https://ameblo.jp/kimidakenotensi/entry-12393532431.html

 

1番:ぷに

2番:絆花

3番:たかpon

4番:流行人

5番:モイ

6番:S

7番:カタリ

8番:レコナー

9番:sayoko

 

2番:絆花

30前半のおじさん。ピグではネカマとして政治広場に常駐している。

スカイプ掲示板でエロイプ友達を募集しているところをタクに発見されネカマがばれる。

ちゃそという中学生の少女だった人物にエロ写メを要求するなどの事実があり性犯罪での逮捕があり得る。

【太白区富沢&長町方面エリア】

富沢2丁目北(286のシダックスの路地) 【セレーネ】

泉崎1丁目(地底の森博物館前) ララ 

長町南(交番のちょっと南)

あすと長町(シルクド・ソレイユの跡地の近く) 

仙台大野田(富沢イオンのならび)

仙台太子堂(太子堂駅前西口)

仙台郡山7丁目(太子堂駅前東口)

仙台市立病院(病院内)

八本松1丁目店(戦艦大和の前)

 

太白区鈎取&名取北西部エリア】

仙台茂庭(山の上) まどか

仙台坪沼(ロバート馬場ちゃんの近く)

名取熊野堂(マチュピチュランド入口)

川崎碁石(支倉台入口)

仙台秋保(水戸屋と佐勘の間)

仙台山田(富沢西ヨークと山田ヨークの間)

鈎取本町(西高入口バス停前) 【ミルキー】 

 

八木山方面の攻略のサブとなるのが、八木山周辺エリアの西多賀・秋保地区です。

更にこのエリアは名取市・川崎町のベッドタウンと秋保の温泉街が連動しているので

仙台市内に行く時に八木山エリアと連動出来ます。特に鈎取本町にミルキーがいるので

有効的です。特に子供はミルキーが大好きです。ミルキーの中の人はNHKEテレの

オトッぺのウォッタと同じと言う点もポイントが高いですね。子供がステッカーを貰いに行く

最終ポイントにするのが良いと思います。

 

【太白区八木山&向山方面エリア】 コンプリート

仙台瑞鳳(青葉区だけど実質太白区) どか

仙台向山(東洋館前) えれな

仙台向山4(唯我さんの近所) 【ソレイユ】

緑ヶ丘1(1丁目上の方角地) 【スター】

仙台大塒町(ツルハの並び) ユニ

 

仙台中心部→瑞凰→向山→向山4→長町方面に抜ける事ができます。こちらでもステージクリアですが

長町方面は渋滞が多いので、向山4(ソレイユ)は長町方面で利用するのが賢明かもしれません。

瑞鳳(まどか)→向山(えれな)→大塒町(ユニ)→緑ヶ丘(スター)で、ステージクリアです。

仙台市内から八木山エリアの攻略はこれで完了できます。

スターは、うちの娘の推しキャラなのでスター好きは緑ヶ丘がいいですね。駐車場も停めやすいですよ。

八木山地区は隣接した短い距離の出店があるので一度に2個スタンプを押せる事が出来ます。

向山4=向山=瑞鳳がほぼ同距離で配置されていますし、大塒町と緑ヶ丘1は徒歩圏です。

但し、ベガスベガスから八木山南、日赤病院、動物公園、東北工業大、東北放送のラインにはありませんし

人来田・旗立・日本平・羽黒台・サニータウン方面にもありませんので気を付けて下さい。

 

【太白区中田&袋原・名取市街方面エリア】

仙台柳生店(南仙台と名取の境界)

仙台東中田店(中田小の旧道バイパス東側)

仙台四郎丸渡道(四郎丸小近く)

仙台四郎丸(サバイバルファミリーロケ地周辺)

名取増田7丁目(名取市旧宿場町)

名取杜せきのした(せきのした)

名取箱塚(野球場周辺)

 

 

 

仁義なき戦いを見ながら書きましたので、一部センシティブな箇所があるとおもいますのでご了承下さい。

ぴょこたんへの原案小説です。今回は、今流行りの異世界転生物を書きたいと思います。

 

【タイトル 転生したらイケメンだった。】

 

目を覚ますとそこにはイケメンが立っていた・・・。

 

「おにぃちゃん!! 早く起きてよ!!」

いつものように同じ高校の1学年後輩でもある、僕の妹が起こしに来た。

「嗚呼」

と、寝ぼけた声で、返事をすると

「あのさ、1コ上の兄が遅刻しているところクラスメイトの男子達に見られるとあたしが恥をかくんだからね」

と、妹は怒りながら僕の部屋を後にした。

「めんどくさいなぁー」

朝の洗面所はほぼ妹に占領されるわけで、僕は取り敢えず、ブラシとムースを洗面道具をキッチンに持ってきてごしごし顔を洗った。

朝食を軽くとると、またまたキッチンに置いてある歯ブラシで磨き、妹よりも先に学校に行くこととなる。

 

妹は僕から、10m離れて、登校する事になるのだが、僕がもたもた歩いていると

「とっとと行けよ馬鹿兄!!」

家ではおにぃちゃんなのだが、対面上もあるのか外では兄と呼ぶ妹であった。

そして、大通りに付くと、友人のコータとユージがいた。

「おお!ヒロ君!」

ヒロ君とは僕の事だ。コータもユージも学校ではモテる所謂イケメンでリア充である。

コータは、サッカー部のレギュラーで、ユージはバスケット部で身長が高い

そんな2人と歩く俺は、メガネの天パなのだが、小学校時代から勉強が出来たので

彼等に勉強を教える代わりに道中で出会う他校の危険な連中のボディーガードをして貰っているという関係だ。

 

そうとは知らないクラスや学校の連中は、僕の事をマネージャーというあだ名をつけてるようで

彼等へのプレゼントやラブレター(今時古風なのだが・・・。)を僕に渡してくるという

何ともトホホ・・・は役割をさせられているわけでもある。

家では

「おにぃちゃん、男としてのプライド無いの?」

と、馬鹿にしてくる僕の妹ではあるが、どうも妹の目当てはこの2人で

偶然を装うって

「コータ先輩、ユージ先輩おはようございます。」

と、白々しい笑みを見せて後を付いて行く始末だ。

更には妹の友人達が数人ついてくるという傍迷惑な大名行列の様な名医の回診の様な状況が続く

「ヒロコちゃんは、お兄ちゃんの事大好きなんだね。いつも一緒に登校してるよね。」

とユージが妹(本当はヒロコではない、ヨーコだ。だが俺がヒロなのでヒロコと呼ばれている)に言うと

「兄は勉強がとてもできるので、尊敬しています。」

と嘘800をまき散らしている。

いつも妹は僕の事をどんくさいとかダサいとか、メガネとか天パとか馬鹿にしている。

妹自体は中の上で、それなりにモテるのだが、自分の実力を知らないというか

男は顔だと、ルックス重視主義で、コータやユージみたいな学校のイケメンの頂点に君臨する奴を狙ってばかりいるので

いつも告白して玉砕しているのであった。

そんな、ぞろぞろ引き連れた登校も終わり教室に入ると案の定、僕の机には女子生徒の伝言の付箋が沢山入っていた。

「ユージ君の写真をラインで送って。 ミモリ」

「コータ君の練習試合の場所教えて ミユ」

「メガネの妹ウザいんだけど カナ」

何一つ僕に対する付箋が無い。全く・・・。

 

体育の時間になった。高跳びだ。よく見ると妹のいる1年や他の2年の教室の窓際の女子がこちらを見ている。

「嗚呼・・・どうせ、イケメン2人を見てるんだろうな・・・。」

はじめは130センチから飛ぶのだが、もちろん僕は一番最初に脱落だった。

どんどん高くなりコータとユージは余裕でクリアーする。

「おにぃちゃんだせぇー」

妹の声が今にも聞こえてきそうだ。

いや、僕の事よりもイケメンを見てときめいているはずだろう。

「ダサくてスイマセン」

家に帰ったら真っ先に妹に言おうと心に決めるのであった。

 

放課後は、他校のDQN絡まれない様にそそくさと一人で帰るので気持ちが楽だ。

ウザい妹やその同級生がいない。あの大名行列も無い。

例のイケメン2人はそれぞれの部活に行っている。

すると、目の前に女子生徒がやってきた

僕の方をじろじろと見る

「おい、ヒロスケ何でコータ君の練習試合の場所教えないんだよ。使えねーな―!」

「スイマセン。」

隣のクラスのミユという美少女だった。ミユは、小学校が一緒なので、僕の事を小学校時代のあだ名で呼ぶのであった。

「あの・・・付箋の返事は、あなたのロッカーに入れておいたと思うのですが・・・。一応伝言します。試合の日は3日で東高校で16時からです。」

「フーン。もしなかったらケリ喰らわすからね。ヒロスケ!!彼のマネージャでしょ!!しっかりしなさいよ!!」

理不尽なやり取りである。

まあ、あんな奴でも一応は少しは可愛い女子と話が出来たのだからヨシとするか

同じクラスでも入学して一度も女子と口をきいたことない奴よりかはマシだと思わなければ・・・。

と、自分を慰めながら家路につくことにした。

 

家に着くと、シャワーを浴びて、大好きな鉄道模型を眺めていた。

「夏休みになったら近鉄の新型車両に乗って名古屋から大阪間旅したいなぁー」

と、ニタニタしながら笑っていると・・・

 

