秋山先輩は昨日の4タコがよっぽど悔しかったんでしょうな(笑)。(6/26燕8回戦5-1) | カープがやっぱり好きなんよ

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昨日はピッチャーの森下クンが打ちまくって猛打賞だというのに、その次を打つ秋山先輩は悉く凡打を繰り返して4タコ。まぁ我々はネタ話のようにそんな秋山先輩のことを面白おかしく弄って遊んでおりましたが本人的にはマジでめちゃくちゃ悔しかったんでしょうな。おっさん野手の意地というか、バットマンとしてのプライドというか。そりゃバッティングのバイブル本まで出してしまってる男ですからね、そんな「よく打つピッチャー様の打撃」ごときにいつまでも負けてる訳にはいかんですわな(笑)。

 

本日の秋山先輩の躍動感は素晴らしかったですよね。初回の先制の攻撃も5回の追加点の攻撃も、秋山先輩の技ありの打撃とアグレッシブな走塁が作り出したものでした。初回は燕の先発小川クンの投じたフォークの落ち際をバットで拾い、あの「球辞苑」も絶賛の芸術的な流し打ちでレフト前にライナーで運ぶヒットで出塁。こんな打ち方は森下クンにはできません(笑)。更には続く野間クンのレフト前ヒットでレフトのサンタナの守備の隙をついて一気に3塁を陥れる神走塁。あっという間に無死1.3塁ですからね、この時点で既に今日の勝利を確信ですわ。で、上本クンのタイムリーと小園の犠飛で2点を先制。おっさん秋山もベンチでご満悦です。

 

5回の打席でも再び小川クンのフォークを掬い上げて華麗にセンター前に運ぶヒットを放ちますが、センター西川クンが打球処理で少しジャッグルしたのを見逃さず1塁ベースを蹴ってトップスピードのまま2塁を陥れるこれまた神走塁。これも森下クンには出来ない技(笑)。素晴らしい躍動感で1死2塁を作り、またもや上本クンのタイムリーと小園のセカンドゴロエラーで2点追加でしたわな。またまたおっさん秋山もベンチでご満悦です。

 

・・・しかし、今日の山田哲人クン、自打球が当たって悶絶した挙句にタイムリーエラーのやらかしと散々な内容でしたな、というか、悲しいかな「劣化」を感じざるを得ず、でした。敵ながらも、頑張れ哲人!という感じでしたわ(泣)。

 

もとい。

 

そんな「秋山先輩の昨日のリベンジ」と同じように、このところの自分の打撃の不甲斐なさや悔しさを今日の試合にぶつけた男がいましたよね。そうです、坂倉将吾でございます。秋山先輩が打撃と機動力でチャンスを創出して先制点とダメ押し点に繋げた一方で、坂倉クンはホームランと守備で「試合の流れ」をがっちりと、きっちりとコントロールしてくれましたよね。こちらも少し振り返ってみましょうや。

 

4回裏の鯉の攻撃。初回に2点先制するも3回表にパンチ矢野クンの失策をきっかけに失点して1点差に詰められます。燕の先発の小川クンも立ち上がりこそ失点しましたが2回3回と立ち直ってきてます。少し試合の動きが落ち着いてきて、この後どちらのチームに転がろうかという局面でした。ここで飛び出したのが坂倉クンの値千金のホームランでしたよね。

 

まさに、

ホームランは正義(泣)。

 

小川クンの高目のストレート(と言っても140キロ出てない直球、うーむ小川クンの「劣化」も、ヒシヒシと感じてしまいました)を力強いスイングで振り抜いた打球がライトスタンドに突き刺さりました。まさに「こういう場面でこそ欲しい1発」ですわな。末包クンが登録抹消になりましたからね、やはり大砲としての役割は坂倉クンの復調にも期待したいところですわな。あっぱれのホームランでしたわ。

 

更に坂倉クンのビッグプレーがもうひとつ炸裂です。3対1で迎えた5回表の燕の攻撃。せっかく3点目の追加点を取ってもらったのにアレン先輩がいきなり先頭の中村悠平クンにヒット打たれて無死1塁。試合がどちらのチームの方に動き出すかまだまだ春秋している局面で打席の小川クンが送りバント。が、このバントが弱すぎて捕手前に転がってしまいます。キャッチャー坂倉が素早い反応でこれに猛然とチャージすると、白球を掴んでそのまま2塁へ、まさに「矢のような」いや「糸を引くような」ストライクの送球をズドン!

 

更にそこからパンチ矢野クンがこれまた165キロの豪速球の送球を1塁ベースにズドン!で、見事なダブルプレーの完成でございます。いやぁあっぱれでしたね。因みに1塁ベースにカバーで入っていたのはセカンド菊池先輩ですからね。キャッチャーからショートへそして1塁にカバーに入ったセカンドの選手へと転送された美しいダイナミズム。

 

なんと、バントシフト守備体系から、

264のダブルプレー。

 

いやぁなかなか見れませんぞ。

あっぱれでしたな。

 

もとい。

 

試合の方はアレン先輩が貫禄の7回1失点ピッチング、点差がありましたので8回は塹江、9回は森浦のリレーで決着。島内も栗林も投げずに済みました。いろんな意味で大きな勝利だったかと思います。

 

明日は雨で中止でしょうかね?せっかくなのでこの勢いのままで燕さんから3つ欲しかったところですけどね。週末は東京ドーム。末包クンの復帰時期は未定ですので、当面は現行メンバーで歯を食いしばって踏ん張って行くしかありませんな。今日の試合の秋山先輩や坂倉クンのように、悔しさや不甲斐なさを原動力にやり返していって欲しいですな。本当の勝負はまだまだ先になりますが、足元の戦いに全員で全力を尽くしていくしかございません。なんとか踏ん張りましょう!

 

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