私は大阪市生まれで大阪府北部に住んでいます。1970大阪万博のメインテーマは「人類の進歩と調和」でしたが、米国館の「月の石」を見るための行列は「辛抱と長蛇」でした。

 

輪離れる」と「輪枯れる」と「分かれる」(3/15) から抜粋して引用

さて、大屋根再利用についていくつか書きました。タイトルの「輪離れる 」と「輪枯れる」は大屋根の再利用の提案が「分かれる」ことからもじりました。最初はブログのタイトルを「大屋根の活用は「輪枯れる」でしたが、タイトルを代えました。

 

再利用の方針を決める際に有識者の意見を聞くべきだと考えています。3人の方の名前が浮かびました。

元々は、大屋根は解体撤去の方針でした。再利用には「ヒト・モノ・カネ」がかかります。「構造材」としての再利用は強度測定が不可欠ですし、保管場所の確保にもカネが必要です。レガシーとして一部分を残すとしても、木造建築物の法定耐用年数は22年ですが、塩分を含んだ潮風に晒されています。また、長期間の保存では「耐火性能」も必要です。方針決定にあたっては、①理念、②コストと時間の見積もりが最低限、必要に思いました。

 

もちろん、大屋根の建設を請け負ったスーパーゼネコン3社にもヒアリングすることが必要です。

 

 

(関連ブログ)

大屋根の再利用は未定(3月11日

大屋根の活用は「輪離れる(わかれる)」② (3月14日)

 

私は昨年9月と12月に、夢洲の対岸にあるCOSMOTOWER展望台から会場を撮影しました。大屋根を設計した藤本壮介氏は才能ある建築家として評価しています。

 

(関連ブログ)

大屋根の再利用は未定(3月11日

大屋根の活用は「輪離れる(わかれる)」② (3月14日)

 

藤本壮介氏と大屋根(リング)① (11/21)  

失われた20年:(藤本壮介氏… ⑩の改題)(3/11)

 

大屋根の長さが伸びて天井も貼られています。

 

(2023/12/5(火) 11:18)

そこに大阪府木材連合会(府木連)が、リングを木造にする案を陳情した。私が目にした当初の案は、直径0.8~1メートル、長さ12メートルの国産丸太を2200本立ててリングを支えるというものだった。木材は再利用できるからSDGsの精神に合致する、建築費は試算で約104億円と安くなる、国産材を使うことで林業振興に役立つ……などのメリットを挙げていた。

(11:30、追記)
佐野真由子京都大学教授については昨年11月から何度か書いています。私は「万博、推し」の政治家、経済人は「三現主義(現場、現物、現実)」と乖離した「机上の空論」を唱えているように感じています。コロナ禍で吉村知事は記者会見で「うがい薬」、某国立大学発ベンチャーによる「大阪発ワクチン開発」、利用率数%の「大規模治療・療養センター」の設置等、悉く、コケました。多分、「弁楽(べんがく)」、「口が立つ」が実は「勉が苦(べんが)」、勉強そのものが苦手と撮像しています。
 
政治家の多くは政経学部、法学部出身です。恐らく、自分の手で図画工作、調理をしたことがないのでは?(要確認)。人類は「手」と「頭」を使って進化してきました。「口」だけが進化すると「黒を白、白を黒」とすり替える能力には長けますが、実社会には役に立ちません!「※、推し」の某劇団も在阪民放も顧客、スポンサーで経営は成り立っています。安易に視聴率を稼ぐために、大阪経済は「崖っ淵」です。