スーパーゼネコン5社の内、竹中工務店は上場していません。
スーパーゼネコン株 ①大林組と清水建設の株価と3Q決算(5/12)
スーパーゼネコン株 ②大成建設と鹿島の株価と3Q決算(5/12)
の3回目は大林組と清水建設の4Q決算です。
株価チャートには信用売残、信用買残、移動平均線、ボリンジャーバンドと4Q決算の指標をピックアップしました。上場しているスーパーゼネコン4社の中では清水建設は3Q決算で赤字となり、厳しいです。
大屋根(リング)の柱(40 × 40 cm)はフィンランド産、梁(20 × 40 cm)は国産で「貫工法」で建造されています。大規模な木造建築で今後、「貫工法」が使われるのでしょうか?欧米では2×4で壁材はCLTが主流のようです。
(参考)
大屋根の北東工区は大林組、南東工区は清水建設、西工区は竹中工務店が請け負っています。前回は大屋根の画像を掲載しました。
夢洲が埋め立て地で軟弱地盤、電気、水道のインフラが未整備であるにも拘らず、工事が順調に進んでいることはスーパーゼネコンの技術力の証でしょう。大屋根については、建設費が当初の1.9倍の2,350億円となる中で、大屋根の建設費が344億円で巨額であることの説明は不十分です。
鹿島はGW工区(グリーンワールド工区)を請け負っています。大成建設は大催事場の建設を請け負っています。
表と画像は下記から再掲
COSMO TOWER 展望台からの万博会場 ③(12/23)
COSMO TOWER 展望台からの万博会場 ④ -3 (3/30)