カープがやっぱり好きなんよ

カープがやっぱり好きなんよ

どんなにボロクソに負けても、次の試合もやっぱり見てしまう。
18才までに広島で刷り込まれたカープ魂は、50を超えても東京で生き続けるのです。

2対1と鯉の1点リードで迎えた4回裏。先頭のエンカーナシオンが栗林のスライダーを捉えてセンター前ヒットで出塁し無死1塁。打席には1回裏に栗林から先制タイムリーを打っている宮崎。振り抜いた打球がゴロで三遊間の深いところに飛びます。うわこれも抜けたかと思いきや足を運んだショート勝田成がこの打球を逆シングルでキャッチ!そのまま体勢を横に倒しながらスナップスローで2塁ベースへストライク送球。ドンピシャのタイミングで2塁ベースに入ったセカンド菊池がこれを捕球すると、なんとそのままノーステップで身体を捻って1塁へ送球!ですわ。それが文字通り「矢のような」豪速球でファースト坂倉のミットにズドン!でございます。あまりにも美しすぎる6−4−3のダブルプレーが見事に完成でございます(涙)。これぞプロ野球!の、金を払ってでも見たい、そんなプレーでしたよね。

 

もちろんショート勝田成の動きも素晴らしかったのですが、やはりこのプレーの中心というかまさに「扇の要」となったセカンド菊池先輩のあまりにも凄すぎる動きですよね。動画をスロー再生して何度も見返してみましたがそのたびに「うへぇ」と変な声を出して唸ってしまうような(笑)そんな動きでございます。ジャストインする2塁ベースへの入り方も美しいのですが、瞬時に「前ステップするのではなくノーステップで投げる方」を本能的に選択、身体を捻りながら上半身だけというか「肩の力だけ」で150キロ!の豪速球を1塁ベースに投げ込むチカラ、一体なんなんだこのバケモノみたいな強肩。遠投させたら135メートル投げ、ブルペンに入れば155キロくらい投げちゃうんじゃねえの(笑)。まさに恐るべし菊池涼介(36歳)、いやぁそんなプレーでございました。

 

更に7回裏。蝦名に左中間フェンス直撃スリーベースを喰らった1死3塁から栗林が松尾汐恩に逆転タイムリー打たれて2対3と1点勝ち越された直後。なお2死1塁の場面で代打勝又が失意の栗林のフォークを捉え、ゴロ打球が1.2塁間を襲います。ファースト坂倉がこの打球に懸命にファーストミットを伸ばしますが、その僅か先を抜けてライト前に転がっていく白球。うわライト前ヒットで1.3塁になっちまうのか。いや。そこは「彼のエリア」でございます。なんと1.2塁間の奥の更にその奥の方(笑)もはや「前進守備した時のライトの位置」といった方がいい場所(笑)なんですが、なぜかそこに菊池先輩がいらっしゃるのでございます(笑)。ファーストがギリギリ取れなかったゴロ打球ですからね、何故にそれをセカンドが捕球することができるのか、もはや全く意味不明(笑)でありますが、まさにそれこそがあの「エリア33」の真骨頂。

 

と、まぁちょいと大袈裟に長々と書いてみましたが、まぁ菊池先輩のセカンド守備の「こういうやつ」って、これまでにもそれこそ飽きるほど見てきましたからね、まぁ鯉党にとっては「あぁそうそう、菊池のアレね、アレでしょ?」くらいのことかもしれませんけどね。で、スライディングキャッチで捕球して、起き上がり様にくるっと回って1塁へ送球して間一髪アウト、で、超美技の完成!ならぬ「エリア33の完成!」でございます。いやぁめでたしめでたしでした。

 

いや、違う。

 

違いました(笑)。

 

そのゴロを1.2塁間の奥の方、ほぼ「前進守備のライトの守備位置」でスライディングキャッチしたところまでは一緒です。が、しかし。なんと菊池先輩はスライディングキャッチから起き上がると1塁ベースの方には見向きもせず、そのままクルッと身体を反転して2塁ベースに向けて送球。その一瞬はテレビカメラでさえも追うことができなかった動きでしたわな(笑)。で、かたや1塁ランナーの松尾汐恩クンは2塁を蹴って3塁へ向かおうとしているところです。そりゃライト前ヒットですから1塁ランナーを3塁に向かって走ります。いえいえ打球はライト前に抜けてませんけど(笑)。これぞエリア33でございますわ。

 

で、2塁ベースに入ったショート勝田の元に、何事もなかったかのように菊池先輩から白球が届けられます(苦笑)。2.3塁間に挟まれてしまった松尾クンはいったい何が起きたのかの理解もできないままでタッチアウト。試合展開においてもとても大きなプレーになりましたわ。1点を勝ち越されてなお1.3塁となってしまう場面でしたからね。いやぁしかし、この菊池先輩の恐るべき空間把握能力の高さはいったいなんなのでしょう。もはや我々のような凡人では説明不可能な神の領域に入っております、まさに「エリア33」としか表現できない感じ。あっぱれでございました。

 

もとい。

 

まぁ皆様ご存じの通り今シーズン色々あった菊池先輩でございます。球場の中でもそして球場の外でも色んなことがございましたわな。そもそもが、もう36歳というオッサン年齢でのシーズンですからね、怪我も重ねてきて満身創痍の状態。ここ数年の彼のプレーは、三連覇した全盛期の頃に比べれば、正直なところ、打撃も走塁も守備も「劣化」してきているのは事実。パフォーマンスが落ちているにも関わらず2000安打の記録を達成させるためだけに彼を聖域化して出場させているように見える状態では批判もたくさん集まります。それ加えて真偽のわからぬスキャンダルで多方面から叩かれまくったシーズン。

 

それでもやはり彼のプレーには人を惹きつけるチカラがございます。今日みたいなプレーを見せつけられると、それこそ「色んなこと」を吹き飛ばして、思わず言いたくなるんですよ「それでも菊池が好きだと叫びたい」って(これは牧クンのパクリですな、笑)。いえいえ、思わず言いたくなるんですよ、「彼に何があろうとも、いつまでもずっと球場で見ていたい選手でございます」って。そんな男です、菊池涼介。色んなことに負けず、メゲずにまだまだ頑張って欲しいです。あ、書き忘れましたが、この試合の先制点は3回表の満塁からの菊池先輩のタイムリーヒット。そして決勝点も9回表の菊池先輩の2点タイムリーです。まぁどっちもドン詰まりの打球でしたけどね。そんな消化試合でございました(笑)。がんばろう鯉諸君!

