北海道鶴居村に タンチョウ に会いに | 驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

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森林インストラクター。ラジオ体操と太極拳で毎朝訪れる祖師谷公園には樹木や花、昆虫や鳥たちもたくさん。そんな公園の四季の変化をお届けしています。祖師谷公園散歩のお役に立てばうれしいです。なお写真のご利用はお控えください。

ここは

北海道阿寒郡の釧路湿原に隣接した鶴居村。

先週末、タンチョウを見に行ってきました。

 

最初に見つけたのは鶴ではなくてハクチョウでした。

 

ふんわりとしたパウダースノーに

同じようにふんわりとしたハクチョウの群れ!

 

シベリアなど北の国から飛来した冬鳥のオオハクチョウで、

羽を広げると2メートルにもなり、

重さも、オスは10kg前後、メスは9 kg前後と

空を飛ぶ鳥では最大の重さです。

 

その後ろの方にいたいた!

タンチョウです!

 

タンチョウとは漢字で「丹頂」

「丹」は赤、「頂」は頭を意味します。

なるほど頭のてっぺんに真っ赤な印が鮮やかです!

 

こちらもオオハクチョウに負けず大きい。

羽を広げると2.4mにもなるそうです。

 

もともとは冬鳥であったのが、

現在は留鳥として北海道などに生息しています。

一時は絶滅かと心配されたのですが、

その後20羽ほどが見つかり、

トウモロコシを与えるなどして大切に保護して育てられ

今では1500羽までに回復したそうです。

 

一羽混ざっていたのはコクチョウ。

 

この頭が灰色のは、

タンチョウの幼鳥だそうです。

 

突然始まったハクチョウの行進!

同じ方向に隊列を組んで歩き出しました。

 

じつはこのハクチョウ、

タンチョウのために与えた餌を横取りしてしまい

追い払っても追い払ってもきてしまい

いたちごっこになっているのだそうです。

なんだかタンチョウより迫力ありますね。

 

このグレーは

オオハクチョウの幼鳥ですって。

 

その足元で丸くなって座布団のようになっているのも

オオハクチョウです。

 

カラマツの防風林。

北海道にはカラマツが多いです。

 

こんなにたくさん松かさをつけてます。

カラマツは芽吹きも綺麗です。4月ごろかな?

 

あっという間にハクチョウが飛び立っていきました!

 

この後は羅臼に流氷とオジロワシやオオワシを見に行ったのですが、それはまた後日にします。