「おにぃちゃんダサすぎ・・・絶望的すぎ・・・青春なんだよ、鉄道模型でニタニタしてるのって終わってるよ・・・」

と、妹が乗り込んで来た。

どうも、カナという俺に付箋を入れてきた同級生(妹からみたら先輩)が絡んで来て

ユージのバスケットの練習が見られなかった様であった。

「あのブスな女。本当にウザいよ。ユージ先輩狙いなんだけどさ自分の鏡見ろって言いたいよ!」

いや、そこはお前も鏡見ろと言いたかったのだったが

僕は我慢して妹の続きの話を聞いた。

「それでさー、そのブス女、おにぃちゃんに私が先輩に近づくなって言ったってさ、おにぃちゃんダサいからブスに舐められるんだよ!」

いや、本当に舐めてくれるのであれば、ブスでも同級生のJKからなら少しは嬉しいが

これは完全に馬鹿にされているのではないかとつくづく感じた。妹の罵りは続く

「あたしがさ、おにぃちゃんをイケメンにプロデュースさせるからさ、あのブスに告白して付き合っちゃいなよ!」

ちょっと何言ってるかわからないぞ!?(サンドの富澤たけしさん風)妹の語りは続く

「そうすれば、先輩を巡る恋の駆け引きの競争率が低くなっていいじゃん」

妹は完全におかしくなっている。

せめて、性悪ではあるがビジュアル的上位の隣のクラスのミユとなら付き合えたらいいなと思いつつ

ヒートアップする妹を部屋に置き去りにして、僕は逆に妹の部屋に入り込んで鍵を閉めて引きこもった。

 

妹の部屋にはお菓子がいっぱいあり、それをボリボリ食べて

それに気づいて怒った妹がドンドン戸を叩く音が煩かったが

なんかむしゃくしゃしたので、妹のベットの上に横たわり

「まだ、18時か、まあいいや、どうせ21時頃には目を覚ますだろう、両親も今日は遅くなるし、妹がウザい事を言ったら

僕が、妹の部屋に引きこもりお菓子を食べるという事を知らしめないと、僕だって妹にとやかく言われる筋合いはない・・・。」

と、言い

昨年、青春18きっぷで青森に行った事を思い浮かべて寝る事にした。

 

ピピピピピピ・・・

 

「目覚まし時計だ? あれっ? もう6時か・・・。妹を起こしに行かないとやばいな。」

と、妹がいるであろう自分の部屋に行くと・・・。

 

目の前にイケメンが立っていた・・・

 

わけが無く、僕が立っていた。

 

妹が、僕に対する最後の抵抗で、部屋の鏡を動かしたのだとその時思ったが、それは鏡ではなく

僕そのものであった・・・。

じゃあ、今いる僕は???

 

それは、妹側にも起こっていた

 

目の前に酷いブスが立っていた・・・

 

わけが無く、あたしが立っていた。

厳密にはブスではない、妹はおしゃれ好きなので学校のルックスでは中の上なのは先程も説明したが、よだれと目ヤニで顔には布団の跡がついていて顔がぐちゃぐちゃだった。まあ、ちゃんと直せば、そこそこ可愛く戻れるのではないかと思った。

 

「僕たち・あたしたち 入れ替わってない?」

 

まさに劣化版 君の名は? だ!

しかも、よりによって妹かよ!

その時ふと思い出した。昨日のやりとりであった。

ダサい僕に対して、妹はイケメンにコーディネートさせると宣言した。

そして、カナに告白させるというミッションを強要したのであった。

 

「だったら、ヨーコ(妹の名)改めてヒロ(仮)の妹バージョンよ。自分でイケメンにプロデュースしてカナに告って付き合えよ!」

と、無茶振りを僕になった妹に言う事にした。

「ちょっと何言ってるのよ!?おにぃちゃんこそ、その格好で変な事しないでね!!」

すると、母親が

「あなた達もう7時になるわよ!早くしなさい!」

と、注意した。

妹改め僕の妹バージョンと、僕改め妹の僕バージョンは、急いで身支度をした。

 

なぜか、洗面所は僕が占領し、妹が台所で顔をごしごし洗った。

もちろん、いつもの通りなのであるが、母や父からは

「今日は、ヨーコちゃんがヒロ君に洗面所譲ってあげてるんだ。優しいね!」

という話になっていた。そして、僕というか妹は、髪を洗い、ブローして僕の天パを今風のお洒落な髪型に変えた

「ヒロ君、どうしたの?ガールフレンドでも出来たの?」

母親は妹というか僕の姿を見て驚いた。

すると父親が

「お前もお洒落すればモテると思ったが、勉強熱心だから敢えて言わなかった、メガネをやめてこのお金でコンタクトを買いなさい。」

父親は、以前から、ルックスに大差がない妹と僕との華やかさの格差に疑問を持っていて、僕は高校時代は地味にして受験に専念して、晴れて大学生になったらコンタクトにすればそれなりに女の子と仲良くなれるのではと思っていたそうだ。

無論僕だった僕には高校時代に異性と仲良くなるつもりはなかったのだが、僕になった妹を見て、父親は小遣いからコンタクト代を用立ててくれたのであった。

「あらあら、ヒロ君、若い頃のパパに似てカッコいいわね!」

母親も妹がプロデュースした僕(ここからは「新僕ちゃん」と呼ぼう。)を見てうっとりしている。

「それにしてもヨーコちゃん、今日はなんか頭ぼさぼさよ。ちゃんとしないと・・・。」

その反面、ズボラな妹というか僕(ここからは「新妹ちゃん」とでも呼ぼう。)はダメダメな妹であった。

新僕ちゃんが出かけた後、僕こと新妹ちゃんは、母の指導が入り、ヘアスタイルを整えて、遅刻しそうになったので

父親の好意に甘えて、クルマで送って貰う事にした。

そして、父親は妹には本当に甘いんだなと痛感してしまった・・・。

ここからは、イケメンになった僕の話=新僕ちゃんの話である。

 

「なあユージ。あそこにスゲーイケてる奴いるな。誰だろう?」

「なんか見たことあるな。コータ話しかけて来いよ!」

「おはようございます。コータ先輩。それにユージ先輩・・・。」

「えっ?その校章の色、同じ学年じゃない?」

新僕ちゃんは、今は兄になっているので、先輩達と同級生だという事を思い出した。

「ああ、そうだった。ごめん、メガネ外してて僕だよヒロだよ!」

「ええええええ!! メガネ外して、髪型を変えただけで凄い変わりようだな!!」

「そう、父親に言われて、帰りにコンタクトにするから、通学路ではメガネかけるよ。」

新僕ちゃんは、そう言ってメガネをかけると、コータとユージは、思い出したように

イケメンを見て僕だった事を思い出した。

 

教室に入ると、教室中がどよめきだした。

「ねえねえ、マネージャーのメガネ君が、タレント2人よりもイケメンになってるよ!」

「うそぉー全然ダメ男だったと思ったのに凄くイケてるじゃん!!」

「なんか地味だったころにメガネ外すとイケメンかもって思ってたんだ、唾つけておけばよかったな。」

「いや、あんたどんくさいメガネって言ってたじゃん。」

 

それにしてもメガネの評判悪すぎ、ここで、メガネの事を擁護するが、世にいるメガネ男子がダメなのではなく

メガネをかけた僕(今は妹だが)は、女子生徒から見れば自信が無いダメ男にしか映らなかったようだ。

もちろん、妹は1学年上の授業はわからないので、メガネを外したままで授業を受けていた様だ。

先生達は新僕ちゃんの様子に違和感があったようだったので、敢えて、授業中に指して答えさせようとはしなかった。

 

そんなのとは別に僕こと、新妹ちゃんと言えば

授業中にずばり答えて、先生の些細なミスを指摘して、クラスメイトからは

「ヨーコちゃん神が掛かっている!!」

「急に勉強できるようになったね!!」

「少し、真面目になってない!?」

等と言われるようになった。

何かよくわからないが、近くの男子生徒達が、新妹ちゃんを見て

「放課後一緒に図書館で勉強していかない?」

と誘って来る。

心の中で男には興味ないからと、つぶやいても

やたら男子生徒が寄って来る。

これでは、折角、JKになった旨味が無い。

せめて、放課後、クラスの同級生の女子たちとタピオカジュースを飲みに行くなどのイベントをこなしたいのだが・・・。

いや、まてよ。今一年生でこの学力なら、今迄狙っていた大学以上の一流大学も目指すのも夢じゃないか

それなら、こいつらと一緒に勉強するのも有りか

それにしてもメガネ率高いなぁー

いや、ここでメガネに触れると世のメガネ男子を敵にしてしまうからやめておこう・・・。

 

昼休み、新僕ちゃんこと視力が悪いイケメンは、色んな女子に囲まれていた。

くさっ

今迄気にならなかったけど、女子生徒が集まると臭いと臭いがぶつかり合って

とても不愉快なにおいになるという事に気付いてしまった。

もし、今度、女子に戻れる時があったら、気を付ける事にしよう。

「ねーねーヒロ君、学食に行かない?」

クラスメイトの女子達が言って来る

一応先輩だったわけなので無下に出来ない。

「いいですよ行きましょう。」

「いいなぁー。鉄道談議で盛り上がったヒロ君はもういないのかよー」

と、恨めしそうにこちらを見ているオタクさん達。

おにぃちゃんもああいうカテゴライズされていたのだと思うと、とても切なく感じてしまう・・・。

そんな人達はほっといて、クラスメイトの女子7人を引き連れて学食に行くと

男子に囲まれて

がつがつ大食いしている自分の姿を発見

「おにぃちゃ・・・、いや、ヨーコ!!はしたないよ!!」

「嗚呼!? あっ、ヨー・・・、僕じゃなくて、兄貴!!」

学校での兄妹いや妹兄の再会シーンなのだが、凄い違和感。

 

「あの、ヨーコさんのお兄さんですか? 凄いんですよヨーコさん!! フードファイターになれますよ!!」

あたしのクラスメイトというか、今は兄のクラスメイトが、昨日までのあたしをキラキラした善望のまなざしで見ている。

しかも、可愛いとかじゃなくて、フードファイターとして尊敬を集めている・・・。

これは、もし、自分の姿に戻った時に取り返しのつかない人間関係が構築されているのではないかと不安になってきた。

おにぃちゃんはいい、あたしのおかげでモテモテハーレムモードだ。如何にもなろう系主人公、再転生したらみんな僕に惚れているモードだ。

でもあたしは違う、再転生したらびっくり人間フードファイター少女だ。

きっとイケメン先輩達は振り向いてはくれない・・。

 

「おっ!? ヒロの妹のヒロコちゃん。カツ丼8杯目か?すげーじゃん。俺も挑戦するか?」

「やあ、ユージ、いや、ユージ先輩」

「おばちゃん、俺もかつ丼10杯挑戦するわ」

「あいよ!!」

 

「ヒロ君、あなたの妹ちゃん、凄いね。ユージ君と隣で仲良く食べてる。ちょっと羨ましい・・・。」

あたしが、あたしであった時代、ユージ先輩とここまで至近距離にいた事はない。いつもダメガネ兄が間に入っていた

もしかしたら、再転生したら、ユージ先輩と付き合えるチャンスなのか???

