キンシバイ事件 その後 | 驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

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森林インストラクター。ラジオ体操と太極拳で毎朝訪れる祖師谷公園には樹木や花、昆虫や鳥たちもたくさん。そんな公園の四季の変化をお届けしています。祖師谷公園散歩のお役に立てばうれしいです。なお写真のご利用はお控えください。

昨日はあれから公園サービスセンターに

キンシバイがなぜ切られたのか伺いました。

 

「仙川沿いは区道なので、世田谷区の管理で

公園協会ではありません」

「来園者にとっては間違いなく公園の一部なのですから

区とは連絡をとりあって作業してもらわないと困ります。

側溝のイロハモミジが突然伐採された問題で、

公園内の剪定や伐採に関しては

区は事前にサービスセンターに連絡し、樹木の会にも

お知らせいただき、必要ならば話し合いをするという

決め事がようやくできたところではないですか」

 

という話をして、サービスセンターから作業を行っている

「世田谷区烏山公園管理事務所」に連絡してもらいました。

 

私からも厳重抗議の電話をしました。

側溝の管理は「世田谷区烏山土木管理事務所」で

同じ公園なのに、河川と道路の植栽では担当部署が

別れているんです。

しかし建物は同じで、毎朝ミーティングはしているとのこと。

しかしその伝達事項に祖師谷公園の樹木保全の話は

なかったというのです。

これでは問題が起き続けるわけです。

 

そして今朝、仲間が

「また切っていたわよ。9時すぎに。花が咲いているのになぜ切るんですか

と怒ったんだけど、上から言われているのでって言って切り続けたの」

 

あわてて行ってみました。

昨日公園協会とやりとりをしている間の出来事でした。

遅かったんですか。

まさかあの花盛りのキンシバイを切るなんて

そんなことを植木屋さんがするなんて

夢にも思いませんでしたが、甘かった。

 

言葉になりません・・・

 

これが昨日のキンシバイです。

これから梅雨の暗い時期でも

灯のように輝く光で、

来園者の目を楽しませてくれるはずだったのに

ひと月くらいは咲き続けるはずだったのに。

 

仲間はあんまり花がかわいそうなので

切った花を家に持ち帰ったといいます。

その残りの花がしおれて枝に引っかかっていました。

 

じつはこの続きの川沿いにも、まだこのように

キンシバイの植え込みがあるのです。

これらは今日切られてしまうかもしれない!

家に急いで帰り、

昨日話をした

烏山公園管理事務所の所長に電話をして

至急作業をやめてもらうよう伝えました。

所長は

「私たちの業務指導書にも花芽や花時は剪定をしてはならない。との規定がありますので業者を厳しく指導します」とのことでしたが、もう切られた木はもとに戻らないんです。

あのイロハモミジやウメ同様に。

丸刈りのキンシバイを花盛りのキンシバイに植え替えてください!