EXPO2025のポジティブなニュース ②(10/1…

EXPO2025のポジティブなニュース ③ (10/16)… 

 の4回目です。今回は2025大阪万博を開催する意義を政治家もメディアも少し距離を置いていることについて書きます。

 

EXPO2025のポジティブなニュース ①(10/8) から抜粋して引用します。

大阪万博」のテーマで7月からプログを書いています。ネガティブな内容が多いです。

  • 夢洲:①夢洲に決めた経緯、②埋立地で軟弱地盤、③道路のアクセスは「夢舞大橋」と「夢咲トンネル」の2カ所等
  • 建設費の上振れ
  • 海外パビリオンの建設の遅れ

(中略)

 

大阪府民としてはポジティブなニュースもアップすることにします。画像は7日付、読売新聞(大阪本社版)8面(経済欄)と25面(地域欄)です。イタリアパビリオンの紹介は「地域欄」だったので東京本社版ほかでは掲載されていないのでしょうか?

前々回は米国パビリオンについて紹介しました。前回は下記についてでした。タイトルは『パビリオン「B」「C」は順風』、『80か国担当者 来日・視察』でした。

 

 

17日付の毎日新聞です。

最後の段落を引用します。

吉村知事は「(万博は)2兆円を超える経済効果があり、それだけではない効果もある。未来への投資だとしっかり発信していきたい」と説明した。大阪市の横山英幸市長も「(万博協会が出した結果を)しっかり精査した上で住民の理解を頂いていきたい。万博の趣旨を私も発信する」と話した。【東久保逸夫、野田樹】

吉村洋文知事は抽象的な「2兆円を超える経済効果がある』としています。もっと自分の言葉で、自分の子どもが何を感じているかを話すべきでは?(プライバシーに係るので詳しくは分かりませんが、高校生と中学生の子どもがいるようです。)

 

16日配信の共同通信社ニュース

 

15日から新聞週間、27日から読書週間ので下記のブログを書きました。

政治家と読書(10月17日)

 

政治家もメディアも建設費の上振れと海外パビリオンの建設の遅れが話題の中心のように捉えています。予算も期限も「縛り」があるので当然ですが、中身のアピールが浅薄に感じました。「空飛ぶクルマ」を見たい人がそれほど多いとは思いません。「いのち輝く未来社会のデザイン」を外国政府がどのように表現するのかを見たいのではないでしょうか?

 

(6PM、以下コメント追記:大阪府民としての私の偏見ですが「大阪維新の会」の国会議員では浅田均議員以外には「知性」が感じられません吉村洋文知事はコロナ禍での「うがい薬」、「大阪発ワクチン」等、失敗ばかりです。『「空飛ぶクルマ」が飛び回る』という記者会見での発言もありました。凡そ、科学・技術に関する知識は疎いのでしょう(要確認)。メディアも文化部、科学部の記者が考えないとよくないと考えています。)

 

以下は再掲です。

EXPO2025を開催する意義について、私は直接的な経済効果だけでなく、「コスト」と「ベネフィット(恩恵)」で考えるようにしています。「ベネフィット」は経済的な利益だけでなく、抽象的な効果も含みます。すでに建設費は当初の1,250億円から1,850億円→2,350億円と「上振れ」しています。若い世代が会場に足を運んでEXPO2025を体験する意義はあると考えています。しかし、国、大阪府・大阪市の税金を使うのであれば、「限度」があるでしょう。

 

 

朝日新聞の世論調査結果です。

建設費増「納得できない」71%:朝日世論調査(10/16)