「そうそうヒロ君、何食べる?」

それにしても、隣のブスうるさいなぁ・・・。

「あれっ?あなたカナさん!?」

「やだぁーそうそう、覚えてくれてたのね。ユージ君もいいけど、昨日、ヒロ君とお話してなんかビビってきたんだ!」

なんだこいつ、あたしの事しめて、おにぃちゃんの事散々メガネ禿って罵ってたくせに!!

「ねぇねぇ、僕ね最近激辛ブームなんだ、お昼は軽く食べて、北極ラーメンを食べに行こう!」

「いいねぇー!!」

けっ、カナ先輩、仕返ししてやるぞ!!

 

昼食も終わり、兄妹はそれぞれの教室に戻っていった。

新妹ちゃんは急激な腹痛に悩まされていた。

ぎゅるるるーーーーーー

「もうだめかも、センセー、トイレ―」

男女共学の高校における女子の禁じ手を使ってしまった。

これは100%トイレでうんこをするということを男子に印象付ける行為である。可憐な女子を演じるには

「貧血で保健室に行ってきます。」などと、言うのがベタな返しだったが、そもそも昨日迄は、鉄道好きなメガネ男子だったわけなので、そんなテクニックは使わず、ストレートに教師に打ち明けたのであった。

 

先生は

「君は、裏表無くて好感が持てる女子生徒ださっさと行っておいで」

と、喜んでいた。あとで妹に聞いた話だが、この先生は、女子生徒の嘘に辟易していたらしく、ストレートな発言をしてくれた新妹ちゃんの発言を嬉しく感じたそうだ。この一連の僕の行為は、1年生の女子生徒から、「排泄の女神」として語られる事となり、今後、当校で、女子もストレートにトイレを我慢する事なく行けるようになったターニングポイントとなった有名なエピソードではあるが、その時は、こんなことはどうでも良かった。ただ単に食べ過ぎてうんこが漏れそうだっただけなのである。

 

トイレに駆け込むと隣で、凄い放屁の音がした。

ブッブッブ―――――

トイレから出ると、鏡で自分の姿を入念にチェックする、上級生の女子がいたのであった。

「ねーねー、あんた、ヒロスケの妹だよね。なんか、隣のクラスでヒロスケが陽キャ化したって聞いたんだけど、あんたが仕掛けたのか?ヒロスケのくせに!クスクスw」

 

昔からだが、このミユという美少女は顔に似合わず性悪である。その癖、凄い放屁音だ。きっと、この女こそが、教室を抜け出す時に

「せんせぇー貧血でーちょっと保健室に行って寝てきます。」

などとほざいたのだろうなと容易に想像できたのであった。

それにしても彼女は顔とスタイルが良いので、どんなに辛辣な罵りを受けてみても、あわよくば付き合う事は出来なくても、幼馴染の誼でデートとか出来ないかなと思っていたが、今回の放屁のボリュームの高さで完全に幻滅してしまった。それと同時に彼女が母親になったら子供には好かれるだろうなとちょっと思った。お子様というのは、おならやうんちがとても好きなので、子供の前でこのような豪快な放屁をすれば人気者になるだろう、勿論僕には係わりの無い事なのだが・・・。

 

 

仁義なき戦いを見ながら書きましたので、一部センシティブな箇所があるとおもいますのでご了承下さい。

ぴょこたんへの原案小説です。

 

 

 

 

 

 

 

朝のラッシュアワーをさけて、6時台の地下鉄に乗るようにしている。

僕の名前はケイ。高校2年生だ。

冬の朝はとても暗い。この地下鉄は始発の地上駅からゆっくりと下り

終着駅でまた地上に上る。

その頃には東の空にオレンジ色の弱弱しいが

なぜかほっとする太陽がのぞかせるようになる。

 

今日も始発の電車から、学校のある終着駅に乗ろうとした。

ガラスに映る紫色の自分の姿、電車の車窓に合わせて動き出す。

(今日の髪型はちゃんと決まっているか?)

などと考えているうちに地下に潜りこむ

車窓が一気に暗くなると、紫色の淡い自分の姿が鮮明に映り込む。

(僕は美しい・・・。)

うっとりする位、美しいと思った。

 

すると電車は別の駅に到着する

「赤松ー、次は赤松―、降り口は左側です。」

すると、Y女子学院の生徒達が一斉に乗り込んできた。

(雑音だ・・・。)

美しい僕の後ろに、下品なインコたちがピーチク、ハーチク騒いでいる。

「ねーねー、令和スマッシュのアキラ君に似てない?」

ブス達の低俗な話が続く

(そんな俗人どもと、美しい僕を似ているなんて信じられない。)

僕は、すかさず、彼女らの言葉をシャットアウトするために

スマホの音楽ファイルからショパンの曲をかけることにした。

そして、なるべく、下品なインコ達を見ない様に電車に近づくことにした

自分の姿が前よりも近くに大きく見える

(これでいい)

自分の世界が広がる。

結局、下品なインコ達は次の次の駅の台の岡公園で降りて行った。

まあ、台の岡公園にY女学院があるわけだった。

 

試練は続く、北綾鳥駅から、いつものようにOLが乗ってきた

このOLは、僕と同じ車両、同じドア側に乗り込んで

次の次の灰島台駅で降りる臭い女だ。

この香水と化粧の配合は鼻が曲がって困る。

高校に着くと、同級生達にこの匂いを冷やかされる

僕にとっては不快な匂いだが、同級生からすると大人の女性の匂いだそうだ。

OLがカーブにさしかかったり、駅で止まるごとにわざとらしく僕に寄り掛かる

ファンデーションがジャケットに付くこともある。

極めて不愉快だ。

視線は、ガラスに近付ければ

騒音はショパンが打ち消してくれるが

この匂いに関しては、マスクや鼻栓をする訳にはいかない。

それは、僕の美しい姿が歪んでしまうからだ。

なので、この試練が、通学路での最大の苦痛とも言えるであろう。

「次は灰島台、降り口は左口です。」

彼女は停車する瞬間に全身全霊をかけて僕に寄り掛かる

時には不自然に腰をくねらせて胸を押し付ける。

だが、この胸は貧相で、僕にとっては、喜びと言うよりも

何もこんな中途半端なものを美しい僕に当て付けるのは嫌がらせにしかならない。

せめて、平均的なものを付けてくれないとときめかないし

顔面偏差値70を超える僕に対して平均的なものでも失礼に思うのは当然だと思った。

そんな感じで、最大の厄災が過ぎ去る。

 

次の狭川通りと綾島駅迄は、乗り降りるする人が多い区間だ。

同級生も綾島駅から乗り換えで乗ってくる。だが早い時間なので

友人たちは乗ってこず、体育会系の女子が乗り込んできた。

「やぁー文芸少年!」

とてもうざい体操部の女の先輩が乗ってきた。

一応先輩なので、ヘッドフォンを外し、会釈をした。

彼女の視線が背中越しから感じる。

僕の美しさは、背中も含めてなのは致し方ない。

先輩の挨拶はうざいのだが、校名のジャージと言う看板を背負っているので

この先輩の乗る時間だけが苦痛であった。

「次は愛橋、降り口は左側です。」

愛橋は大学があるエリアだが、この時間には大学生の乗り降りは無い。

ただ、遅くなると、北綾島からこの区間も女子大生達の視線を受けて

苦痛に感じるし、謎の腰をひねって胸を押し付けるような奴らも何人かいるので

僕が老人のように早起きする理由がここにもある。

 

永松駅は、南のターミナルで、この時間帯は、反対車両の女子の視線を受ける

彼女らは僕の事を「地下鉄の王子様」「地下鉄の美少年」などと呼び

勝手にBLものの同人誌を書いてそうでおぞましく思う。

僕は、自分が好きだが、自分以外の男性には興味がないし

自分に釣り合うレベルの美しい女性がいればそれに惹かれるのは当然な事であるが

高校や通勤(学)電車には、それに該当する女性は当然乗ってなく

一山なんぼのブスやはた迷惑な女しかいないのがとても残念に思う。

 

終点に着くと、徐々に地上に上がってくるので、自分の姿が

黒から、紫、橙、黄色と淡くなっていく

その時に心の中でつぶやくことにしている

(この世で一番美しくて、儚い僕、さよなら・・・。)

でも、また、下校時に会えるのでしばしのお別れなのである。

 

地下鉄は今日も走る、美しい自分と迷惑な人達を乗せて・・・。

このブログは、転載可です。

 

ちーちゃんやその仲間達、とつげき東北さんやその仲間達

 

政治広場の仲間達もOKです。

 

では、はじめます。

 

別のピグで、ぶっちゃけブログ書いております。

 

ちょっと とつげき東北さんなの???

