カウンセラー中島知賀です。
生きづらさの根本を紐解いて癒す
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前回のブログ「やりたいことが分からない人の心理」の記事はコチラです。
では、前回の続きです。
やりたいことが分からない人は、
自分の気持ち、考え、感情を表現したり、行動に移したときに、
「そんなことは間違っている」
「オカシイ」
「ダメ」
親や周りの大人から、あなたの考えや気持ちや、感情を、受け止めてもらえずに、
批判されたり、否定されたり、搾取されたり、無視されたりして、見捨てられるような恐怖を味わった過去の心の体験とそれに元づく心の痛みがあります。
ですから、過去の傷ついた体験から来る信念
「自分の考えや気持ちや感情で判断するのは良くない、自分のやりたいことをしたら見捨てられる。だから、周りの期待や要求にそったことをするのが良いことだ」をちょっとづつ緩めていけるといいですね。
仕事上でのやらないといけないことや、法律や規則を守ることにはその信念は有効ですが、
この法則を全てのことに当てはめてしまうと、自分を殺し、自分が無くなってしまい、自分のやりたいことが分からなくなってしまいます。
人生が辛く苦しく、空虚になりますよね。
では、自分を徐々に取り戻すにはどうしたらいいでしょうか？
それには、
新しい体験をしてあげることです。
すると、過去の古い方法ばかりにしがみつく必要が減っていきます。緩んでいきます。
できるところから、新しい体験をちょっとずつ積み重ねていきましょう。
出来るところから…
焦らないでくださいね。
新しい体験というのは
①「自分の気持ちや感情を感じても大丈夫」
②「自分の気持ちや考えを表現しても大丈夫」
③「自分の気持ちや考えを物差しにして、物事を判断して、選択して、行動に移しても大丈夫」
まずは、上の３つを声に出して言ってみてください。
声に出すのが恥ずかしいときは、心の中で繰り返して言ってみてください。
大事なことは、何度も繰り返して、自分の心に刻んでください。
では、今日は、①です。
①日常の生活の中で「どうしたらいいのかな？」と思ったときに、他人や周りの状況を察することよりも、
第一番に
「私はどうしたいのかな？今、どう思っているのかな？」
自分に問いかけてください。
自分の中から答えがかえってくるまで待ってみましょう。
もし、答えが返ってこなかったら、それが答えです。
自分の中の答えに対して、自分で声をかけましょう。
「そうか・・・・今は、オレンジジュースが飲みたいんだね」
「そうか・・・・今、何が飲みたいのか分からないんだね」
これだけです。
自分の気持ちや考え、感情を、まずは、自分が分かってあげる習慣をつけましょう。
そのあとで、自分の考えや、気持ち、感情に従って、行動するかどうかは別です。
これまで、自分ですら無視してきた自分の考え、気持ちや、感情に暖かい眼差しを向け、受け止めてあげてください。
何も分からないことも、あなたの内側の大事な気持ちです。
それも、受け止めてあげましょう。
では、今日はここまでです。
ぜひ、実践してください。
体験が大事です。体験でしか人は変われないからです。
さらに、良い方法は、あなたのことをそのまま受け止めてくれる人間関係の中で、安心感を感じながら、自分の考えや気持ち、感情を感じてあげると効果的です。
月１回の【オンラインマインドフルネスの会】は、そうした意味でもとても素敵なグループです。
では、次回は②についてお伝えします。
参考にしてみてくださいね。
このブログ記事や音声動画もお役に立ったらとても嬉しいです。
本日もお読みいただきありがとうございました♪
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