 

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虎と優勝争い真っ只中にいるジャイさんですからね、マツダスタジアムに乗り込んだこの鯉4連戦は、後先を考えぬ選手起用で総動員体勢というかまさに「全部勝つ、勝つ!勝つ!勝つ!」つもりだった筈なんですけどね。ご承知の通り、結果としては怒涛の4連勝どころか元気も覇気もないままに1勝3敗、優勝の可能性は消えてないものの、虎の残り試合を考えると絶望的な状況になってしまいましたわな。

 

イチ野球ファンとしては、あの30年前のジャイと竜の「10.8決戦」のように最後の最後まで縺れさせてプロ野球を盛り上げて欲しいのですけどねぇ(苦笑)。因みに、雨天中止だった鯉と虎の甲子園試合の振替え日程が10月6日7日に決まったようですからね、それこそジャイさんに最後にもうひと踏ん張りして虎をゲーム差ゼロまで追い上げて頂き、この最後の甲子園の振替試合の結果で「虎が勝てば虎が優勝、鯉が勝てばなんとジャイが優勝!」みたいな展開になってくれんかなぁと密かに期待しております。

 

いやぁ(笑)。全プロ野球ファンが注目する優勝をかけた最後の大一番、それをなんと鯉が虎と戦って決めるですと!そして全く空気を読まない鯉があっけなく虎を叩きのめしてジャイが逆転優勝(笑)。おいおいマジかよ。球児監督殿が苦虫を噛み潰しながら、いや、湧き上がる怒りに任せてベンチの壁を殴り、ゴミ箱を蹴り上げてそのままベンチ奥に引き上げる姿、他方で同時中継のワイプ画面では東京ドームに集合して試合を見ていたジャイの面々の歓喜の映像と申し訳なさそうな顔で胴上げされる橋上監督代行の姿。そして甲子園ではアライさんが勝利監督インタビューで「今年は申し訳ありませんでした。来年が最後の年になりますが、もうヤケクソで思い切り暴れますので、鯉党の皆様、ご期待ください!」とばかりに、ノーテンキに赤い帽子を掲げてレフトスタンドに応える映像で終了。いやぁ最高じゃないですか(苦笑)。

 

まぁそんなご冗談はさておき(いやいや、かなり本気で願ってますけど、笑)、この4連戦のジャイさんなのですが、攻守に亘ってホントに元気がなかったですよね。まるで「この橋上代行監督の元では絶対に優勝してはならんぞ!と、どこからかの指令でも出ているんじゃねぇの」みたいなことまで言われちゃうくらいの、そんな失速感で。

 

先発投手陣は戸郷に竹丸に西館に昨日の井上と、みんな必死のパッチで頑張ってゲームメイクしてましたけどね、いかんせん全く援護射撃をしてくれない打撃陣のチグハグな拙攻と残塁のヤマ、かたやバックを守る野手陣もポロポロやったりとんでもないところに投げてみたりで足を引っ張りまくり。そりゃ投手陣もキレちゃいます。

 

で、なんでここでこういうスタメンなの?なんでこの場面でこの選手起用なの?みたいなベンチの謎采配、そもそもベンチ内が異様に静かで覇気や元気な声が全く感じられず、逆に試合に負けた後でヘラヘラ笑っているように見える選手の姿もチラり。おいおい一体なんなんだよこれ。そりゃ4日間に亘りビジター席から必死に声を届けたジャイファンにも全く理解不能だったと思いますわ。ご心中お察し申しあげます、ご愁傷様でございました(涙)。

 

そしてそれは・・・。

 

まさに今年の鯉を見るようでした(泣)。

ブザマな鯉の姿を見るようでした(泣)。

 

もとい。

 

気を取り直して。試合的には、赤木→森→遠藤→タノくん→大瀬良大地→森浦という豪華リレー(笑)でジャイ打線を途中まで1失点に抑え込みます。打っては勝田のなるるクンがいずれもどん詰まりの打球ながらも猛打賞(笑)、得点に絡みまくる素晴らしい働きでございましたな。今はメタボ体型になってますが、かつてのレジェンド正田かよと思いましたぞ(ウソです)。今後が楽しみですな。

 

ガラガラのスタンドは公式発表は2万人越えも実際は1万人も入ってないんじゃねぇのと思いましたが(笑)、ジャイさんもこのあまりにも閑散とした観客席を見て真剣に戦う意欲を削がれたというか、あれこれってオープン戦だったっけ?と間違えたのかもですな、優勝争う大事な試合だったというのにね。ほんとに罪な鯉党の熱の冷めっぷりでございますな(苦笑)。とはいえ、試合内容というか野球的にはかなり面白かったんですけどねぇ。9回表の攻防はまさにスリル満点でしたわ。これ3万人観客の前で優勝争いの試合として見ていたら興奮しまくっていたと思います。ま、閑古鳥でしたけど(泣)。

 