 
アメンバー限定です。仲の良い人、身元がしっかりしている人
 
のみに見て頂いております。
 
なんで、サブで書いているかというと
 
・嵐とかに転載されたくないという点
・画像をUPしている点
・メインでは、ピグともが多くて管理できない点
・メインは、ぴょこたんや会長の原案を書いている点
・あと、連合赤軍事件とか書いている点
 
と、趣味的要素があり、自分自身の考えは
 
サブのブログで書いております。
 
もしよろしければ、アメンバー申請お願いします。
 
本題に入ります。
 
そのサブでの、自分の考えのブログで
 
とつげき東北さんことピンクマ(以後とつさんで統一)さんが
 
「りおしを美化しすぎている」
 
「あいつはアフォで、卑劣な奴だ」
 
「りおしに騙されているぞ」
 
と、言ってきたので
 
「りおしは、昼間は紳士的です」
 
「女性に対しては優しい(あのみきでさえ)」
 
「夜の部でのとつさんとのやりとりはあたし個人は知らない」
 
「このブログはあたしのブログで、あたし目線です」
 
「自分の意見は自分のブログで書いてね」
 
と、回答致しました。
 
そして、とつさんは
 
「じゃあ俺の意見をメールで送るから」
 
と言いました。
 
1日待っても2日待っても3日待っても・・・
 
返答が来ません。
 
なぜ、サブでブログを書いているかというと
 
ブログのメッセージもピグともが少なければ
 
見やすいからです。
 
でも来ないんですよ。
 
多忙なとつさんの事だから面倒くさくなったのだろうと
 
思いました。
 
そして昨日です(平成31年4月8日)。
 
子供も寝かしつけて、お茶を飲みながら
 
更には、見忘れていたいだてんをみながら
 
ピグをしていると
 
とつさんが
 
「なんで、俺のメールを受け取ろうとしないんだ」
 
と、言います。
 
こちらはずっと待っていたので
 
「メッセージ待ってるよ」
 
と言い返しますが
 
「メルアド教えろよ」
 
と言います。
 
こちらは森山未來が酔っぱらって高座でぐでんぐでんに
 
なっているのを見ているのに
 
めんどくさいなーと思っていました。
 
こちらとしては、ピグにはメッセージ機能があるので
 
わざわざメルアドを教える理由もありません。
 
とつさんなら知っているに違いありません。
 
何を隠そう偏差値70を軽く超える天才です。
 
どこかのケータイショップで
 
「Gメールからヤフーメール送れない」
 
と、騒いでいる老人とは違います。
 
説明するに足りない要件ですよね。
 
そこで、考えました。
 
・ブログの写真を見てとつさんはあたしに会いたくなった。
・ナンパ目的!?
・いやらしい事を企んでいる。
・いや、目的は子供か・・・。
 
普通にメッセージ機能があるのに
 
メルアドを教えてくれと言うのですよ。
 
明らかに怪しいですよね。
 
そして、とつさんは言います。
 
「おでんはアフォだ」
 
「おでんは、ちーちゃんレベルに成り下がったな」
 
「おでんは嘘つきだ」
 
「なぜ、メールアドレスを教えない」
 
おいおい
 
おでんはアフォについては、そうでしょう
日本中どこを探してもとつげきさんより賢いのは
数える程しかいません。
 
ちーちゃんレベルに成り下がったな
いやいや、ちーちゃんの論法は、とつさんクラス以外の人には
有効で、ちーやんは悪の論法の体現者なわけですよ
そんな、凄いちーちゃんと同じレベルって、褒めてないですか?
 
おでんは、うそつきだ
だから、この前、あたしに対するりおしと
とつさんに対するりおしは違うわけで
とつさんからすればりおしはサタンでも
あたしからすれば紳士的だって説明してるし・・・。
 
なぜメールアソドレスを教えない
目的は、子供か!?
会えるかぼけぇー
 
補足しておきますが、とつげき東北さんは
東北大学出身です。もちろん仙台には土地勘があります。
会う気満々なのかなと思いました。
知り合いの独身では可愛い子は残っていませんし
有ったところで
「自分よりブスしか呼べないのか」
「おでんはつかえないなー」
と、言われかねません。
 
めんどくさいなー
 
子供は、布団からはみ出して
 
「ママ―!」
 
って叫ぶ時間帯だし
 
サンドのぼんやりーぬ録画したのを
 
倍速でみてるから、相手するのも面倒だし・・・。
 
とつさんの罵倒は続きます。
 
「おでんのブログはちーちゃんレベルだ」
 
すると、見知らぬピグが
 
「そうだよな。最低だ。」
 
その見知らぬピグにあたしは
 
「あなたサブピグのアメンバーじゃないじゃん」
 
と、言い返しました。
 
すると
 
「そうなのか?」
 
そうです。アメンバーは、あたしが把握している
 
人しかいません。
 
【アメンバー】
silverr1100
東郷どん
まんみ
ふわふわ(Kam)
R-JET
ぴょこたん
moreso-dayo   ←あれもれそがいる???
Osa♂
物体R
李(イー)
やまぶどう
よーむさん    
ピンクマ
いちご姫
鼻毛友の会 会長
ゆき
セント        ←セントがいるよw
チン。チン大木
アルファルファ【alfalfa】
 
で、その適当な事をいっていたのはシャルルという
 
レコナーにもいちご姫にもかみついてきたピグでした。
 
シャルルに付いての補足ですが
 
彼は、いちご姫とあたしが育成しようと思った人材でしたが
 
疑り深いのと適当過ぎるので、諦めました。
 
いちご姫グループからは除外された
 
元メンバーとも言える人です。
 
いちご姫グループの詳細はBAななさんのブログに有りますので
 
こちらをご覧ください。
 
 
シャルルは、元配属先のサブリーダーのあたしに
 
申し訳ないような感じで
 
とつさんにメッセージのやりかたをレクチャーしておりました。
 
それにしても山形のアナウンサーのテンションが高すぎる。
 
そして、ぼんやりーぬを見終わると
 
とつさんからメッセが来ました。
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差出人:
ピンクマさん
日付:
2019年04月08日 23:38
件名:とつげき東北の弟子です
以下、そのまま転記をお願いします。

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こんにちは、とつげき東北さんの弟子を名乗っている者です。

普通の人が高校数学を忘れているのは当たり前です。
でも、「数学者と数学の話をするのに、
掛け算や引き算はわからない」なんてありえないでしょう。
「自分は論客だ」と言って相手と議論しようとする人が
「論理学(高1数学で習う基本の基本)」を
一切わかっていなかったら、どうなりますか?
相手と(まともに)論争するのに、
論理学的知識は絶対に必要です。
というか、物事を正しく考えるのに、基本的な論理学は必須です。
そして、論理学の本まで出しているとつげき東北さんに対しては、
以下のようになります。
とつげきさん
「「AならばB」の時、「AでなければBでない」という推論は誤り」
りおしさん
「ははは。何言ってんですか。「AでなければBでないは誤り」
などという理屈なんて存在しませんよ。
存在しないものを知る由もありません。ははは。」
【この時点でとつげきさんの勝利確定。根拠は命題論理学の
教科書か、とつげきさんの本、高校1年の数学の教科書、
あるいは中学生レベルの常識または
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%8D%E4%BB%B6%E5%90%A6%
E5%AE%9A
 
このページに明記されている→
「もし P ならば、Q である。P ではない。従って、Q ではない。」
この形式の主張は妥当ではない。」】
とつげきさん
「論理学的に、その推論は誤りです。
調べてみてはいかがですか?」
りおしさん「ええ調べましたとも。私は論客なのでね。
ちょっと調べるだけですぐ貴方の穴が見つかりました。」
りおしさん「自称偏差値70は「「AならばB」の時、
「AでなければBでない」という推論は誤り」と仰るんですよ。」
とつげきさん「そうですよ。それを疑っているあなたは
間違っていて、それを主張している私が正しい。」
りおしさん「正しいという根拠はなんですか?」
【根拠は命題論理学の教科書や先ほどのページなど】
とつげきさん「たかだか命題論理学の初歩の推論について、
ググったりウィキペディアで探しながら議論している時点で、
彼には論理学の素養が欠けていると言わざるを得ない。」
りおしさん「いえ僕は論理学を勉強してなかったので、
論理学に価値があるかどうかは知りません。」
とつげきさん「だから、知りもしないものについて
大量のレスを送ってくるのやめてください。
あなたが間違っていただけ。」
りおしさん「私は論客なのでちょっと勉強すれば
すぐ知ることが出来るのですよ。
何も知らなかったらこうも的確な反論はできませんよ。
よって知りもしないは誤りです。」
【論理学を勉強していない論客って何?
 論理を使いこなすのが論客ですが……
そしてググりながらなのに理解できていない】
・このあたりの、他の人の代表的感想
「これで論客自称するのはさすがにやばいと思う。
中学生が喋ってるみたい」
「そういう質問が出てくること自体が「分かってない」ことを
露呈してる。中高で習う内容なんだから勉強してから
発言すればいいのに。こんなに恥かくこともなかったのに。」
「論客「ウィキではこうあるんですよ」」
「とつさんがご存じなかったとほんとに思ってんのかw」
とつげきさん「「AであるときBである」かつ
「AであるときBではない」場合でAのとき、
「BであればAではない」は真ですか? 偽ですか?
 論理学的に説明してください」
りおしさん「君が、僕が論理学を知らないという前提で
絡んできた後、昨日僕がちょこっと論理学を調べたのです。」
とつげきさん「私が出した問題は、高校数学を学んだことが
ある人なら即答できる程度のレベルの論理学の問題ですよ。
これに答えられないなら、あなたはとても論理学を知っているとは言えません。」
りおしさん「僕にはそれが初歩とは思えませんが。
そこまで論理学を習得していないので分かりません
と答えるしかありません。」
とつげきさん「いえ、ゴミのように初歩な問題でした。」
とつげきさん「こんな簡単な問題、2分もあれば解けるでしょう? あなた論客なんでしょう?」
・このあたりの、他の人の代表的感想
「これが自称論客だ。他人事ながら震えが来るほど恥ずかしい。」
「何で議論の基礎である論理学知らないのに
議論していらっしゃるのですか。」
「りおしさんは論理学ちょっと勉強したから知っていると
言ってたような気がしましたが…」
「え、ちょちょちょwwww
この命題簡単すぎるでしょwww
こんなこともわからんのか論客www」
「原因は君の論理学の知識のなさなんやで。
君以外の最低限論理学について知識がある人は
皆わかってる。」
とつげきさん「彼はこの2つの主張において、
XかつnotXを主張しています。
【私は何も知らなかったらこうも的確な反論はできませんよ。】
【まぁ私は論理学は興味ないので初歩を知らなくても
問題ないですね。】。相手から「XかつnotX」という主張を
引き出すことを、論理学的な意味で「論破」と言うのです。」
りおしさん「いえ私は論客ですからね。
反論の余地もない確かな根拠が示されれば帽子を
脱ぐ用意はしていますよ。
しかしここの方々は、知らないのは君だけ、
論理学を勉強してこいしか言えないのです。」
第三者「仮にも論客を名乗るのであれば初歩でも
論理学を理解して当然でしょ。
そこがわかってないから叩かれてるんじゃない。
いい加減理解してよ。」
りおしさん「ウィキは客観的な根拠ですよ。
議論相手は当事者です。
議論相手に客観性を求めることはできません。」
りおしさん「ははは。やっと君の恥かしさが自覚できましたか。
ははは。完全勝利です。」
第三者「凸氏の命題全体は((A→B)∧
(A→¬B)∧A)→(B→A)だから、
(恒偽命題)→(B→A)なので真です。」
とつげきさん「あなたがアホであると仮定すると、
あなたはアホ。あなたがアホでないと仮定すると、
今までの議論に矛盾する。よってあなたはアホ。」
りおしさん「ええ。ですからアホという根拠をお願いします。
君は議論が出来る子なのでしょう?」
とつげきさん「おっと、また彼がとんでもない
論理学的初歩的誤りをしている」
とつげきさん「仮定しても仮定しなくても成り立つ結論qは
恒真なんですよ。
えーと論理学の教科書の8ページ目くらいに書いてあります」
その後、りおしさんは数多くの人から間違いを指摘され続けます。
りおしさん「論理学を知らない人をみんなで攻撃するのは
ネットいじめだ」と言い出したあげく
「全員を論破した。完全勝利」と言って消える。
このレベルの論理が使えないということは、
物事をまともに考えることが一切できないことを意味します。
---------------------------

