こんにちは♪めしょんです。

 

 

十代のとき、あまりにも取り柄がなかったから

「とにかく本を読もう」と決意して、

そこから今までずっと読み続けてきた。

 

 

あの決意は、我ながら本当に

ナイス判断だったと思う。

 

 

そんな本を読み始めた時、

どの本を開いても書いてあったのが、

「人生に失敗がないと、人生を失敗する(斎藤茂太)」

という内容の言葉だった。

 

 

「リスクを負わないことがもっともハイリスク」

「失敗しない方法は、挑戦しないこと」

「もし失敗してないとしたら成功とは程遠いということ」

「最近失敗していなかったら挑戦していないということ」

あげればキリがないほど、言葉や表現を変え、

失敗を恐れるなという言葉がどの本にも書いてあった。

 

 

ははーん、なるほど。と思い、

忠実に失敗を恐れずにやっていくと

順調に失敗だけが

積み重なっていった。

(いや、どっかでうまくいけよ)

 

 

でも、不思議なものです。

失敗ばかりが積み重なっていくのに、

仕事の業績も、人間関係も、よくなっていくのでした。

 

 

「なるほど、失敗って実はないのかもしれないな」

なんて思ったりしたものでした。

 

 

で、ふと思ったのです。

いやというほど、どの本にも

失敗の大切さが書かれているのに

なんで失敗を恐れる人と

挑戦する人がいるんだろう?

 

 

完全に不思議ですよね。

色んなジャンルの本に書いてあって、

色んなネット上にも書いてあるのに、

なんでなんだろう?

反抗期?

 

 

そう思って考えてみたら、

結構明確にその違いがあって、

 

 

失敗を恐れてる人は、

過去の失敗が許せなくて、

挑戦していく人は、

過去の失敗に感謝してるんです。

 

 

これがめちゃくちゃ明確でした。

失敗を恐れてる人は、とにかく後悔の言葉が多い。

「あの時こうしておけば」「あの道を選ばなければ」

そう言って過去を否定したり、過去の失敗を許せないから

今の挑戦ができない。

 

 

でも、挑戦していく人は、とにかく感謝の言葉が多い。

「あの時失敗したから、やり方を覚えられた」

「あの時どん底を生き抜いたから、仲間に出会えた」

そう言って過去の失敗に感謝するんです。

そうやって、新しい挑戦をさらに重ねていく。

 

 

だからひとつ大切な質問があります。

 

 

未来のあなたは、

今の失敗を許してくれますか?

 

 

未来のあなたは、今の挑戦をなんて言うだろう?

失敗したとしても、なんて言うだろう?

 

 

たぶん未来の自分が

『絶対に失敗するな!』

と言った人は少ないと思います。

 

 

未来の自分は、今のあなたの応援者ですから。

「失敗してもいいからやってみ」

「その失敗に、未来の私は感謝してるから」

 

 

きっとそんな言葉が浮かんだと思います。

 

 

未来のあなたが、

今のあなたにしてほしいことは、そういうことです。

成功よりも、成長を望んでいるし、

安全よりも、挑戦を望んでいる。

だって未来の自分は今のあなたの応援者ですから。

 

 

未来のあなたは、今の失敗を許してくれますか?

 

 

その答えと同じことを、過去の自分に向けてみよう。

「過去の失敗を、未来に活かしてるぞ」って。

「その失敗に、感謝してるぞ」って。

 

 

そうすれば、チャレンジしていけますから。

 

 

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美言2255『あなたは今日、過去の自分に感謝する』

 

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