが観察会の醍醐味です。
ところでエゴノキのこの虫こぶに関してはぜひこちらをご覧になってください。
そして今日見つけたのは
エノキの虫こぶです。
葉にできたぶつぶつ。
大木のエノキの一部の葉に
イボのようなものができています。
調べると
「エノキハイボフシ」
虫こぶの名前にはルールがあって、
植物名+虫えいの出来る場所+虫えいの形+フシ、が一般的です。
フシというのは「虫こぶ」のことです。
ですからこれも
「榎 葉 疣(いぼ) フシ」
「榎の葉につく疣状の虫こぶ」と読み替えられます。
そして中にいる虫は「フシダニ」の一種とのこと。
どんなダニがいるのか・・・ですが
エゴノネコアシで懲りているので観察はやめておきます。
そして、虫こぶはなぜできるのか、
詳しいことはわかっていないそうです。