1行で要約すると

「りおしはアフォだ。」

で済みますよね。凄く長いですよね。

これ本当にとつげきさんなんでしょうか?

そもそも、日本の頭脳でもあるとつげきさんが

我々やりおしごとき(一般人はごときですよね)に

ここまで必死にならなくても

いいのでは?

と、思います。

ここまでりおしにこだわるのって

やはり、とつさん自体、りおしの事、ある程度認めているという

現れなんじゃないかと思います。

まあ、正直なところ、りおしがとつさんにアフォ認定されても

日本の頭脳であるとつさんに言われるのですから

ノーダメージなんですよね。

あたしごとき虫けらからすれば、とつさんにフィーチャー

された時点で箔が付くわけで

ちーちゃんもそれがわかっててとつさんを挑発して

悪の論法駆使して場を支配しているので

ちーちゃんやりおしの論法って

武力付であれば

とつさんクラスの頭脳の人達を飲み込めるわけなんですよ。

これを実際にやったのが、麻原であり

連合赤軍や日本赤軍のリーダー達なんですよね。

新選組でも、頭が良くて、当時の大学みたいなものだった

3大道場出身の山南や伊東などを

無学の土方歳三が論破していったのも

まさにこれです。

でも、ひとつ気になるのが

「こんにちは、とつげき東北さんの弟子を名乗っている者です。」

えっ!?

あなたとつげき東北さんじゃないの?

だったら誰よ!?ってことですよね。

しかも、名前がピンクマだし、アバター乗っ取り?

あと、とつさんの本の文章は読みやすいんだけど

この人のメールは何か、読みづらい。

それと、「ナンパ目的!?」と

メルアドを聞いてきた時に返答したら

「人妻となんか会わねぇーよ」

と、言っていましたが

そもそも月兎と会ったのは

人妻であるユークレースさんと会いたかったからでしょう

本当のとつげきさんなら人妻も射程圏内だと

思うんですけどね。

もしかしたら女性の嗜好が変わったのか?

とつげき東北≠ピンクマなのか?

謎は深まるばかりですね。

最後にとつさんが何か言いたい事があれば

メッセージを送ってくださいね。

それと、サブピグのアメンバーも募集しております。

余程変な人でない限りOKです。

OKされない人は、良く分からい人かもしれませんし

あたしが良く分かっていても変な人は不可だという

意味なので、あまり気にしないで下さい。

メインアカウントなら普通の人ならOKでしょう~

では、長い文章をお読みくださりありがとう

ございました。

 

1 北萩市までの道

 永遠と続く海岸線、この先にはもうアメリカ大陸まで何にもないのかと思うが、夜には光を付けて漁をする漁船がぽつりぽつりと浮かび、夜空の星たちと相まって賑やかにすら感じる。その反対側の陸には牧歌的な街並みが続き、弱弱しい光がちらちらと揺らいでいた。私は、妻も仕事も捨てて、旅に出た。まずは四日市だった。その街は妻と住んでいた大阪と比べると小さな街だが、工業地帯で人も多く、幾分都会だった。まずは、誰も知らない街に行く為にとある工場で半年ほど働く事にした。仲間も出来た、皆、地元の街が不景気で、とりあえず身一つで働けるその街でせっせと働いた。半年後、できる限り大阪から離れたかったので九州に行く事にした。福岡では賑やか過ぎた。だからといって田舎町での生活の経験が無い。とりあえず長崎の近くの街に行く事にした。四日市での仕事で、ある程度資金が出来て、とある借家に住むことにした。そこで、HPのデザインやテキストの打ち込みの依頼をインターネットを通じてするようになった。所謂ノマドワークというものだ。長崎は海が近く景色がいい。普段は郊外の借家にいるが、人恋しくなったら長崎市内のカフェで仕事をしながら海を眺めたりしていた。クルマやバイクを買うお金はない。だから愛車はロードレーサーだ。いつもメッセンジャーバッグにノートPCと筆記用具を入れて長崎の中心部まで行くのが日課であった。この街は坂が多かった。はじめの頃は70キロほどあったメタボだった体形も引き締められ60キロを切るほどのスマートな体形になった。すると、大家の奥さんが「哲也さん、良い男なのだから再婚でもしたらいいのでは?」と、お見合いの写真を持ってくるようになった。私は、まだ妻と離婚をしてから1年しかたっておらず、身辺整理もようやく終わり、仕事も軌道に乗ってきたところで、久々の独身生活を謳歌していたところであった。休みの日には大家さんと一緒に釣りをして、長崎の山々を登り、温泉を楽しんだ。また、小さいながらも家庭菜園を作り、ささやかながら大地の恵みに感謝などをして生活をしてた矢先だった。「当分は一人のままがいい・・・」

長崎近郊に移り住んで1年が経ったある日、仙台に住む兄から連絡があった。「母危篤」。私の父親はバブルの頃、仙台で小さな建設会社を経営していた。その頃は羽振りが良く、小さな遊園地を貸し切りにしてくれたり、誕生日にはよくわからないマジシャンなどを家に呼んでくれて、盛大な誕生日会を催してくれた。なので、地元では私の兄弟を「貴ぼん・哲ぼん」の愛称で呼び、男女から人気者の兄弟だった。ところがバブルがはじけた頃から、父親の会社が傾きかけて、私の兄弟に集まってきた友人たちが一人去り、また一人去り、学校で孤独となってしまった。父親は仙台の会社をたたむと再起をはかり友人を頼り大阪に行く事にした。兄は、当時中学3年生で、地元の難関高校に見事に合格したので、母親と二人仙台に残ることになった。それから、母と兄とは音信不通になり、私は父親と大阪の父の友人の会社で住み込んで暮らしていた。私が高校に入るころには、父と母は離婚することになり、父に私が、母に兄がという風になってしまった。私は高校を卒業すると丁度IT革命の風に乗ることができ大阪でソフトウェア―の会社に就職することができた24で同僚と結婚するが、子供がなかなかできず、約1年前に妻から別れを打ち明けらたところであった。妻からしてみれば、いつまでたっても子供ができない相性が悪い相手とずるずる過ごすよりも他の男性にかけてみたいという事だった。私は、彼女の意思を尊重して別れることにした。また、丁度、折からの不況で、会社の経営が上手くいかなくなったので、独立しようと考えていた。その時に先程の四日市での半年ばかりの期間の仕事が舞い込んできたのでそこに応募したという事だった。ちなみに父は、私が結婚して半年後に私に感化されたのか、私よりも若いフィリピン女性と再婚を果し、今は静岡に住んでいる。もちろん、母とは別れてしまったので、今回の危篤の件を話すと「あっそうか・・・」と、あっけなかった。父は建設会社をたたむ前に母の実家に資金援助を頼んで断られた件もあり、母の事を「使えない女だ」と酔うたびに罵っていた。私や兄の取り巻きの友人にしろ、母の方の実家にしろどちらにしてもお金絡みで切れてしまう恐ろしさを私はその時に学んでいたのである。話は、母の件に戻すと、母は父と別れた後に仙台のマンション経営をしている人と再婚をし、兄もそこのマンションに無償で住まわせているらしく、「母が死んだ場合は、(マンションを)出て行かないといけない」と連絡の時に力のない声で言っていた。仙台に戻ると鉛色の空が私を待っていた。「この街には何一つ、いい思い出は無い。あったとしても虚構の幸せだ・・・。」私は、母がいる病院に行き、兄と共に母の最期を看取った。母の最期の言葉は「貴ちゃん、哲ちゃんのこどもが見たかった・・・。」であった。葬式の後、兄は私に兄の彼女を紹介してくれた。一回りも年下の彼女であった。兄は兄なりに母親に孫を見せてやりたかったので、兄が経営している飲食店の若い子を勇気を出して口説き籍をいれたそうだ。しかしながら、これから子作りという矢先に母親がこういう事になったので悔しいという事をいっていた。私は私で、別れた妻とは子供がなかなかできず、病院にもいったがどちらが悪いというわけでも無かったが、子供が生まれるという縁が二人には無かったのであった。

