ネガティブな話題が溢れているので、表記のタイトルで時々、書いています。私は大阪府北部に住んでいて、交通費は片道千円弱、1時間足らずなので何回かは行く予定です。とは言っても先立つ金が必要です。株式投資で少しは儲けることが必要です。

大阪は賛成多数も東京は反対多数(11/29)

 

政府の閣僚、大阪府知事、市長や国会議員の発言は「口」だけで訴求力がありません。「経済効果が2億円〜2億8千万円」の数字が語られますがピンときません。2.5兆円としても、日本の人口で2万円/人です。建設費だけで大阪市民1人当たりの負担は1.9万円です。コストは実際に発生する金、「経済効果」は「たられば」の話で、実際に開幕しないと分かりません。

 

そのようなことから具体的にパビリオンの話題が記事に出た時に書いています。「万博」の意義は外国の文化を知ることです。科学技術に関心があれば、Washington DC のSmithsonian Museum、自動車に関心があれば名古屋市のトヨタ産業技術記念館がいいでしょう。近畿圏に住んでいる人には入場券と交通費とコンビニの弁当と飲み物程度で1万円です。1万円あればUSJがいいと思う人もいます。コンサート、観劇、スポーツ観戦を選ぶ人もいます。現在は価値観が多様化して「一人十色」です。 

 

前回はオーストラリアパビリオンでした。今回はドイツパビリオンです。

 

万博経費の全体像です。

 

12/5に「静けさの森」の植樹がありました。

「緑のリレー」:全国紙記事から(12/6)

 

 

以下は再掲です。

私は若い世代が大阪万博に関心を持つことはいいことだと考えています。一方で、私を含めて年金世代や現役世代が膨大な借金(国債)返済を先送りにして、バラマキを続けていることは情けなく思います。

愛・地球博のパンフレット と「万博学」②(11/10) で紹介したように、ウスビ・サコ氏は京都精華大学学長(2018-2022)だった方で「万博協会」の副会長の1人です。

 

開幕まで1年を切れば、関心が高まるのでしょうか?国際的にはウクライナ戦争が続いていて、パレスチナ・ガザ地区で多数の死傷者が出ています。経済の先行きは不透明です。

 

前々回は「電力館 可能性のタマゴ達」、3回前はカナダでした。

第1回でイタリアバンダイナムコ、第2回で米国パビリオンを紹介しました。

 

(これまでのプログ)

EXPO2025のポジティブなニュース ②(10/1…

EXPO2025のポジティブなニュース ③ (10/16)… 

「タイプB」、「タイプC」について

EXPO2025のポジティブなニュース ④ (10/17)…

EXPO2025のポジティブなニュース ⑤(10/1…

NTT、住友グループ等のパビリオンについて

EXPO2025のポジティブなニュース ⑪(11/12)

 

EXPO2025のポジティブなニュース ①(10/8) から抜粋して引用します。

大阪万博」のテーマで7月からプログを書いています。ネガティブな内容が多いです。

  • 夢洲:①夢洲に決めた経緯、②埋立地で軟弱地盤、③道路のアクセスは「夢舞大橋」と「夢咲トンネル」の2カ所等
  • 建設費の上振れ
  • 海外パビリオンの建設の遅れ

(中略)

 

大阪府民としてはポジティブなニュースもアップすることにします。画像は7日付、読売新聞(大阪本社版)8面(経済欄)と25面(地域欄)です。イタリア

吉村知事は「(万博は)2兆円を超える経済効果があり、それだけではない効果もある。未来への投資だとしっかり発信していきたい」と説明した。大阪市の横山英幸市長も「(万博協会が出した結果を)しっかり精査した上で住民の理解を頂いていきたい。万博の趣旨を私も発信する」と話した。【東久保逸夫、野田樹】

以下も再掲です。

EXPO2025を開催する意義について、私は直接的な経済効果だけでなく、「コスト」と「ベネフィット(恩恵)」で考えるようにしています。「ベネフィット」は経済的な利益だけでなく、抽象的な効果も含みます。すでに建設費は当初の1,250億円から1,850億円→2,350億円と「上振れ」しています。若い世代が会場に足を運んでEXPO2025を体験する意義はあると考えています。しかし、国、大阪府・大阪市の税金を使うのであれば、「限度」があるでしょう。