2月が終わりました。とりあえず今月も作ってみました。といっても、タグで組んだひな形に数字を入れ込むだけですが....。先月からの修正で、終値ベースでの月高値と安月値、前月値とのポイント差を入れてあります。年初来も作れるけど、それは面倒臭いのでやめておきます。あと1年経てば前年比も作れますが、それはやり過ぎと言うか、そこまでのデータではないのでやりません。

 

 

>2024年2月
項目 損益率 高値 安値 前月 前月比
株式 特定 -5.5% -4.3% -8.3% -7.0% +1.5
うち移管 -19.0% -16.3% -20.1% -18.8% -0.2
うち非移管 19.0% 19.3% 11.4% 14.8% +4.2
株式NISA 5.8% 14.0% -2.0% ---- ----
旧NISA株式 10.0% 10.5% 3.2% 4.5% +5.5
投信トータル 24.1% 24.6% 17.9% 20.2% +3.9
投信 特定 43.6% 43.8% 35.0% 37.6% +6.0
投信NISA ---- ---- ---- ---- ----
積立NISA 8.6% 8.9% 2.2% 4.9% +3.7
旧NISA投信 13.3% 14.1% 8.2% 9.1% +4.2
トータル -4.1% -3.0% -7.0% -6.0% +1.9


これまで同様というか、見てわかるように、やっぱり問題は移管銘柄ですね。損益率でマイナスを出しているのは移管銘柄だけなのにトータルはマイナスになっているし、前月比マイナスも移管銘柄だけです。それでも、移管銘柄以外ががんばったおかげで、トータル最高値で-3%にまで改善、四捨五入しなければ-2%台にまで戻ってきています。

株式については、非移管銘柄だけだと最高で19.3%と2割手前まできています。昨年末が9.7%だったから、年初からだと約10ポイント増です。2ヶ月で10ポイントというのは、上げすぎでしょうか。よくても15%くらいまでは下がってくると想定しておいた方がよいかもしれません(最悪だともっと下がることになるでしょうし....)。新旧NISAともに最高で10%超えです。こちらも想定外の上げ幅です。これで全体額の半分以上を占める移管銘柄が同じ動きをしてくれればまだよいのですけどね。実際、移管銘柄が10ポイント上げてくれれば、-10%を記録しているはずですが、実際には-15%にも届いてません。これだけ伸びも悪い、というか異常な伸びを示していないだけかもしれませんが....。

もっとも、移管銘柄と新NISAは1銘柄だけでカテゴリーを形成しているので、全体とは異なる動きをする可能性は高くなります。新NISAの場合、決算を受けてのS安で購入後に外資を巻き込んだすったもんだで、1日に15%上げたら翌日7%下げるという乱高下がありました。おかげでトップとボトムとの差が16ポイントというとんでもない数値になっています。これはこれで安定して欲しいけど、なんやかんやで100株だけなので、全体への影響はそこまで大きくありません。この点でも、全体の半分以上を占めている移管銘柄は問題です。

投信も、ちょっと上がる速度が速すぎるでしょうか。10年で2倍を目標とすると、必要な年率は複利で7.2%(かなりアバウトだし、税金とかいろいろあるので、実際にはもっと複雑ですが)、積立の場合はざっくりその倍が目安です。つまり、年で7~8%あればよいわけです。今年1月スタートで計算しやすい積立投信で見ると、すでに一時9%台、おおむね半年(も経っていませんが)の旧NISA分は10%代前半です。記録をたどれる範囲で言うと(ブログを片っ端から開けていけば、もっと前のデータもありますが)、昨年11月2日時点で、投信特定が21%、開始直後の旧NISAが-1%でした。ここ最近の最高値があったとはいえ、ちょっと上がりすぎで、下落に備えた心の準備をしておいた方がよいかもしれません。

3月以降、しばらくは反動に警戒しつつ、買い時を待つ展開でしょうか。トータルでプラ転が見えてきました。あと4~5%ほどですが、プラスにタッチできるかどうか。月末の権利落ち前に一度、プラ転にタッチしておきたいところです(そうすれば、またマイナスに戻っても、5月の決算発表でのプラ転の可能性が高くなると思うのですが....)。

 

移管銘柄のプラ転はまだ先のようです。