 長崎に戻ると、仙台でも大阪でも見えない星空が多く見えた。やはりこうやって考えてみると、寂しいものだ。確かに大阪や四日市に居た頃はメタボな中年であったが、今は鍛え上げられて、仙台の親戚たちも私の事を実年齢よりも10歳以上も若く見えると言っていた。もうすぐ40近い年齢ではあるが、兄がギリギリとはいえ20代の女性をものにしたのであるから、私も頑張ればどうにかなるだろうし、できれば、一緒に釣りができる息子が欲しいと思うようになった。そこで、大家さんの奥さんが以前持ち出してきたお見合い希望者のリストを見ることにした。

「あれって、みんな35超えているぞ・・・。」やはり、嫁と畳は新しい方がいい。この街には私が求める女性がいなかったのである。そこで、田舎生活も慣れてきて、仕事にも目途が立ったので、移住することにした。できる限り、若い独身女性が多くいる街をリサーチすることにした。

 

2 桃源郷を探し当てる

この作品は、ぴょこたんこと内田さんに原案を頼まれて書いたものです。これに肉付けされた作品が内田さんから

投降されることを願っております。

 

1.負けられない戦い

 

 恋人の瑠香に頼まれて昭文女子大の学園祭の女装コンテストに出ることになった俺は、たった3人のエントリーの中、瑠香のメイク技術も相まって、ぶっちぎりで優勝することが出来た。と、いうか、一人は体育大学の柔道部の学生、もう一人は、定年間近の大学職員のおっさんだった。不本意ながら負けらえない戦いがそこにはあった。その翌日、昭文女子大のHPにはこれまた不本意だが、俺の優勝時の画像がUPされた。この快挙は、俺の大学の学内でも話題になり、女装王子という二つ名が俺に付けられることになる。

 コンテストの優勝賞品は、山奥にある温泉宿泊券だった。瑠香が俺を強引に出したのは、もちろんこれが目当てだったし、俺もいやいやながら気合が入った理由はこれにあるのだ。

 週末に瑠香と二人でレンタカーを借りて、その温泉旅館に行く事にした。

 

2.御玉温泉

 

 市内から1時間30分、山深い川沿いの曲がりくねった道を登り続けると、その温泉地はある。高度経済成長期には、企業の団体客が数多く通い、バブル時代には近くのスキー場へ行く客が多く集まった場所である。だが、現在は、完全にさびれており、建物は立派なものの時代遅れで湯治客がメインのよくある温泉地である。俺と瑠香は、お互いに実家住まいなので、兎に角二人になりたかった。だからこんな鄙びた温泉地に行く事ですら嬉しく感じた。もちろんお互いの両親には「サークルの合宿で泊まってくるから。」というアリバイを作って出かけてきたので、二人とも普段着で、特に記念日や特別なデートと言う気張った雰囲気ではなくラフな姿であった。

 

3.いよいよ混浴か?

 

 旅館は、御玉温泉龍禅閣という和風旅館である。やはり、バブルの頃に改装されて豪華で大きい建物だが、本館以外は稼働しているか怪しい古い温泉宿である。「いらっしゃいませ!」旅館に着くと、数名の若い仲居達が、二人を出向か言えてくれた。みんな若くて綺麗な女性ばかりだ。支配人の好みなのだろうか?あんまり仲居ばかりに目が行くと瑠香の機嫌が悪くなるので、凝視せずに案内された部屋に向かった。流石は、招待客なので、最上の部屋に案内された。部屋からは専用の露天風呂と見事な庭園が見える二間続きの広い部屋だ。瑠香は凄くはしゃいでいる。「女装した甲斐があったか・・・。」と、思いつつ、早く目の前の露天風呂に入りたくなった。「瑠香も露天風呂に入ろうよ。」「嫌だよ。まあ入るとしたら暗くなってからね。それと一人で入るから。」どうも、男の願望としての、女の子が入ってくれると思えるシュチュエ―ションは浮世離れしているようだ。「まあいい・・・時間はまだある・・・」そういい聞かせて、一人で露天風呂に入ることにした。「じゃあ私、近く散歩しているから楽しんでね。」と瑠香は言った。

 

4.豪華な晩御飯

 

 御玉温泉は、美肌の湯と言われていて、ローションの様につるつるとした泉質である。とても気持ちいい。瑠香が1時間後に戻ってくると言っていたので、ギリギリまで入っても湯当たりせずのぼせもせず、とてもいいお湯であった。瑠香は、近くのバラ園を見てきたらしい、ぶっちゃけ俺は、花など愛でるのには興味がないので、助かったと言えば助かった。二人でお茶を飲んで、部屋にある菓子を食べた。そして、日は暮れて、お腹が空いてきた。「桂の間(俺たちの部屋)のお客様、お料理が出来ましたので、大広間までお越しください。」と、連絡がきた。俺と瑠香は大広間に到着すると、50畳はあると思われる場所の隅に二人の膳だけが置かれていた。「貸し切りかな?」と俺が言うと、瑠香が「だったら、お部屋で食事出した方がいいんじゃないの?」と答えた。我々が着座すると、仲居が料理をせっせと持ってくる。カニ・エビ・ウニ・アワビ・フカヒレ・牛肉・松茸の高級食材のオンパレードだった。すると、仲居達が衝立を持ってきて「すいません、ゆもゆもクラブのお客様が来ますので失礼します。」と言って来た。ゆもゆもクラブの夕食膳(お膳ではなく折り畳みテーブルの上に置かれていたもの)は、前菜に山菜三種盛り、茶そば、イワナの塩焼き、メインがカニクリームコロッケ、水菓子がミカンだった。「しょぼすぎる・・・。」衝立の脇から覗いてみたが、あまりにも待遇が違いすぎる。だが、現実にこの旅館に来る客の殆どがこのような料理を食べるのだろうと思った。「ごちそうさまでした。」二人で、席を立つと、ゆもゆもクラブの面々が入ってきた。「おー兄ちゃん、こんばんはいい感じかい?ねーちゃんといいなぁー」下種なおっさんたちである。もちろんばーさんもいるが、ばーさんも限りなくおっさんで、俺の方をじろじろ見てニタニタ笑っていた。「下種な連中だ・・・。」それにしてもアレな人達だなと俺も瑠香も苦笑いした。

 

5.アレな人、再び

 

 部屋に戻る途中、ゆもゆもクラブの会場から、カラオケの音が聞こえてきた。俺と瑠香は思わず「トトホホ・・・」という顔になった。「なんか、この温泉、中年向きなのかな?」と瑠香は俺に言った。「でも、ゆもゆもクラブの部屋と、俺達が泊まる部屋は離れているから、朝食までは会わないだろうね。」と俺は返した。何よりもお風呂が部屋にあるのが嬉しい、あんな粗野な連中と、同じ風呂に入る事も無いし、瑠香は、オバさん連中と入浴したら明らかに浮くだろうと思った。なるべくアレな連中とはおさらばだし、これから最大のイベントとして、俺と瑠香が二人でじゃれあう時間が迫りつつある。瑠香を横目に見ながらウキウキなハートを紛らわせるためにスマホを眺めていた。すると瑠香が「アレはじまっちゃったの・・・」とつぶやいた。よく考えてみれば、温泉好きな彼女が、旅館に着く早々、バラ園に行ったり、目の前の露天風呂にもあまり興味を示せさず、恥ずかしいなら大浴場に行くだろうし、二人で入ろうという提案を妙にはぶらかしたのにも納得がいく。「ああ・・・(ダメな日なんだなぁー)。」と、思った瞬間、売店にある大吟醸玉の松島が無性に飲みたくなった。「じゃあ瑠香はお風呂入るだろ、俺、少しばかり、ロビーで、酒飲んでるからゆっくり入ってくれ。」と伝えた。瑠香は「浴槽入ると(万が一の場合)悪いからシャワーで流す感じだから、30~40分でいいよ。」と答えた。瑠香と寝ることが出来ないのなら、2時間位飲んでいたいし、なんならゆもゆもくらぶの連中とカラオケでもしようかと思っていた(もちろん演歌は歌わないサチモスを歌いたい気分だ・・・。)。

 

6.仲居さん何か付いてますよ。

 

 売店で大吟醸玉の松島と柿の種を買い、大広間から聞こえるカラオケの演歌をBGMにしてちびちびやっていると、仲居さん達の困った声が聞こえてきた。「女将さんまだ入院しているんでしょ。」「そうそう困ったね。」「今は仲居頭の涼子さんが、代理だけど、やはり女将さんの存在は大きいわ。」「支配人はどう考えているのかしら?」「さぁー支配人はこちらの人間ではないから、私たちの事わかってないわ。」などと、女将不在の苦労を話している。また、ゆもゆもクラブの宴会が終われば寮に帰れるとも聞こえてきた。そんな話を俺が立ち聞きしてしまい、和子という仲居が驚いた顔で「すいません。」と謝罪してきた。和子達の話だと、いつもはこの時間にロビーにいるお客さんはまずいないので、お詫びとして、大吟醸玉の松島特選酒玉王のお試しセットの試供品をプレゼントしてくれた。なので、もう少し飲み続けることにした。そのうち、なんだか眠くなってきた。何時間寝たのだろう。気が付くと、帰り支度をしていた仲居さん達が「お客さん、ここで寝ていたら風邪ひきますよ。」と話しかけてくれた。目を開けると、仲居頭の涼子さんが俺を起こしてくれた。歳は30代後半だろうか?大人の色気があるスタイルの良い女性で、仲居達をまとめていた女将代行の人だった。旅館に来た時に綺麗な人だなと思ったが、なんかおかしい、顔に何かにょろりとしたものが付いている。それはお酒をくれた和子やほかの仲居達もそうだった。ゴマ塩みたいな、青白い何かが・・・。

 

 

 