残り試合も少なくなりました。今季引退する選手の情報が未だに出てきてないのがとても気になりますが、シーズン最後は記録だけではなく「記憶に残る試合」の方も、ちゃんとよろしくお願いしますぞ。

 

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マエケンさんが日ハムの強力打線を相手に12年ぶりの完封勝利です。いやぁ素晴らしいですな。鯉のジャイ戦を見つつ途中からはエスコンフィールドの試合とザッピングしながら見ておりました(笑)。マウンドで跳ねて飛び上がるような躍動感があまりにも素晴らしくて、なんだか「あの頃の前田健太」を見ているような錯覚で少々胸が熱くなりましたわ(涙)。ほんまに何度もクドい恨み節で申し訳ないのですが、やっぱりマエケンが鯉ユニを着てマツダスタジアムで投げる姿をもう一度だけ見たかったです。マエケンさんよ、なんなら瀕死の鯉を救うべく来年から広島に戻ってきてくれてもええんでっせ(泣)。なんなら7年契約が切れるギータさんも鯉に呼んで、秋山先輩と三人の88年組で鯉を盛り上げてくれてもええんでっせ(笑)。そんなあっぱれマエケンさん!でございました(涙)。

 

その「マウンド上での躍動感」といえば、本日の大瀬良大地もあっぱれでございました。大瀬良先輩もマエケンに負けず劣らずでまさにマウンドで「飛び跳ねて」ましたよ(笑)。3対1と2点リードで迎えた8回表、このイニング誰が投げるんじゃろ?と思いきや今日もまたもや大瀬良さんが出勤(笑)。ブルペン陣への転向後は二度の三連投も含めさすがに投げ過ぎじゃろというくらい投げてる大瀬良さんでございます(苦笑)。ま、カンカンと打たれることもある(泣)のですが、それでも必死に投げ込む大瀬良さんです。で、今日の大瀬良さんのストレートは151キロまで計測、かなり走ってましたわ。結果的にも丸を空振り三振!松本剛を空振り三振!ダルベックを空振り三振!でございましたからね。投げ終わりマウンドで飛び跳ねてベンチに向かって咆哮する大瀬良大地35歳。いやぁ痺れます。

 

で、このイニングには色々と裏ドラマがあったんです(笑)。その名も「清水叶人の一番長い日」いや「清水叶人の一番長いイニング」とでも言いましょうか(笑)。本日プロ初スタメンマスクだった清水叶人クン(@健大高崎ドラ4で4年目の22歳)ですが、まずは先発投手の森下とバッテリーを組んで6イニングを1失点だけで凌ぎます。何度かピンチも招き、その度に森下先輩には何度も何度もサインに首を振られながら、それでも懸命にリードしてゲームメイクしてくれた清水クン、素晴らしいキャッチングとサイドワークだったと思いますわ。キャッチャーフライが真上に上がって打球を見失いそうになってドキドキしながらフェンスギリギリでしっかりとキャッチ(苦笑)、4回表は2死2.3塁で増田陸クンに粘られるも最後にワンバンのスローカーブを要求して空振り三振を奪う、が、完全捕球できすボールを落として足元に転がる白球を見失い、森下がマウンドから血相変えて「前だよ!前!」と叫んでボールの位置を知らせ、なんとか1塁送球してアウト!みたいなヒヤヒヤな場面も(苦笑)。まぁ緊張感たっぷりですわ、そりゃ1軍で初スタメンマスクですからね。ええ経験しとるのぉ。

 

で、その大瀬良が投げた8回表のことなんですけどね。まずもって僅差の試合のそれもゲーム終盤ですからね、もうそれだけで緊張感たっぷりなキャッチャー清水クンのマスク所作ですが、1死とった後に予期せぬトラブルが発生したんですよ。松本剛クンの打席の時に、ファールチップの打球が清水クンの右手の親指付近に直撃(泣)。本来は右手はキャッチングの際に腰後ろに回しボールが当たらないようにしておきますが、思わず出してしまった右手の親指になんと打球が直撃しちゃいます(かなり珍しいプレー)。メチャクチャ痛いです。硬球って石と同じ硬さです。死ぬほどメチャクチャ痛かった筈(苦笑)。治療のためいったんベンチ裏に戻り手当てして出てきた清水クンでしたが、恐らく気が遠くなるくらい「痛いままの状態」だったと思いますわ。で、フルカウントから再開された松本剛の打席は、大瀬良先輩が「男気」を見せつけ豪速球で見事に空振り三振を奪います。で、2死1塁で再びダルベックに打順が回ってきたんですよね。

 

ここで、なんと、清水クンが2球目スライダーをまさかの後逸です。文字通り捕手に責任がある「パスボール」ですわ。1塁ランナーは労せず2塁へ進塁。更には3球目に投じた高目ストレート、これもまたすっぽ抜けのボールで清水がミットで捕球出来ずに後逸、まさかの「二球連続のパスボール」です。二球連続ワイルドピッチはよく見る光景ですが、二球連続パスボールは初めて見たかも(笑)。1塁ランナーが3塁まで進塁しちゃいましたわ。先程打球が当たった手の指が強烈に痛み続ける中での連続パスボール。パニック状態で頭の中が真っ白になって更にパスボールをやらかす(泣)。冷や汗どころかもはや気が遠くなっていく世界(苦笑)。逃げ出したくてたまらない、まさに生きた心地がしなかったでしょう、清水クン(涙)。

 

