『どれだけ近道ができるか？』
ではなく、
『どれだけ遠くに行けるか？』
と考えれば、おのずと今やるべきことは明確になる。
by 府御門亭 LeFumicado オーナーシェフ
これは、私の好きなフミカドさんという方の言葉です。
フミカドさんは、薬剤師だったのに、
ドクターマリオのやりすぎで薬に飽き、
なぜか天才プログラマーとして活躍し、
料理人としても天才的で、自宅をレストランに改装し、
Liveでギターを弾いたり、歌声も最高で
滅多に描かないけど、絵もビックリするくらいうまかったり
最先端の技術やビジネス、何を聞いても詳しすぎたり、
それだけでも異世界転生してきた主人公みたいなのに
もっとも最高なのが、
人柄
という漫画でも描かれないくらいの存在です。
もうね、「ずっこいぞ！」って思うぐらい
どんなことも、最高水準でやり遂げるのですが、
もちろん、最初からできるものはなく、
「天才」なんてやすっぽい言葉では表しきれないのですが
なんでそんなにも、
何をやっても最高水準の知識やスキルを身に付け、
上達できるのか聞いたときに出た言葉が、
冒頭の言葉でした。
『どれだけ近道ができるか？』
ではなく、
『どれだけ遠くに行けるか？』
と考えれば、おのずと今やるべきことは明確になる。
私達って、すぐに近道を探してしまうんですよね。
スグに結果を出す人を見て焦ってしまうところも
あるのかもしれないけれど。
「ダイエットのコツってあるんですか？」って聞きながら
本当は手っ取り早く、楽に痩せることを考えてたり。
「お金持ちになる上で大切なことって？」って聞きながら
本当は手っ取り早く、お金持ちになることだけを考えていたり。
別に近道が悪いわけじゃないんだけれど、
近道をすることは目的にはならなくて、
私達って、人生全体でどれだけ遠くに行けるか？
そしてその道のりをどれだけ楽しめるか？
っていうテーマを持って生きているんですよね。
それを思い出さなきゃいけない。
近道が自分の道になるんじゃなく
どれだけ遠くに行けるか？
ということが、自分の道になる。
そう思うとさ、今やるべきことは明確になってくる。
近道を探すことじゃなく、
どれだけ遠くまで行けるか。
だから、今日もたんたんと、明日もたんたんと。
一歩を踏み出していく。
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美言2052『近道じゃなく、より遠くに』