アメーバピグの政治広場。この広場は開設当初、民主党が幅広い意見を聞くために設立された広場だといいます。
そして、当初は実在する民主党の政治家など降臨してきましたが、民主党政権は瓦解し、反民主党と右翼思想の持ち主がはびこり
その後、アメーバピグの代々木公園系の統廃合で、ジプシーとなった住民が、比較的多くの人数が集まる広場として
政治広場に集まってきました。その頃のあたしは、いちご姫、レコナーなどの襲来を受けて過疎化した主張広場を離れ
鼻毛会長のイベントや政治広場に行くようになりました。
この頃の政治広場は、所謂なな派(今政治広場にいるNANAさんとは別人)が集まり極めて下品な話をしていました。
なな、ろじこ、女装しているたーくん、るくみるくさんなどいました。特にるくみるくさんとは同世代なので話は合いましたが
それ以外の人達は政治に興味があるというよりもマイルドヤンキー的な話をしている低俗な人でした。
そんななか政治家を志す人もおり、ローゼン雅さんは市会議員、また映画ニート選挙の監督の人で実在する
某政令指定都市の市議の人と交流したり、インターネッで選挙公約を決めて自分達の意見を政治にとりあげようという
インターネット選挙氏(ちょっとあれな感じで危険ですが・・・。)など、地方自治レベルですが政治家になった人もいます。
 
この様に初めの民主党の思惑とはちょっと違う広場になってしまい、今では
ほほいら愚痴広場のマイルドヤンキー派に追われたおと太郎さん、かか太郎兄弟などの雑談派
ほめやセントの様な異性をナンパ師に来る出会い系派
などが大半をしめてしまいました。(中にはあたしの様に他の広場から流れ着いた人もいます。)
またどこから現れたのかわかりませんが、(ほほいが連れてきたなど諸説あります。)
ちーちゃんずという一派が大挙して広場を荒らすようになりました。
とくに目を付けられたのが、自称ベストセラー作家、東京大学講師のとつげき東北さんと、その相棒にゃこぶさんでした。
にゃこぶさんはともかく(あたし的には出会い系のピグと認識している)、とつげき東北さんは数少ない
政治広場におけるまともな人であり、統計学やとある分野においては日本における権威でした。
もちろん頭脳明晰です。一般人である、並の国立大学中学、私立進学校、恥ずかしくはない私立大学を出た人間からすると
神様みたいな人間です。とつげき東北さんはその名の通り、東北大学出身で、ちーちゃんは当初嘘だと言っておりましたが
ネットだけでは説明できない東北大の内容を話せる(あたし自体、国立中学が東北大農学部に隣接して、教生の先生達が
東北大学生ばかりだったので詳しいです。)ので本当でしょうし、多分、とつげきさんの同期の中で、彼ほど著名な人はいませんし
何千、何万いる東北大のOBでもかなり上位の人間で、先程も書きましたが東北大出身ながら、東大の講師をされているという逸材です。
ちーちゃんがなぜとつげき東北さんに絡んできたのは諸説ありますが
政治広場で一番優秀な人材を力でねじ伏せる。論破する
というのが最大の目的だったと思います。
当初は、あたしもそういうちーちゃんに嫌悪感をもっておりましたが、次第にその行動は、どうも「とつげき東北さんの女性に対する態度」に怒っていると感じる様になりました。
月兎という人がいてその人は既に40を超えてかなり残念な容姿頭脳な人で、ユークレースさんという人と仲が良かったそうです。ユークレースさんは人妻で30代後半で写真で見る限り凄く綺麗な人だという評判で、とつげき東北さんも会ってみたいなと感じていたそうです。そこで、月兎とユークレースさん、とつげき東北さんの3人で会おうという話が出来き、宴席を設けたのですが、ユークレースさんは人妻でしたので、ご主人の都合と配慮もあったのでしょう、とつげき東北さん達との宴席に欠席することになりました。とつげき東北さんとしては、美しい女性と会うのが目的だったのに残念な方との会食(になってしまった)は、あらゆる拷問よりも苦しかったと思います。そして、ぞんざいに扱われたと感じた月兎がちーちゃんに相談して、心優しいちーちゃんはとつげき東北さんを更に絡む事になっていきます。
こういう事情を知らない人は、ちーちゃんが一人でとつげき東北さんに喧嘩を売り、政治広場の一番優秀な人材を叩いて、政治広場を我が物にしようという野望があると勘違いして、ちーちゃんに気違いのレッテル張をします。
あたしは、どちらからしても中立な立場でしたが、ちーちゃんという人間が心優しく、人情に熱い人なんだなと感じる様になりました。
確かにちーちゃんは攻撃的でしたが、その仲間のりおしさんは知的で、時に女性を立てる紳士的な人ですし、よーむさん、けろたんさんも温和なタイプで、すたぬーさんは、いつも楽しい事をしている人です。(例外は絆花です。あの人は人間的にどうかしております。)なので、ちーちゃんの仲間はいう程悪い人達ではありません(他にもいますが割愛します。)。
ちーちゃんは、あらゆる方法でとつげき東北さんを責め立てますが、手数の割にとつげき東北さんには効いてないように感じました。
まあどちらも格闘技や剣術の世界では手練れですからそうでしょう。
ちーちゃんは、とつさんの様に超一流大学をでているどころか有名私立大学、一般的な私立大学を出ているようには感じられません。それでもあの手この手で、とつさん曰く「悪の論法」使いです。この「悪の論法」は、とつさんみたいに高レベルな議論や研究をしている人以外には効果的で、893やヤンキーには効果的なので、企業の総務や人事などが良く使う手です。また、怖そうな人が使うと倍増しますが、所詮アバターの世界ではどんなに脅しても威力は半減します。これは、とつさんみたいな権威がある人に対して、ちーちゃんのような一般人が戦うための武器であり、この様な戦法を使う事で、ちーちゃんは広場でもとつげき東北さんと並ぶことが出来るようになったのだと思います。リアル世界では、明らかにとつげき東北さんの方が上ですし、権威も権力も社会的地位も上で、ちーちゃんはか弱きアラサーの女性でしかありません。とつげき東北さんはこの経験をもとに「場を支配する悪の論理」という書物を出版しております。はじめこの本が出た時に、とつげきさんがちーちゃんを馬鹿にして書いた本だと思い、買う気がしませんでした。なので、kindleでもあると聞きましたが、実際にある文庫本を読んでみると、バカにされていたのはほめという人物(現在政治広場にいるほめと目されている「ふとみさん」とは別人らしい)であり、ちーちゃんがいかに凄いか証明する本にもなります。よく考えてみて下さい、とつげきさんレベルの日本人は、日本広ともいえ、1000人にも満たないのです、そのとつげきさんが、この本の「悪の論法」を使えば大概の人は論破できると断言しております。
最後にタイトルにもありますが、昨夜とつげき東北さんに褒められました、とつげき東北さん曰く「君は、僕の知り合いの仲では中の下の頭脳の持ち主だ」これは一見、見下されように感じますが、とつげき東北さんの中というのは、東北大学卒業したレベルの平均よりもかなり上です(とつげきさんは歴代の東北大卒業生でも悪く見積もっても30位でしょう)。ということは、一流私立大学を卒業していないあたしが、この様な高い評価を受けるというのは最大の賛辞に等しいと思います。ポジティブと感じられる人も多いですが、当たり前のようにとつげき東北さんが政治広場に出没しているのでみなさん(ちーちゃん含め)がマヒされているのだと思います。
 
次回は、女性はどうすれば男性に勝てるか(いや本当は女性の方が強いよ)を書きたいと思います。

 

話は12月上旬から下旬に移ります。

水筒問題での敗北を遠山問題にすり替えて、赤軍派から主導権を奪った永田は、瀬木の逃亡のせいで、革命左派の山岳ベースが使えなくなり、赤軍派のアジトを使用したのが、赤軍派に主導権を与えたと分析し、吉野に榛名山ベースを設営させました。この榛名山ベースは、赤軍派の植垣が設営した小屋のようなベースとは規模も異なり、優雅な別荘とも言える物でした。永田は、森を出し抜くことに成功します。

森は森で、弁が立つと思った遠山に足をすくわれるどころか、腹心である坂東・植垣氏・青砥・山崎さん・進藤さんまでにも見捨てられた事による失策を取り戻す為に永田を懐柔してコントロールしようと考えます。

そもそも永田は、薬剤師の頃に庶民が安心して医療を受けられるようにと考えたり、女性が女性として社会活動や仕事が出来る世の中にしたいと考えて学生運動に参加しました。森はその永田の考え方を認め、今までの男性主体の政治と女性を下に見ていたことを自己批判しました。そして、永田の考えに賛同するような態度を示しました(実際は、永田を懐柔しようとしていました。最後の方になると永田は森の支配下に入ってしまいます。)

永田は、遠山問題で勝利し、森が自分の意見に従おうとしてくれるので、大いに喜びました。そして、森と共に革命することを誓います。(実はこれも森が永田の心理につけ込んだ洗脳で、世界的に同時革命が起るという幻想を植え付けたのでした。)こんな討論が12月20日から徹夜して行なわれました。永田は自分と森の考えが最も進んだ考え方だと思い込み、お互いの獄中にいる最高指導者と決別をします。これにより、赤軍派と革命左派の代表と思想を引導して行くのが、森と永田になるのでした。

今までは、森も永田も赤軍派・革命左派の代表でしたが、指導者ではありませんでした。特に永田は坂口や寺岡からしてみれば、最高指導者の川島豪が来るまでの飾りでしかありませんでした。それは永田も重々承知していました。そこに森という永田の思想を(形ばかりですが)賛同してくれる、もう片方のリーダーがいたことにより、彼女は指導者としての意識が芽生えはじめ、森と新しい組織を作ろうと思うことになったのでした。(川島との決別は、そもそも永田が川島の女でしかなく、川島が獄中に入ると坂口の女として生きてきた事への解放もあったのでしょう。しかしながら、落ち着くところは森の女となってしまったので、これが永田の限界かもしれません。こういう人間でなければ今頃は政治家にでもなってたかもしれません。)