そんな状況でのダルベックの打席です。清水クンが最後は祈るようにミットを構えたフルカウントからの6球目。ど真ん中ストレート150キロ!でダルベックが空振り三振!清水クンが構えたミットにズドン!でございましたな(涙)。文字通り「拝み捕り」とはこのことですよ!と言わんばかりの清水クンが安堵のガッツポーズ!(笑)。ベンチに戻る大瀬良先輩の咆哮も、若い捕手を救ったぜ!というハイテンションな満足感が伝わってくるようでした。この大瀬良先輩に限らず、先発の森下も、ベンチに戻るたびに清水クンと積極的にコミュニケーションをとって話し込んでいるのがとても良いシーンでした。キャッチャー清水の本格デビュー試合を皆で全力で支えてやるぜ!という空気感がとても心地よかったです。勝敗という結果責任は当然ながら大事なことなのですが、他方でファンが本当に見たいのは「こういう場面」なんですよね、しみじみと思いましたわ。

 

そんな清水叶人の初スタメン試合。いい試合でしたよ。清水クンはめちゃくちゃいい経験をしたのだと思います。そして将来長きに亘ってこのチームの正捕手として活躍する選手が、今まさに「爆誕した瞬間を目撃」した試合かもしれません。数年後に振り返ってみたときに、キャッチャー清水にとって大事な、まさにエポックメイキングな試合なのかもしれません。清水クンの今後の活躍を期待しましょうや。

 

そして試合後のヒロイン。勝利投手の森下と決勝2ランの坂倉が揃ってお立ち台に上がりました。これも久しぶりにいい光景でした。とはいえ、これが彼らにとって「マツダスタジアム最後の勝ち星と最後のホームラン」ということにならないよう、それだけを切に祈ります。

 

がんばろう広島。

 

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試合の方はなんともな結果になってしまいましたが、まぁ無死1.2塁の場面で送りバントができず空振り三振、守備では一番大事な場面で落球してしまい自責点ゼロの床田先輩を敗戦投手にした持丸クンがその悔しさをグッと噛み締めていることでしょうからね、前向いてやっていくしかありませんわな。がんばろうや鯉諸君よ(涙)。

 

ネガティブなことばかり書いていてもホントにゲンナリしちゃいますので、以降は少しだけ趣を変えて書こうかと思います。すんません。

 

1回裏の先頭打者でジャイ先発の竹丸クンの初球ストレートを完璧に捉えてレフトスタンドに運んだのは本日1番センターでスタメン出場した中村奨成でございました。まさに「神ってた誠也さんの打席」でよく聞いたような、乾いた甲高い打撃音を残して高々と舞い上がった打球はまさにホームランアーティストのそれでしたよね。

 

その後も2打席目は四球、5回裏の3打席目には竹丸クンのストレートを再び完璧に捉え左中間への大飛球。打たれた瞬間に竹丸クンが二発目のスタンドインを覚悟して膝に両腕をつきガックリと首を項垂れるポーズをとっちゃったほど(苦笑)。まぁ結果はフェンスギリギリでレフト松本クンに背走ナイスキャッチされましたけどね(苦笑)。

 

それこそ崇徳高校には絶対に負けられん広陵高校の意地(笑)というか、広島産アイドル選手としての先輩の意地というか、竹丸クンから鬼のように打ちまくる奨成さんでした。7回裏の4打席目も先頭打者としてサード前に転がるボテボテの内野安打で本日三度目の出塁。リードオフマンとして見事なまでの4打席でございました。

 

こういうのを見るとやっぱり思っちゃうんですよね。もしも仮に今季の開幕戦から「1番センター中村奨成」のスタメンで戦っていたら鯉は今頃どういう状況になっていたんだろって。奨成を「2番打者」ではなくて最初から「1番打者」で起用していたとしたら。まぁほとんど現実逃避の妄想野郎ですけどね。同じように打撃不調になり、同じようにチームもゾンビタバコにまみれ、同じように投手陣も疲れて崩壊していたかもしれません。まぁそうなんでしょうけどね(苦笑)。

 

ちなみに今年の開幕オーダーは以下の通りでした。

 

1番 センター 平川蓮(22歳)2025ドラ1

2番 ライト 中村奨成(27歳)2017ドラ1

3番 サード 小園海斗(26歳)2018ドラ1

4番 ファースト 佐々木(23歳)2024ドラ1

5番 レフト ファビアン(28歳)

6番 セカンド 菊池涼介(36歳)2011ドラ2

7番 キャッチ 坂倉将吾(28歳)2016ドラ4

8番 ショート 勝田成(23歳)2025ドラ3

9番 ピッチャ 床田寛樹(31歳)2016ドラ3

 

たとえば開幕戦がこんなスタメンだったら。

 

1番 センター 中村奨成(ドラ1)

2番 セカンド 菊池涼介

3番 ショート 小園海斗(ドラ1)

4番 キャッチャー 坂倉将吾

5番 レフト ファビアン

6番 ファースト モンテロ

7番 サード 佐々木泰(ドラ1)

8番 ライト 平川蓮(ドラ1)

9番 ピッチャー 森下暢仁(ドラ1)

 

この不動のスタメン主軸メンバーに加えて辰見と名原も今季と同じように覚醒して大活躍、更には大盛に佐藤啓介に持丸に秋山翔吾がベンチに控えて全試合やることができたならば、もうそのまんま優勝していたような気もするんですけどねぇ。すんませんね、完全に現実逃避の妄想野郎の戯言ですのでお許し下さい。そんなシルバーウィーク最後の夜でございます(苦笑)。

 

