ここは祖師谷公園に新設された保育園の裏手、
世田谷区の管理する側溝です。
そこに小さな橋がかかっていて、
そこからの眺めです。
先日気がついたのですが、
ブロック塀が落ちそうになっています。
クワの木がブロック塀を押して
今にも崩れ落ちそうになっているのです。
その先にはもう一箇所、
やはりクワの根がブロック塀を落としてしまっています。
スチールの柵もこんなに外側に広がっています。
そして橋の反対側に目をやると、
側溝のコンクリートはとくに壊れたところもありません。
写真、一番奥の左手にあるのが、
この切り株です。
本来ならいまごろ若葉が一斉に木を彩り
赤い花を咲かせていたはずです。
その先のウメは、本来なら緑の若葉で覆われているはずが
まったく芽吹くことなく、
この分だといずれ枯れてしまうことでしょう。
枯らすための切り方であることは
世田谷区烏山土木の担当者が話してくれましたが。
ここを通る度に悲しみと怒りが込み上げてきます。
だからなるべくここを通らないようにしているのですが、
先日この奥のゴールドクレストが一部枯れているので
その対処を公園サービスセンターと相談するため
通りかかったのでした。
烏山土木事務所の説明によれば、
イロハモミジとウメを切ったのは、
側溝の管理を「安全安心」に行うためとの説明でしたが、
イロハモミジの目と鼻の先の
今にも崩れ落ちそうなブロック塀はそのままにし、
側溝に今のところなんの影響も見受けられない
イロハモミジとウメを切るのはなぜなのでしょう。
どちらが緊急性を要するのでしょう。
どうしても納得できません。