森は森で、永田をいい気持ちにさせておいて、主導権は自分に持って行き、永田を洗脳コントロールしようと、飴と鞭を使い分けて、永田の気持ちを懐柔していきました。

ですが、今まで革命左派は川島、赤軍派は主に田宮などに感化されて活動を始めた人達が多いので、森と永田の言っていることが「わけがわからない」と感じる人が殆どでした。森と永田の考えに対して「わからない」と言うと、森に「君は遅れている。総括をして、我々の革命を理解するのだ!」と注意されるので、川島の弟子とも言える永田の夫の坂口でさえも理解した振りをして、総括から逃れようと苦心しました。

森と永田の考え方にNOを突きつけて来た人がいました。それが加藤三兄弟の長兄である加藤能敬さんでした。森はしめしめと思い。独自の話術で加藤を陥れて、失脚させ、永田の派閥である、革命左派の力を削ごうとします。ところが、加藤さんは幾ら、森と永田に詰問されてもNOを突きつけました。永田は森を自分の考え方を受け入れない「遅れた者」とレッテルを張り、過去の加藤さんの些細なミスを森に告げ口しました。それでも加藤さんは負けませんでした。

森は加藤さんは手ごわいと思いました。永田と夜な夜な話をして、自分達の理想の社会を語っている時の事でした。永田が席を立った時に「遅れている」はずの加藤さんが自己批判や総括もせずに恋人の小嶋和子さんとキスをしている所を目撃してしまいました。永田は森との「有意義な議論を穢された」と怒り狂い。寝ている人達もたたき起こし、加藤さんを縛り付けて総括を幇助すると理由をつけて(新撰組の局中法度のように都合の良い粛清方法だと思います。)加藤さんをぼこぼこに殴りはじめました。そして、周りの人間にも殴ることを強要したのです。

森は剣道をしていた経験から「一度失神して、目覚めると新たに生れ変った気がした」と永田に言います。永田もその仲間も手が脹れるまで加藤さんを殴り続けましたが、加藤さんは失神しませんでした。その標的は加藤さんだけではなく恋人の小嶋さんまで及びました。流石に加藤さんを殴ってた男性メンバーは女性である小嶋さんは殴れませんでした。ですので、永田が殴ると、次々に女性メンバーが殴り始めました。女性メンバー達は、この空気で殴らないと、いつ標的が自分にくるかと恐れ始めました。実際問題、加藤さんが殴られていた時に消極的だった尾崎さんについて、永田と森が何か言ってる事に気付いた女性メンバーがいたからです。

加藤さんと小嶋さんが殴り終わり、加藤さんが縛られ直すと、永田や森が尾崎さんに「何であなたは総括援助に消極的なんだ」と言ってきました。尾崎さんからしてみれば「わけのわからない理不尽なことを言われて、仲間が殴られているのを見て心苦しい」と感じたのかもしれません。
森は加藤さんは手ごわいと思い、尾崎さんを標的にすることに決めました。

実は、尾崎さん、革命左派が真岡の銃砲店に強奪に入る時に怪我をしたり、交番襲撃事件の時に参加しなかったり、手柄があまり無い人でした。それでも銃器の管理などを任されていたので、それなりに信頼されていたのですが、革命左派の合法部の幹部(この当時永田と決別していた)に永田や自分達が逮捕されて活動できなかった時の保険の為に銃の隠し場所を教えていたことを口にしてしまいました。

尾崎さん的には十分に反省したと思ったのですが、森は永田側に銃の管理をさせたくないので尾崎さんを責め立てます。永田も対立している合法部と通じていたと思い怒りをあらわにします。
これにより、尾崎さんは、加藤さんと小嶋さんと同様暴行を受けることになります。

坂口がただ暴行を受けるのは忍びないので、どうにか尾崎さんを助けようと、森に提案します。「尾崎は交番襲撃事件に参加できなかったので、俺を警官だと思い死ぬ気で戦え」と言いました。坂口もまた森と永田が共感しあってる思想に関して理解できていなかったのです。そして、川島の弟子である自分もいつかは同じ目に遭うと確信してたのでした。

急遽、尾崎さんと坂口が戦うことになりましたが、坂口が「本気で来い」と言っても、仲間を殴れない尾崎さんが坂口にぼこぼこにされます。森がこの戦いをやめさせて、「ベースの外の柱に縛り付けろ」と命令します。これにより尾崎さんは12月29日に絶命してしまいます。意識が朦朧とする中「おかゆ、おかゆ」や「テッシュとってくれ」と一生懸命生きようと口を動かす尾崎さんに連合赤軍(赤軍派と革命左派の統一した名前)のメンバーは冷ややかに見てたそうです。また、同じ29日には、植垣氏と共に行動してきた進藤さんも亡くなっています。次回は進藤さんの話を書こうと思います。
前回書いた、1971年12月上旬の合同演習で、赤軍派の青年、植垣氏と、革命左派の美女、大槻さんがいちゃついている間に、この二つのグループの間で亀裂が生じます。

元々、キューバ革命みたいなのを考えた赤軍派、中国共産党のようになりたい革命左派と相容れない思想のグループが、武器とお金で結びついたのには無理がありました。

赤軍派としては、東大レベルの知能を持ち、経済力があり、自分達が指導者となり革命をする考え方で、革命左派は、武器はあるけど、経済力が無い、一労働者達での革命を目指していました。

御互いの思想信念を貫くには、お互いに、この連合赤軍での主導権を手にしたかったのです。そこで、赤軍派のリーダーの森が先制攻撃をします。キャンプ程度で本格的な山での活動をしていない革命左派のリーダ永田洋子に「何で、水筒を持ってこないんだ?こんなんじゃ革命は起こせない」と、堰を切ったのでした。

永田はたじろきます。革命左派は女性が多く、あまり厳しい山での生活はしてきませんでした。永田やその指導部レベルの人間は北海道まで逃亡した経験はありますが、(永田・坂口・寺岡・吉野以外の)いまここにいる人達は、数日前までは普通の大学生と何ら変わらない生活をしていました。
赤軍派は、同じグループ同士でも再編(内ゲバ)を経て、残ってきた人達が多く、特に強盗で唯一捕まっていない精鋭の坂東チームと爆弾逃走をしていた青砥チームのメンバーでした。
永田は、自分達のグループが、家族的で馴れ合いがあり、粛清はしたものの、赤軍派よりも見劣りをしていると思いました。しかし、一方的に森や植垣氏に言われるのは面白くないので、反論をするチャンスを窺っていました。

森は永田と何度か会談をしていて、永田は切れ者だと思っていました。多分、自分以外のメンバーで永田と論争になった時に負けるのではと考えていたようです。そのため、あまり自分の好きなメンバーではない弁が立つメンバー3人を引き連れてきました。

一人は遠山美枝子さんで、彼女は森対立して、分裂した派閥の重信房子と親友で、彼女に逃亡前資金援助をしていました。また森の上司で前任者のリーダーの妻でもあります。森にとっては女王様的存在でした。
もう一人は、一度活動を離脱した、上級幹部山田孝さんで、森よりも以前は立場が上だった人物です。復帰して一兵卒から始めたいと言ったので、使えると思って連れてきました。
最後の一人は、坂東チームの運転手で、帰国子女の山崎順さんです。若いながら、時々、森と論争になって、森を打ち負かす位の実力者なので、内心、森は良く思っていませんでした。

とはいえ、この3人と森の実力があれば、革命左派を掌握できると考えていました。そして、爆弾作りで定評のある植垣氏と、銃撃が上手な坂東、胆力がある青砥の3人を加えれば、革命左派は怖くないと確信してたようです。

永田は大いに悩みました。坂口・寺岡らも完全に森のペースに嵌められて、何一つ反論できないのです。ところが意外なところに伏兵がいたのでした。

それは、美女2TOPの大槻さんと金子さんの会話でした。
大槻「赤軍派の女性戦士って玉振佐代子氏の様な勇猛果敢なイメージがあったのになんか遠山さんってがっかりしたなー」
金子「何か、会議の時にリップクリーム塗ったり、髪の毛とかしたり、植垣君をこま使いにして威張り散らしてたよね」
なんて、やりとりを永田は耳にしたのでした。
これは使える・・・。

永田は、女王様のように振舞う遠山に「何様のつもりなの?何で合宿に参加したの?そんなおしゃれして革命なんてできるの?」と一点集中で攻撃をし始めました。
また、植垣氏には大槻さんのことや、自分や金子さんに痴漢行為をしたことをちらつかせ、植垣氏を牽制させました。植垣氏自体、遠山さんに小間使いのようにされており、森が連れてきた、弁が立つ山崎さんも、同じチームの進藤さんも植垣氏同様、遠山さんの女王様気取りにはうんざりしていました。更に、永田は、青砥にも以前、革命左派の女性と不義働いていたことを責め、発言権をなくさせます。

これによって、同じ赤軍派でも遠山さんに反感を持つもの、遠山さんを叩くことで、自分の否を隠そうとしたものが赤軍派に大勢出てくることになり、遠山さんが標的になったのでした。

元々森も永田対策で連れてきた遠山に足元を救われてしまい、先制パンチどころかカウンターを受けることになります。森は、永田に遠山を玉振のような革命戦士にさせるよう自己批判と総括させます。それにより、永田は水筒問題に対しての報復を行うことに成功しました。

森は森で、面白くないので、次の機会で、永田の力を削ごうと画策します。その槍玉に上がったのが、山岳ベースで、初めての死者となる、尾崎さんでした。

次回は、森の反撃により、尾崎さんが死ぬことになります。初期段階の山岳ベースでの死者は、森と永田が互いの手駒の潰しあいで、隙がある人間から総括の名の下で粛清していきます。寺岡氏の粛清からは、自分達の保身の為に次世代のリーダー候補の粛清に変化します。重たい話ですが、丁度、民主党政権が権力闘争をしている頃と重なりますのでひとりひとり書いていこうと思います。