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待球するだろうなと思って見てました。待球するというよりも「ここでスイングする勇気はないだろうな」と思って見ていました。延長11回裏の1死2.3塁から持丸が敬遠で歩かされ1死満塁で打席に入ったのは勝田成。見ていた誰もが頭の中に描き、当然ながら本人が一番フラッシュバックした筈の前打席の屈辱と悪夢。9回裏1死2.3塁で真ん中の球を強振してファーストフライを打ち上げサヨナラのチャンスを潰したのはこの勝田成。そして11回裏に再び訪れた1死満塁というサヨナラの大チャンス。ここでジャイのベンチが申告敬遠を選び前打者が歩かされると、再び場内にあの屈辱感が晒されて「9回にチャンスを潰した打者」としての記憶が蘇ります。歓喜が期待される筈の場面で打席に向かう勝田の顔が「恐怖の色」で強張ってます。他方で、マウンドに立ち続け制球が全く安定しない赤星も、顔面蒼白の顔で視線が泳ぎ焦点が合ってません。投じた初球ストレートは指に引っかかり勝田の膝に直撃しそうなクソボール。思わずのけ反り飛び上がってこれを避けた勝田がバッターボックスの中で派手に転倒。先日の神宮球場で頭にデッドボールを喰らい担架で退場した場面が鯉党の頭の中をよぎります。あの時の恐怖心だってまだ完全に払拭できてないでしょう。2球目のフォークを投げる赤星も更に腕が縮んで低目に大きく垂れます。1死満塁の場面で2球続け明らかなボール球で2ボールナッシング。

 

きっと待球するだろうと思って見てました。「待球する」というよりも「自らの力でこの勝負を決めに行くという決断は出来ない」だろうなと思って見ていました。ずっとスイングせずあたかも悟ったかのように見逃しを続ければ、フルカウントまでいったとしても結局は押出し四球でサヨナラ勝ちだったたかもしれません。自分がここでスイングをかけるとまた9回裏のようなみっともない結果になるかも。3万人の大観衆の前でまたあの屈辱を味わうのかよ。いやいやこれだけ荒れている投手に対し満塁の場面て待球するのは野球の教科書セオリー。このままバットを振らずに冷静に様子を見極めるのが野球能の高さ。アホみたいにストライクに飛びつくな。結果を欲しがってガツガツいくな。最低でも「この1球」だけは見ていくべき。2ボール1ストライクになってからの勝負。普通ならばこれが新人1年目の当然の思考と判断でしょう。自分で判断して行動を起こし失敗することの恐怖感、そしてその恐怖感で動けない自分のことをセオリーや体裁のせいにして、あたかも冷静に判断したフリをして、この動かない・動けない自分のことを無理矢理に納得させる、そんな思考回路ですわな。それが普通。大人だってそうかもしれない。いやみんなそうだろう。そんな状況のあの場面で2ボールナッシングからスイングをかけた勝田成。

 

そういう場面でした。結果は皆さんご存知の通りですが、ライトへ犠牲フライを打ち上げて鯉のサヨナラ勝ち(涙)。まぁ試合に勝利すること自体はもうこの際あんまり関係ないです、Bクラスが確定した翌日の完全なる消化試合。シルバーウィークのジャイ戦、それこそシーズン前から完売が決まっていて超満員の中、残酷にもアライさんの続投が決まり非難轟々が飛び交う中で行われた試合。そんな試合の最後の最後の場面で見たのがこの勝田成の「決意のスイング」だっただけに、余計に印象に残ったのかもしれません。まぁ何も考えずに動物的なカンでスイングしただけなのかもしれませんけど(苦笑)。

 

小生自身があのスイングに「何かの意味」を見出したかっただけかもしれません。その前のサヨナラを決めきれなかった9回裏の拙攻、名原も送りバントをミス、1塁ランナーの代走辰見の走りもイマイチで2塁封殺、その後の秋山のフェン直ツーベースでこんどは1塁ランナー名原が打球判断を誤ってスタートきれずに3塁止まりでサヨナラを逃し、1死2.3塁からは前述の勝田ファーストフライ、最後は野間先輩がサードフライという拙攻オンパレード。さすがは最下位チームだの大拙攻でしたが、この11回裏に再びチャンスを作ったのはそんな「やらかした面々たち」でしたわな。大盛が出塁し辰見がきっちりバントで送り名原が「努力と根性」でライト前にヒットで繋ぐ。そんな場面で作り出した最後の場面での「勝田のスイング」。それだけに、余計にそこに「いろんな意味」を見出したかったのかもしれません。

 

新井さんの5年目続投については、聞いた直後は小生もまさかのびっくり仰天というか「鯉党をいつまでも舐めてんじゃねぇぞ」という気持ちがありましたが、少し時間が経って冷静になると「まぁやっぱりそんなことだろうな、この球団ならそうかもな」という受け止め方に変わってました(苦笑)。むしろ長い間この球団を応援されている輩の方が同じような気持ちになっていらっしゃるかもしれませんね。まぁこうなった以上は、アライさん最後の5年目は最後まで自分の思うようにやってくれや、でございます。それ以上でも以下でもございません。選手としてあれだけ皆さんから愛されていたアライさんがこんなにヒールになってしまうのですからね、監督稼業もほんと大変なお仕事ですわ。くれぐれも身体とメンタルヘルスだけには気をつけて欲しいですけどね。それでも最後の年くらい好きなように、また底抜けに明るい「あのアライさん」でパフォーマンスして欲しい。何のためらいもなく、己を信じて、自らスイングを仕掛けていって欲しいのです。そんな「勝田成の2ボールナッシングからのスイング」だっということ、でございます(苦笑)。

 

蛇足ながら、まぁ誰も監督をやりたがらないんでしょうからアライさんの続投は甘んじて許しますが、この一連の不祥事に対して球団・オーナー・フロントが誰も責任を取らないという幕引きだけは、組織として絶対にあり得ません。その点だけは、シーズン終了後に「正しい行動をとる決断」をお願い申し上げます。愛すべきこのチームを滅ぼさないために、心からお願い申し上げます。

 

