4月に完了検査までの流れについて書きました。

建築完了検査までの流れ ①(4/7) 、

建築完了検査までの流れ ②(4/13) 、

建築完了検査までの流れ ③(4/24)

 

(0PM、以下コメント追記:いつも不思議に思うのですが、「万博協会」の職員は整備局以外でも、注文建築、プレハブでも土地付きの工事請負契約をして、建築工事の流れを知る機会はなかったのでしょうか?皆、中古のマンション、一戸建てなのでしょうか?建設工事にどらくらいの日数がかかるのか「相場観」は考えたことがないのでしょか?「万博協会」が入居している大阪府咲洲庁舎の窓からは会場を毎日、見ているはずなのですが、…。「不思議ちゃん」です。)

(0PM+、以下コメント追記:東京にある外国政府の大使館には日本人職員がいます。十数年前に英国政府の調査団を受け入れた時に英国大使館の科学担当職員とやり取りしました。調査団長は英国の大学教授でしたが、e-mailでやり取りしました。「万博協会」の若手の職員はそのような経験は少ないのでしょうが、中堅以上なら英語でのやり取りは普通にできるものと思うのですが。)

(0:30PM+、以下コメント追記:大阪万博の主催は日本政府(経済産業省、財務省、外務省等)、「万博協会」は出先の実行部隊だと考えています。

「万博協会」副事務総長の所掌(6/13)に書いた東川副事務総長は国土交通省のキャリア技官出身、田中副事務総長は大阪市庁出身で大阪万博担当の副大臣でした。民間企業出身の副事務総長もいます。普段、外国政府との交渉の経験がなくても、担当する業務内容が決まっているので、もう少しテキパキと仕事ができそうに思います。2005年愛知万博は豊田章一郎会長、中村俊雄事務総長、神田真秋知事の「オール愛知県」でした。寄り合い世帯なのは20年前と変わらないはずですが、全てにおいてチグハグ感があります。誰が足を引っ張っているのでしょう。国、大阪府・市、民間企業からの出向者は完全出向なら給与は「万博協会」の運営費が財源です。)

(1PM+、以下コメント追記:残りの3人の副事務総長について

  • 小野平八郎:東大法卒、財務省入省、財務省総括審議官
  • 髙科 淳:東大法卒、経済産業省入省、内閣審議官
  • 櫟 真夏:大阪大学大学院工学研究科電気工学専攻、関西電力

出身大学、キャリアも立派です。東大法卒のキャリア官僚だと東大出身でも経済学部、工学部は下の意識です。会長、事務総長、吉村府知事、松本・関経連会長よりも学校歴は上です。「霞が関」の官僚は猛烈に仕事はします。事務総長は千葉県、キャリア官僚の副事務総長は北海道、神奈川県出身なので「大阪」の水が合わないのでしょうか?)

入場券やグッズが売れなければ「赤字」です。「親方日の丸」で危機感がないのでしょうか?)

(2PM、追記:大阪万博の招致が決まったのは2019年11月です。最大の問題は

がゴミの埋め立て地であることです。当時の知事は松井一郎氏、市長は吉村府知事でした。大阪市は2023年7月から大屋根の建設が始まるまでに、どの程度の土壌改良をして「万博協会」に土地を提供したのでしょう?また、日本の建築基準法や「設計と施工の分離」といったことが周知できていたのでしょうか?かつて、大阪「ミナミ」の道頓堀は飲食街の残飯を捨てていたのでドブでした。メタンガスがぶくぶくと出ていました。)

(3:30PM、以下コメント追記:5人の副事務総長では高科氏は国際博覧会推進本部設立準備室長、田中氏は万博担当の大阪府副知事、櫟 真夏氏は関西経済連合会での大阪万博担当でした。何か「犯人探し」のようですが、もっと事前の準備ができたように思います。アクセスは夢舞大橋と夢咲トンネルですが、松井市長が新しい道路の建設をストップさせたという記事を見たことがあります(要確認)。事務総長や副事務総長の責任というよりは、もっと責任を取らないといけない元政治家がいるのでしょう。ただ、選んだのは選挙民です。)

(5PM+、以下コメント追記:「万博協会」の国際局、整備局の職員の職歴、年齢構成が全く分かりません(普通は国の組織なら年齢、職階は分かります)。早ければ20代で外国政府、企業との交渉経験はあるでしょう。大阪万博では、「タイプA」のパビリオンを考えている外国政府は「やる気」があって、マッチングがうまくできれば Win-Winです。交渉事ですが、相手の外国政府が何を望んでいるかが1、2回のメールのやり取りで分かるでしょう。50年前は海外旅行は「高嶺の花」でした。日本では1995年が「インターネット元年」ですが、その後に訪れた米国のボストン州では美術館の予約は the Internet でした。何か、大変失礼ですが「万博協会」の職員の中には「化石時代」にいるのではと思ってしまいます。「リスキリング」以前に職務内容と事務処理能力の明らかなミスマッチでしょう。)

 

大阪万博の開幕まで10カ月を切りました。

タイプA外観「10月完成」破綻:産経新聞から(6月14日) から再掲

 

外国政府の「タイプA」の海外パビリオンは当初、60カ国、56施設でした(北欧5カ国は共同館)。

 

建設会社が決まっていれば、「建築許可申請」に添付する「建設計画概要署」に建物の概要、施工者、工事完了予定年月日等が記載されます。

 

「万博協会」には大阪府・大阪市からの出向者がいます。大阪市と協力すれば、「タイプA」の海外パビリオン建設完了検査までの工程の一覧表ができると思います。「万博協会」が2月16日に公表した「工程表」では10月中旬に重機を使った躯体工事、外壁工事の完了予定となっています。「建築確認申請数」、「建築確認済み数」、「工事完了予定年月日」の一覧表はいつ公開するのでしょう?

 

2005年の愛知万博では、招致候補のカナダに対抗するために、外国政府のパビリオンは日本が建設することにしました。1年前にはパビリオンは完成して、前売り券の販売枚数は700万枚でした。

 

前ブログを引用します。建設完了検査までに「仮使用認定」を受ければ、内装工事と並行して展示物の搬入、設営は可能です。

 

万博開幕時「内装まだもあり得る」…吉村府知事:毎日新聞から…

海外パビリオンの内装工事完了はいつ?(4/6)

の派生ブログで書き始めました。

 

私の認識では、建築物は基礎工事、躯体工事、外壁工事だけでなく、内装工事外溝工事が終わらないと完了検査が終わらず、施主である「万博協会」、外国政府には引き渡しされません。

 

大阪万博パビリオン海外パビリオンを含めて完了検査で合格しないと引き渡しは終わりません。内装工事設備工事が終わらないと完了検査は申請できません。

 

 

https://www.nikkenren.com/kenchiku/equipmentpoint/pdf/12-3_ksps01.pdf

 

タイプA」の海外パビリオンの重機を用いた躯体工事、外装工事の終了は10月では殆ど不可能でしょう。建築会社の決まった37カ国とはどのような「すり合わせ」をしたのか、しているのかは全く分かりません。