「オシャレは平和の礎なのさ」コンゴ共和国(République du Congo) | 河内マサヤンのブログ

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私が作成した創作花札を掲載しています。創作花札とは花札の形を借りた「書」「イラスト」「言葉遊び」が三位一体となった作品です。

ンボテ!

コンゴ共和国は中部アフリカに位置しますが、東隣には「コンゴ民主共和国(旧ザイール)」があります。両国の違いはコチラをご参照あれ↓

 

コンゴには「世界一オシャレな男たち」がいるそうです。

年収の約4割を高級ブランドに費やすオシャレ泥沼にハマった猛者たちは『サプール』と呼ばれています。これは「オシャレで優雅な紳士達の協会」を略しているとのこと。しかしながら高級ブランドに身を包めば『サプール』になれる訳ではありません。3色以内での洗練されたコーデが必須、さらに立ち振る舞いも重要で「ディアダンス」と呼ばれるステップを踏みながら歩き、民衆の注目を浴びることも忘れません。『サプール』の起源はコンゴの伝説的社会運動家アンドレ・マツワが関係しています。彼がパリからブラザビルに降り立った時、本場パリ仕込みのオシャレファッションを見た民衆に衝撃を与えた事が起因だと言われています。『サプール』は何より❝平和❞を尊びます。「争い?服が汚れちゃうじゃないか…」との考えのもと彼らはオシャレを楽しみ、エレガントに振舞うのです。

さて今回のはめ込みは「体を洗う女性」です。男性はファッションセンスを磨くのですが女性は肌で勝負、美肌を磨いているのでしょう。