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申し訳ありません。0対10の試合はさすがに何も書くことがございません。敢えて書くのであれば、これでもかとばかりに打ち込まれて5回5失点でノックアウトされた斉藤優汰ではありますが、来年から鯉の投手陣を引っ張っていくのはやっぱりオヌシしかいませんぞ。メンバーが大きく変わる可能性の高い先発ローテやブルペン陣の顔ぶれの中で、ファームで燻っている常広や黒原とともに、投手陣の最前列に並んで歯を食いしばって投げていかなければならないのは「投手陣ドラ1」のオヌシ達でございます。野手陣の方では、今日から小園が1軍復帰でしょうかね。ドラ1カルテットの四人衆を並べて臨んだ開幕戦のオーダーは非難轟々で全く結果も出ませんでしたが、それでもかなりのワクワク感がありありましたよ。まぁそんなに甘くありませんからね、1番平川が再三の怪我で常に離脱しまくり状態、2番中村奨成も自分の打撃を見失ってファーム落ち、3番小園海斗は契約揉め疲れとWBC召集疲れと私生活カミさん疲れで疲弊して最後はゾンビに巻き込まれ由宇で幽閉、4番佐々木泰は過剰な期待感に押し潰されて配役ミスマッチで見事に急減速して墜落。いやぁ皆さんほんまにツライ1年でしたな(涙)。それでも地面に這いつくばって泥水を舐めながらでも、また1軍に戻ってきましたよ(平川は鋭意リハビリ続行中ですが)。斉藤優汰らが率いていく投手陣と同様に、鯉の野手陣を背負う屋台骨になるのはこのドラ1の四人衆しかいませんからね。4番のあの方は来季もうこのチームにいらっしゃらないかもしれませんぞ。奨成と小園と佐々木泰で打線の中軸の骨格を組んでその両側で平川と勝田が暴れまくる世界線ですわ、そこに3年目のファビモンを配置して奴らもきちんと1年間働かせる。ほんまに頼みますわ。これだけ屈辱まみれだったシーズンの最後10試合くらいは、そんな期待感を感じさせる戦いを見せて下さいませ。よろしくお願いします。

 

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申し訳ありません。なんだかもうガックリ感が強すぎて筆が全く進みません。まぁこれほどまでにパカパカと、それこそ試合の文脈を全く無視するかのように簡単にスタンドに放り込まれ続けると、まぁどうしようもないですかね(泣)。まぁここはお花畑在住ブログですからね、毎日同じ罵詈雑言ばかり繰り返しチームに浴びせてそれで悦に入るのも、逆に気が滅入るばかりというか精神衛生上よくないのでこれ以上は自重しますが、まぁベタに申し上げると、ちゃんと最後まで頑張りんさいや鯉諸君よ、ということですかね(苦笑)。

 

毎回同じことを書くのもツマラナイので、以下はいつもとちょいと違うことを1つだけ書こうかなと思います。今季の鯉の試合を見ていていつも気になることがございます。すんません、この試合の敗因とは全く関係ないことですけどね。何かというと、外野手と内野手の守備の連携というか単なるキャッチボールにおいて、稚拙で目を覆いたくなるようなプレーがあまりにも多いように思うんですわ。この辺のところ、皆さまの中にもかなり気になっている方も多いのではないかと思いますが。

 

打球が外野に飛んで外野手が捕球した後で内野手にボールを返球してくる場面って試合の中で色々とありますよね。緊張感のある場面でいえば、例えば右中間や左中間、レフト線・ライト線に打球が飛んで、打者走者が2塁を狙って果敢に走塁、それを阻止すべく外野から二塁へ送球してくる場面。例えばランナーを一塁に置いて長打が出て、3塁を蹴ってホームに突入するランナーを刺すべく、外野手からカットマンの内野手に投げ、中継プレーでホーム送球してくる場面。

 

今年の鯉の守備陣、こういう場面で外野から内野手に対してきっちりストライクで送球されてくるシーンが極めて少ないような気がしませんかね。なんだか悉く上手くいってない印象です。いい球ならば二塁でタッチアウトになるタイミング、綺麗な中継プレーならホームで余裕でタッチアウトにできそうな場面でも、外野から内野への送球がズレてしまって全然アウトになってない。プロ野球選手ですからね、普通ならば当たり前のように送球がきちんと繋がれて、セカンドやホームベース上でのクロスプレーを堪能できる場面ですよ。それがそれ以前の問題で、拙い送球の影響で、箸にも棒にも掛からぬ凡プレーにすり替わる。地方大会の高校野球の守備連携の方が100倍上手いぞといいたくなるようなプロ野球選手による拙いプレーですわ(怒)。

 

いや、そんなギリギリのカッコイイ場面ではなくて、もっとプリミィティブ(初歩的)な場面のことが気になっているのかもしれません。例えば、単にイニングの先頭打者が外野へ抜けるゴロヒットを打ち、一塁を回って2塁を伺うもオーバーランでストップし一塁ベースに戻ってベンチに向かってガッツポーズ。で、鯉の外野手から内野へゆっくりと、やまなりボールで返球されてくるような場面。なぜだか知りませんが(怒)この返球がいつもいつも見るたびに「微妙にズレ」て「微妙に悪送球になって」いる気がするんですわ。

 

で、外野手からの返球を待って普通に構えていた内野手が慌てて足を動かし捕球しようとするも届かずキャッチできなかった白球がグラウンドをブザマに転々と転がっていく映像。で、のそのそとカッコ悪くそれを拾いにいく鯉の内野手の映像。打者走者が一塁ベース上で華やかにガッツポーズしている場面の裏で、鯉の内外野が小学生でもやらないような情けない動作でポロポロとやらかしている構図(怒)。

 

