「もってる感」が溢れまくる田村クンにはスター街道を歩いて欲しい。(2/17 ロッテ戦 4-0) | カープがやっぱり好きなんよ

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侍ジャパンに選抜されたかと思えば、今日は初の対外試合で4番に座りいきなりホームランを打つ男。田村俊介クン20歳。いやぁ素晴らしいですな。

 

いえいえ、打ったボール自体はロッテ東條クンの投じた大失投というか真ん中高目のホームランボールでしたので、まぁ普通のプロ野球選手ならそりゃスタンドまで運ぶでしょという感じ、そんな大して驚くような打撃内容ではなかったのですが、そもそも彼にこれだけ大きな注目が集まっているまさにそのドンピシャのタイミングで、こういう甘いチャンスボールがちゃんと巡ってきて、それを逃さず対応して結果を出しちゃう、彼のそういう「持ってる感」は素晴らしい限り、ハンパないまでの「スター性」を感じちゃいますわ。あっぱれです。

 

ついでにフェンス際でファールボールを超美技でキャッチして見せたりして、もうなんだか全てのことが田村クンを中心に回っていた試合だったようなそんな「錯覚」まで巻き起こす感じ。実はホームランの後の2打席は酷い内容の打席だったんですけどね(笑)。最初の打席のあの「衝撃の一打」でもう既に天下を取ってしまったような、そんな印象だけが残っちゃいました。これぞまさしく華のある選手、スターな選手の証左でございますかな(笑)。ものすごく才能があってチャンスを掴みかけていた天才バッターでも、いわゆるこの手の「巡り合わせ」が悪くて結果を出せず、チャンスを掴み損なってそのまま沈んでいく選手だって掃いて捨てる程に沢山いるのです。プロ野球ってそういう世界ですからね。ともかくあっぱれ田村クンでしたな。

 

ま、試合的には他にもいろいろあったんですよね。投手陣のことは今日は割愛しますが、打撃陣では野球一筋宣言の奨成さんも凡フライをスリーベースにする全力疾走、ダブルスチールの躍動感、更には2本目のセンター返しの打球も素晴らしかったですな。5キロ減量効果の林クンがセンター横の打球で果敢に二塁を狙った「疾走感」も良かったですしシャイナーさんや中村貴浩クンにもいい打球が出てました。クボシューさんの併殺打サードゴロも強烈な打球。絶賛競争中の若鯉が中心のスタメンでしたがかなりのワクワク感がありました。こういうOP戦というか練習試合は久しぶりかも。

 

他方で、今日のスタメンとは別に、余裕でもう1チーム分を組成出来る野手メンバーが他にずらっとベンチや二軍キャンプの方に揃ってるんですよね。ま、ご老体が中心のメンバーにはなりますが(笑)、例えば、1菊池(二)、2野間(右)、3秋山(中)、4堂林(一)、5松山(左)、6田中(三)、7上本(遊)、8會澤(捕)というスタメンでも十分に試合はできます(笑)。まぁ今日のスタメンだった若鯉達がこの辺のベテラン勢の位置をどれだけ蹴散らかしていけるかが今年の鯉の順位にそのまんま跳ねてきそうです。楽しみですな。

 

もとい。

 

最後に蛇足ながら一つだけ気になっていることが。今日の試合でもエラーが何個かありましたが、日南キャンプにお邪魔している間、ずっと気になっていたのですが、なんだか今季の鯉は「守備が緩い印象」があるのですが小生の気のせいでしょうか。日南キャンプの紅白戦の前のシートノックとかを見ていても、内野陣はポロポロと球際が弱い感じが目立ち、塁間送球コマンドも中途半端。外野からの中継プレーも悉くズレてるしカットマンの落球も目立つ、どうにも締まりのない感じが蔓延。声もあまり出てない。おいおい大丈夫かと。

 

まぁ若いメンバーが多く、複数ポジションに挑戦している影響もあるのでしょうが、とてもプロ野球のチームのシートノックに見えんぞ、みたいな感じ。日南キャンプでは、いつも惚れ惚れするような美しい「プロのシートノック」を堪能できるのですが、今年はなんだかずっとイライラしながら見ておりました(笑)。ま、これからコーチ陣にゲキを入れて頂いて、実戦の中できっちりと仕上げていってくれることを祈っておりますぞ。

 

さて、明日の虎戦も楽しみでございます。

 

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