つい昨秋まで見事な紅葉を見せてくれた祖師谷公園のイロハモミジが今年の1月下旬に突然伐採されてしまったことは、言葉にならないくらい大きな悲しみでした。
その後調べると、
モミジやウメがあった場所は細い川が流れる「側溝」なので
管理は東京都公園協会ではなく、
世田谷区の管理と知り、
作業を行った烏山土木事務所に電話して説明を求めたのが
1月30日のことでした。
樹木の会は、
①側溝であっても公園の一部なのだから、公園の樹木に準じた管理をしてほしいこと。
②すなわち伐採等に関しては事前に樹木の会に知らせ、必要に応じて話し合いの場を設けること。
③公園利用者や近隣住民にも伐採等の計画がある旨を看板を出して告知すること。
以上3点の合意に漕ぎ着けました。
樹木の会でそれを文章にして議事録とし、烏山土木事務所にファックスで送り、その議事録に対して先方との調整を行う話し合いの場が、昨日、祖師谷公園SCで設けられました。
ところが先方はこちらが用意した議事録には全く触れることなく、自分たちで用意したメモと称する1枚をその場で配りました。
先方の主張は、伐採等のお知らせは祖師谷公園SCを通じて樹木の会に知らせる。住民等にも看板をだして知らせる。
しかし話し合いの場を設けることはしない。なぜなら、側溝の管理は区の土木事務所に権限があり、安心、安全が最優先されるものなので、環境や生物多様性など漠然とした抽象論とは相容れない。
というものでした。
事前にそのメモの存在がわかり、ファクスで送って欲しいと申し入れても、「その場で渡す」の一点張り。
会議室も必要なく路上で渡すとのことで、あの寒い中、それはないだろうと、急ぎ会議室を予約してどうにか話し合いが行われたのですが、1時間半話すも堂々巡りで終わりました。
最初の話し合いのときは、烏山土木の「副所長」、
昨日はプラス「所長」
と顔ぶれが変わったことが、
前回の話し合いの経過がまるで無視されたことに繋がっているとみえました。
さてさて今後は、
また一からの出直しです。
作戦を練って臨みたいと思います。