いや、別にこれでランナーが進塁する訳じゃないですからね、勝敗には直結してません。単に締まりがなくてカッコ悪いというだけです。見ていて緊張感のカケラもなく情けないというだけの話。それでもなんだか無性に腹が立つ。逆点サヨナラ劇で負けることより、パカスカとホームラン打たれることより、なんだか無性に腹が立つ。テメェら客から金とってその客の前で野球を見せているんじゃねぇの、野球のプレーを見せているんじゃねぇの?と胸ぐら掴んで問いたくなる感じですわ。すんません、時代錯誤な昭和の野球人なもんで(苦笑)。

 

まぁ悪しきポジコロで外野も内野も本職とは違うところを守ってる選手が多く、そもそも守備練習の全体量だってかなり限定的なんでしょうからね。わかりますよわかります。とはいえ、こんなのはキャッチボールレベルの話です。技術というよりも気持ちの問題。この竜戦でもレフトから内野へ戻す返球が逸れてダイヤモンド内を転がる情けない場面がございました。まぁ我々のような素人観客の怒り以上に、鯉ベンチに座る面々の方がその度にイラついているのでしょうけど。

 

プロなんだからイチイチうるせぇよ、細かいことで精神論を振りかざすんじゃねぇ、結果を出せば文句ねぇだろという思いも重々分かりますがその「結果」がこういう状態ですからね、そりゃ揚げ足の1つもとって言いたくなります。まぁ「凡事徹底」みたいな立派な言葉ではなくていいので、ともかくキャッチボールくらいちゃんとやれやと。そんな気がしてしょうがない、今年の鯉の守備でございます(泣)。

 

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個人的なハイライトは8回裏の虎の攻撃の場面でございました。4点も差があるというのに、それでも1番近本から始まる虎打線の打順の並びはやっぱり怖すぎる。7回まで1失点とナイスピッチングの栗林も既に球数は100球を超えてました。で、心配の通りに1番近本と2番中野が右に左に連打であっという間に無死1.2塁の大ピンチ。ここから3番森下・4番サトテル・5番大山ですからね。完全に名前負けしちゃって小生の頭の中では、森下がレフト前タイムリー、サトテルに右中間ツーベース、最後は大山にレフトスタンドにトドメの逆転3ランを放りこまれてジ・エンドか・・・阪神優勝おめでとう、みたいな「絶望的観測」by中島みゆき嬢しか浮かんでこない(苦笑)。

 

で、栗林が森下に投じた3球目。真ん中低めに沈むフォークを森下が強振、芯で捉えた強烈なライナー性の打球が3塁線へ飛び出しましたわな。うわやられたか・・・と思わず目を瞑りましたが、この3塁線のゴロに半身の逆シングルキャッチで素晴らしい反応をしたサード坂倉!よっしゃでかした坂倉!と思いきや、今日のサードは坂倉じゃないですわ(笑)、サード佐々木泰!でございます(笑)。逆シングルで見事に打球を掴んだ佐々木泰が3塁ベースへ前チャージしてベースを踏み、そのままの勢いで1塁へ大遠投、糸を引くような美しいレーザービームの送球がどストライクでファーストの坂倉のミットにズドン!です、必殺5−5−3のダブルプレーが完成でございます(涙)。

 

思わずガッツポーズ!の栗林とワシ(笑)。

 

無死1.2塁で虎のクリンナップを迎えた大ピンチがサードゴロ併殺打で2死2塁となり、次打者の4番サトテルさんも2番手の高太一がきっちりキャッチャーゴロに仕留め、結果的にはこのイニングを無失点で切り抜けましたわな。水を打ったように静まり返る甲子園球場。いやぁすんません虎党の皆さん。昼間ジャイさんが東京ドームで竜に爆勝ちしましたので、これで1位と2位のゲーム差がゼロになってしまいましたな。いやぁほんますいません。こんな嫌がらせしか出来ない情けない鯉ですが、スキャンダル塗れで最下位に沈むチームの「最後の意地」というか、まさに「最後っ屁」でございますわ。よくぞ勝ってくれたぜ鯉諸君よ(涙)。球児監督のあの苦虫を潰したような顔を眺めてグッと溜飲を下げる、心の狭い野球ファンで大変申し訳ございませんです(苦笑)。

 

もとい。

 

まぁ初回に佐藤啓介の先頭打者ホームランで虎先発の村上クンから1点を先制、4回は奨成が打ち上げたフライが強風に流されレフトのドラ1立石クンがこれを見事に落球、奨成も手抜きせずに全力疾走しており(笑)ちゃんと3塁まで進んで無死3塁から坂倉の犠牲フライで2点目。6回は2死から坂倉の内野安打をショート熊谷クンが1塁へ暴投して2死2塁。そこから佐々木泰が見事にレフトへタイムリーヒット!と、まさに「虎守備の綻び」をとことん得点に繋げた鯉打線。8回はマウンドの岩崎を攻め佐藤啓介のヒットと菊池の四球で無死1.2塁を作ると奨成にきっちりバントさせた2.3塁から4番坂倉が2点タイムリーと「流れるような見事な攻撃」。昨日無援護だった森下きゅんに2点や3点は分けてやれやという感じもありましたけどね。

 

ナイスピッチだった栗林にも、前述8回裏のサードゴロ併殺打の場面とともにもう1つ分岐点となった大ピンチがありました。2対1と僅か1点リードで迎えた5回裏、先頭の7番熊谷がレフト線のツーベースヒットで出塁、8番坂本の送りバントで1死3塁になったんですよね。打順が9番ピッチャーの村上に回りますが、球児監督はここで村上にかえて代打高寺という勝負手に出たんですわ。エラー絡みの2失点のみでナイスピッチの村上を5回で下ろしての代打策。1点差で1死3塁。外野フライもダメ、緩い内野ゴロもダメ、どうしても三振かポップフライが欲しいこの場面で「今日イチの配球とピッチング」を見せてくれたのが栗林と持丸の鯉バッテリーでございました。

