「めしょんさんおすすめの小説を教えて!」
とリクエストいただいたのでおこたえします。
その前に、ひとつ、前提となるお話を聞いてもらえたらと思うんだけど
今から15年くらい前かな。松紳という番組の松本人志さんの言葉で
「一番笑い声を
聞いた耳でありたい」
という言葉がとても好きで
どの番組に出ても一番笑ってるのは松っちゃんだし
笑ってはいけない~シリーズも一番笑ってるのは松っちゃんだし
日本で一番人を笑わせてる人が、日本で一番笑ってる人で
その耳は、もちろん、日本で一番笑い声を聞いた耳なんだよね。
そんで、そんな耳を持つ松本人志さんのまわりには
笑う人が集まってくるんですよね。
笑い声を聞かせるために。
ああ、この視点好きだな。ってその時思ったんですね。
この耳、頂いちゃおう。
って。
一番綺麗なものを見た目でありたいし
一番格好いい言葉を言った口でありたいし
一番笑い声を聞いた耳でありたい。
何気ない日常から、かけがえのないものを見つけられる目になろうって。
どん底でも、綺麗な花を咲かせるような言葉を放つ口になろうって。
そして、「ありがとう」や笑い声を一番聞いた耳になろうって。
そう思ったんです。
思うのと実行するのは自由だし。
脳だって同じ。
心だって同じ。
こんな脳でいよう!って勝手に決めればいいし
こんな心でいよう!って勝手に決めればいい。
こうして、「こんな私でいよう」って自分で決めて自分で実行すると
あぁ、私ってなんて自由なんだ。って感じれるんだよね。
自分で自分を決めると
つまんないことを考えて、
人生をつまらなくさせたのは自分なんだって気付けるんですよ。
さて、小説の話です。
私は、小説が好きなので、いつも何かしら読んでるのですが
読んだしりからタイトル忘れるので「どの小説がいい?」と聞かれても
○○さんの表紙が青色の奴! みたいな感じでしか覚えていません。
そんな私が一番好きなのは
森沢明夫先生の「きらきら眼鏡」です。
同じ小説を、もう何回も読んでます。
最後の一行まで優しく切ない。
本の中から、ゆっくりとしたバラードと、波音が聴こえてくる。
そんな物語です。
<以下、若干でもネタバレが苦手な方は違う記事を読んでね♡>
小説の中に、きらきら眼鏡という架空の眼鏡が出てきます。
そのきらきら眼鏡をかけると、色んなものが綺麗に見える。
太陽が、星空が、雲が、雨が、雑草が、きらきらして見える。
誰かとの会話が、誰かの顔が、誰かの仕草が、きらきらして見える。
その眼鏡をかけていると、きらきらした私になれる気がする。
だから、きらきら眼鏡をかけていることにしているの。
という500ページくらいの本を
6行で説明する暴挙に出ているのですが
(森沢さんごめんなさい)
詳細は是非、森沢先生のお言葉で書かれた本編をお読みください。
読み終わったら「きらきら眼鏡」をかけている自分に気付くんです。
あ、世界の見方が変わったなって。
この世界は、私に優しいなって。
生きてるって素晴らしいなって。
だから、読むだけで「きらきら眼鏡」がもれなく付録でついてくるんです。
世界で一番、綺麗なものを見た目でありたいし
世界で一番、綺麗にものを見れる目でありたい。
そんな人の目は、必ず綺麗なんだよ。
どんな風に見るかは、自分で決めていい。
そう気付ける、大好きな物語。
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