天気は快晴、風も少しだけ冷んやりと感じられ
申し分のない5月本来の朝です。
そんな気分でいつものようにラジオ体操と太極拳に
「ふれあいの森」の広場に行くと
「樹木の会」の仲間が、
「ねえ、せきれい橋のところにあった黄色い花は
キンシバイっていったかしら。あれがなくなっているのよ。咲き始めたばかりでこれから咲くところだったのに」
と。
「えーっ、つい土曜日の定例会でみんなで見たばかりじゃない」
「そういえば昨日の9時頃に通りかかったら反対側のツツジはやっていたけれど」
「梅雨の時期に明るくしてくれる花だったのに」
とみなさんおっしゃいます。
驚いてラジオ体操もパスして
見に行きました。
ない!
つい昨日の朝まではこの橋の入り口にあったのに・・・
きれいになくなっています。
これは19日の樹木観察会での写真。
みなさん咲き始めた花を愛で、
これからの花時を楽しみにしていました。
橋を渡った反対側はかろうじて残されていました。
気になって仙川沿いにも行ってみました。
ここは手をつけられていません。
よかった。
もう一箇所、
気になるところがあったので行ってみました。
飛び地のキンシバイです。
ここにはキンシバイに似た花である
ビヨウヤナギが一面を占めている場所なんです。
咲く時期もキンシバイと一緒。
ですからせきれい橋のキンシバイも
今日あたりが満開のはずでした。
公園協会との話し合いで剪定に関しては
事前説明を受ける約束になっていて、
4月24日に「刈り込み作業」の説明を受けたのですが
そのときの話では
公園協会南部ブロックの共同作業として6月21.22の両日
20人ほどが一斉に作業をするとのこと。刈り込み対象は
草やツツジ、ハマヒサカキ、ユキヤナギ等とのことでしたので、
「ツツジやユキヤナギは花も終わりましたので剪定時期かと思いますが、来年の花つきに影響しないよう切りすぎないようにお願いします」とお伝えしたのです。
それがまさかキンシバイまでとは。
しかもサービスセンターで今配布している
「木に咲く花たち 春〜初夏」にも取り上げた花だったのに。
なぜこのようなことが起きるのか
再発防止策をしっかり示していただきましょう。