大屋根の活用は「輪離れる(わかれる)」① (3月14日)

テーマ:大阪万博

の続きです。

(6PM、以下コメント追記:「輪離れる(わかれる)」もあります。古文で「離る」を「かる」と読んだと思います。)

 

私は大阪市生まれで大阪府北部に住んでいるので、幸か不幸か大阪万博に関する情報は多いです。私は松井一郎前府知事が大阪万博の会場を夢洲に決めたことに不満があります。

 

私は、大屋根の3工区(北東工区は大林組、南東工区は清水建設、西工区は竹中工務店のそれぞれの最初と最後の柱と梁は残して欲しいと考えています。

 

大林組は1970大阪万博の大屋根を吊り上げました(GJ!)。竹中工務店は非上場ですが、本社は大阪です。清水建設宮本洋一会長は日本建設業連合会会長として建設業界を束ねておられます。円周が2 km、1°で5.6 mです。最低、柱が6本残せば、柱と梁の「貫工法」が保存されます。大部分がなくなれば「輪っかない」になりますが、「令和の名工」に相応しいスーパーゼネコンの建築物としての現地保存を希望します。昨年7月に大林組が最初に建設工事に取り掛かりました。未知の経験が習熟する過程を残すには最初と最後の現地保存が必要です。夢洲は万博会場としては初めての海上での開催地です(諸問題のそもそもの根源です)。

 

武井咲がヒロインの「全てがFになる」という推理小説のドラマがありました。「夢枯れた」跡に何が残るのでしょう?樹齢が一千年を超える古木の表面は樹皮で保護されています。樹皮がなく接着剤で重ね合わされた集成材が海風に晒されて、どのようになるかは暴露試験の価値があります。和歌山県串本町には「橋杭岩」という天然記念物があります。

 

以下は①の抜粋です。

下は毎日新聞と読売新聞の記事です。大屋根リング)の利活用は「輪枯れる」です。そのままの現地保存は考えられていません。

 

 

私は「0輪(れいわ)の大屋根」と名づけました。

1〜6輪は車、「0輪(れいわ)」と「七輪」は?(3/13)

 

 
 

朝日新聞のwebニュース(

一部を引用

…幅30メートル、1周約2キロある。木組み構造の7割が組み上がり、9月中にも完成する見込みという。万博が終わった後の使い道は決まってい

大屋根リング)です。

 

 

「公共事業」としての大阪万博関連の事業費 ④(12/2) から再掲

大屋根の建設工事は大林組清水建設竹中工務店が進めており、7割方の進捗です。夢洲には海風が吹きます。暴露試験には相応しいでしょう。