「樹木の会」5月定例会が開催されました! | 驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

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森林インストラクター。ラジオ体操と太極拳で毎朝訪れる祖師谷公園には樹木や花、昆虫や鳥たちもたくさん。そんな公園の四季の変化をお届けしています。祖師谷公園散歩のお役に立てばうれしいです。なお写真のご利用はお控えください。

昨日5月19日は

「樹木の会」のメインイベントである

「樹木観察会」が催されました。

 

心配された天気もまずまずでほっとしてのスタート。

場所はいつもお世話になっている

千歳小学校のランチルーム。

スケジュールもほぼいつも通りです。

 

参加者は39名。これまでで最多です!

39名のうち新規参加者が4名、

公園協会から河野センター長、横山親方の2名も

参加くださいました。

 

連絡事項では

現在問題となっている

「花木広場の遊具設置」および「世田谷区管理の側溝」

に関しての「樹木の会」としての取り組みを

簡単にご説明しました。

 

また、今年度の主要な活動テーマである

「樹木名板」の取り付け作業に関しても

ご説明しました。

 

4月24 日に行われた作業に関しての説明、

 

そして今後の予定についても。

 

また「樹木の会」のシンボルマークにもなっている

ユリノキの花が咲いたご報告もできました。

 

今年は剪定を控えてもらった結果、

早くもいちばん太いユリノキに

花が4輪咲いたのです。

 

報告事項のあとは、

室内での樹木解説です。

今月のテーマは、

春から初夏にかけて花が咲く木、10種のご紹介です。

 

中でも今年はヤマボウシの花つきが見事で

ヤマボウシMAPを作ってご説明しました。

 

普段はなかなか気づかない花も「樹木の会」ならでは。

スダジイの花を初めて知ったかたも

多かったようです。

 

キンシバイはちょうど花が咲き始めでよかった。

 

キンシバイによく似たビヨウヤナギがわんさかある

飛び地の一角もご紹介しました。

 

そしていよいよ公園での観察です。

ニセアカシア(ハリエンジュ)の

針を見つけて「あった〜」

 

せきれい橋のキンシバイは

まさにこれからが花時です。

 

最高齢、92歳のKさんも

ご熱心な参加者のお一人です。

何をご覧になっているのかというと

色が白から赤に変わるハコネウツギです。

 

暑すぎず風も心地よく

絶好の観察日和でした。

 

オニグルミのところでは

ちょうど手の届く高さに実がなっていて

皆さん次々に、触って感触を確かめていました。

 

最後はカナメモチの広場で解散。

予定通り無事に終了することができました。

お疲れさまでした!