 

打ち気満々で打席に入った代打高寺クンへの初球は、その気を削ぐような外角低目からスッとボールゾーンに沈むフォーク。バットが止まってボール。目線と意識が外側に向かった直後の2球目は、一転して内角低目を抉るカットボール、高寺クンがこれにスイングかけるもドン詰まりのファール。その球はどんなにスイングしてもファールにしかなりませんわな。初球は外側ギリギリからボール、2球目は内側ギリギリでファール、まさに「太平洋より広いストライクゾーンの幅」を意識させておいてからの3球目と4球目。今度は外角低目のギリギリなるもストライクゾーンの中で小さく落ちるフォークを2球続けましたよね。3球目はバットが空を切って2ストライクに。4球目はバットを止めてギリギリのボール判定で冷や汗の高寺クン。

 

2ボール2ストライク。外側を執拗に攻められていますので意識は外側にありますが、2球目に内角を抉られた球の残像も残っています。きっと高寺クンの頭の中はぐるぐる状態です(笑)。で、最後は栗林の渾身のストレート149キロがインコースにズドン!まさに「着払いスイング」での空振り三振!ですわ。おそらく高寺クンの感じた体感速度は158キロだったかと(笑)。あっぱれ鯉バッテリー!でございましたな。ま、その直後の近本クンにあわやタイムリーのレフトライナーを打たれて、今度はこっちが冷や汗状態になったのは内緒にしておきます(笑)。

 

もとい。

 

ほんと単なる負け惜しみなんですけどね、やっぱりこの虎との3連戦は鯉が3タテ出来ていた筈なんじゃないかと思うんです。まぁ初戦は7失点してボロ負けのように見えますが、床田のご乱調がなければというか初回のあのサードゴロ失策がなければ試合内容は大きく違っていたように思います、あたかも虎打線が目覚めて爆発したように見えますが試合後半は鯉の若手投手陣がきっちりゼロ封してますしね。2戦目で見殺しにしてしまった森下も虎打線をきっちり抑えました。7連敗を引きずったままで虎打線はまだまだ本調子じゃないかと。鯉がもう少しだけまともな野球やってれば3タテ出来ていた筈なんですけどねぇ。まぁ完全なる負け惜しみです(苦笑)。そんなことを思いながらこの3戦目を眺めておりましたわ(泣)。

 

明日からはバンテリンドームで最下位決定戦です。とはいえ昨日のブログタイトルにも書きましたが、野球でも野球以外のことでも世間様にご迷惑をかけ続けた今シーズンの鯉は、やはり「最下位」という刻印をきっちりと胸に刻んで反省してゼロから出直す必要があるかなという気が致します。と言いながらも最後まで真摯に全力で勝利に向かって戦って欲しいという気持ちもございます。そんな矛盾した気持ちを抱えながら、性懲りも無く最後まで見届けようと思っております。

 

がんばろうぜ、鯉諸君や!

 

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この虎3連戦を見事に3タテしてくれたら今年の鯉がやらかしまくった全てのこと、最下位に沈んだ野球のことも野球以外のいろんなことも(苦笑)、もう全部スッパリと記憶の彼方に吹き飛ばして忘れてやるぜ!だから虎には虎だけには勝ってくれやとばかりに意気込んで迎えた本日の試合でしたが、目下7連敗中ここ4試合で僅か1点しか取れていない絶不調の虎打線、更に投手陣も息切れ寸前で、ほぼ「死に体の状態」だった虎さんを相手になんとあっさり無抵抗に負けてしまう我らが鯉でございます。これぞまさに鯉クオリティ!と言わんばかりに見せつけた究極の弱さ全開で惨敗の情けないチームでございました(涙)。ご丁寧にも、苦しむ1番近本さんを猛打賞で元気づけ、苦しむ3番森下さんには左翼ポール直撃のホームランにタイムリーのマルチ、苦しむ4番サトテルさんも先制点を叩き出すタイムリーツーベース、苦しむ5番大山さんは先制タイムリーに豪快バックスクリーン弾と、これでもか!といわんばかりの大盤振る舞い状態でまさに眠っていた虎打線の面々を見事なまでにそれぞれ叩き起こして差し上げちゃいましたわ。ほんまにすまんなぁジャイさんよ(苦笑)。虎の投手陣だって先発の高橋遥人も2番手のドリスも3番手の復活した石井クンも最後の161キロ工藤クンも、揃って皆さんそんないい状態ではなく、それこそいくらでもつけ入る隙がありましたが、思いやりたっぷりでおしとやかな鯉打線はお上品なおちょぼ口ですからね、いつものように目の前の餌を食べもせずにグッと我慢するストイックさ満開でございました(泣)。逆あっぱれですわ。まあそれでも坂倉のタイムリーと大盛のホームランで2点とってくれた訳ですからね、先発の床田さんがキャッチャー石原を起用したベンチ采配やサード坂倉のやらかしたエラーの逆境なんかにメゲずにきっちりと投げてくれていれば、僅差2対0で鯉が勝つという別の世界線もあった筈の試合。というか、虎打線は全く復活なんかしてませんでしたよね、途中から床田の投げてるボールがいかにも甘すぎたというかまさに「緩んで」ましたわな、なんたって5回から投げた赤木と杉田と塹江のリレーで虎打線をピシャリと4イニング無失点に抑えてるのですからねぇ、なんとも・・・でございます(涙)。ということで期待を思い切り膨らませていたこの虎3連戦、惨敗スタートでございます(涙)。ここから残り2戦を勝てる気がしなくなってしまいましたが、それでも意地の最後っ屁くらいかましてくれや。鯉諸君よ、ほんまに頼みますわ。

 

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