NHK土曜夜10時に「エンジェルフライト」
元々は2年前にアマゾンプライムで配信されてその時にもかなり評判に
野球バカ親父ですが、ドラマや映画も同じくらい大好物の小生でございます。このところあまり自信を持って人にオススメする作品がなかった(特に2025年春の今クールのドラマはイマイチなものが多くてほとんど途中で視聴離脱、苦笑)のですが、この「エンジェルフライト」はいろんな方に「ホンマにええでっせ!」とお薦めしてます。
因みに、正直なところこれまでの米倉さんのドラマは小生的にはあまり好みじゃなく、例の「私失敗しないので医療ドラマシリーズ」も殆ど見ていないのですが(苦笑)、小生と同じように思われている方も是非この作品は騙されたと思って見てみてくださいませ。面白さは120%保証致します。ここ数年の過去のドラマ作品でいうと「最愛」や「アンナチュラル」や「
と、ブログ冒頭から野球と全く関係ないことをずらずら書きまくる時は、皆様お察しの通りでございます(笑)、小生があまり今日の試合のレビューを書きたくない時でございます(笑)。
とはいえ、試合の方の話に参りましょうかね。
まぁ奨成クンのホームスチールが云々という話もありますが、それ以前に先発のドラ1伊原クン(@大商大→NTT西日本)も、その後の湯浅→桐敷→石井の継投陣も鯉打線は全く打てなかった訳ですからね、粛々と敗戦を受け入れるしかないかなと思います。伊原クンはええピッチャーですよホンマに、惚れ惚れするようなクロスファイアーを投げ込んできますわな。そりゃ球審の手も上がっちゃいますって。というか敵ながら好きなタイプの投手なので、昨日の大竹クンの時のように鯉打線に対しメラメラと沸き起こる腹立たしさはございません(苦笑)。悔しいですが、こういう投手がいい投球をしたら打てんわな、さもありなん、という感じで受け止めるしかないかと(泣)。
で、奨成クンのホームスチール失敗の件ですが、まぁネットでは新井采配に対して非難轟々の模様で。僅か1点リードの6回表2死3塁、打席に4番末包の場面で3塁ランナーの奨成がホームスチールを敢行してアウトになった場面ですが、まぁ普通に考えればリーグトップの得点圏打率の4番打者が打席に立っている場面で敢えて奇策を仕掛けたベンチは何を考えとんじゃこのボケがぁ!ホームスチールが失敗して流れが一気に虎に傾き、その後にあっさり逆転されちまったじゃねーか、これ全部が新井のせいじゃろ、どアホがぁ!とばかりにまぁ酷い罵詈雑言が並んでおりますな(苦笑)。
まぁごもっともな批判ですし結果もその通りですので、新井さんも甘んじて批判は受け入れなければなりませんし、実際に試合後に「自分のミス」だと明確にコメントしてましたわな。まぁそれが大前提であり、小生もそうだと思います。が、敢えてそれを横に置いて話をすると、あの奇策って結構というか、かなり面白い作戦だったのでは?と思うんですけどねぇ。ホームスチールってアマチュア野球かよ!少年野球かよ!と思われる方も多いかもしれませんが(笑)、逆に「実にプロ野球っぽい作戦」でもあったようにも思いましたわ。
因みに4回の先制点となった末包クンの犠牲フライ。この時も1死2.3塁の場面だったのですが、伊原クンは末包に2球とも足を上げずにクイック投法で投げていたんですよね。他方で、ホームスチールの場面では末包クンの1球目に、大きく脚を上げて一旦ストップモーションを取る、ランナーがいない時の投げ方で投げましたわな。想像するに、この好投手をなんとか攻略しようとして事前にベンチでは色々と戦略を練っていたのだと思いますが、その一つに「ランナーを3塁に置いた時に、普段と同じ大きなモーションでゆったり投げることがある」というデータがあったんだと思いますわ。確かに本盗を仕掛けたくなるくらいゆったりと時間をかけて投げてるんですよね。で、隙があったらどんどん本盗を狙っていくぞ、みんな頭に入れとけよ!とミーティングがあったのだと思います(あくまで小生の勝手な推測ですよ、笑)。
で、最初のタイミング(4回表)にはクイックで投げていた伊原クンが、この6回表のタイミングで、末包への初球、大きく足を上げて止めるフォームで投じたんですわ。よっしゃ!きたぜ!とベンチの新井さん&藤井さんは思わず色めき立って「その奇策」に飛びついたんだと思います。もうそれは瞬発力の勝負です。この千載一遇のチャンスを逃してなるもんか!の世界(笑)。打席に4番末包がいることなんかはすっ飛ばして、よっしゃ奨成!次の球で決行じゃ!と速攻でサインを出したのだと思いますよ(笑)。
まぁアウトにはなりましたけど、タイミング的にも結構惜しかったんですよね(苦笑)。伊原クンの球がもう少し浮いていればセーフだったかもです(いやいや、そもそもそんなギャンブル奇策を4番打者の時にやるなよという話だろが!ボケか!・・・というのは繰り返しながら「正しいご意見」でございます)。まぁ百歩譲って「ダメダメ奇策だったけど、ちょっと面白かったでっせ、新井さん!」というのが小生の総括です(笑)。ま、試合に負けたのはこのダメダメ奇策のせいでもありますが、そもそも「いい投手を打てなかった」というのが主因でしょ、というのは最初にも書いた通りです(泣)。
まぁ勝ち越したかったのはヤマヤマですが、あの完全アウェーの雰囲気を考えれば甲子園で1つきっちり取って、今週トータルでは4勝2敗ですからきっちり2勝1敗ペースということでよしとして、前向いて次に進みましょうかね。次週は6戦ともホーム試合ですのできっちりと勝ち越して参りましょうぜ。頼むぜ、鯉諸君!
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