新井さん。奨成は我慢してもう少しだけ使ってやってください(泣)。(2/23 竜OP戦 10-0) | カープがやっぱり好きなんよ

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どんなにボロクソに負けても、次の試合もやっぱり見てしまう。
18才までに広島で刷り込まれたカープ魂は、50を超えても東京で生き続けるのです。

このところの練習試合、虎戦では岡田監督が惜しげも無くというか嫌味なくらいにどんどん繰り出す1軍投手陣達に若鯉打線は手も足も出ずにコテンパンにやられて完敗、DeNA戦も惜敗というかなんだかなぁの極めて地味な戦いになっておりましたので、まぁ今年のオープン戦も例の如くフラストが溜まりまくる感じになるのだろうなと思いきや、いきなり初戦から10対0の快勝ゲームでございます(苦笑)。

 

ま、言い方は悪いですが、近年は低迷していらっしゃる竜さんが相手でもあり、投手陣も先発の髙橋宏クンは別としても後の投手は当落上というかいわゆる「篩にかけられている面々」でしたのでそこは差し引いて考えないといけませんが、そうはいっても14安打で10点ですからね、そんな「竜の二線級投手を相手に打ちまくっても意味ないぜ」とか皮肉っぽく言わず、小生は素直に喜んで見ておりました。しかも14安打の内訳は2塁打が3本、3塁打が2本、ホームラン1本と長打が量産されたのもなかなかの爽快感。いいんですよ、相手投手のレベルがどうこうなんてのは関係ないです、結果が全てということで(笑)。

 

侍ジャパントリオ(田村・小園・坂倉)がいい感じでスイングしてたのが際立ってましたな。衝撃の初打席ホームランの後は少々結果が出てなかった田村クンが高橋宏クンから右中間突破のタイムリースリーベース、その後も美しい流し打ちのレフト前ヒット、更には引っ張り込んで1.2塁間を抜くタイムリーで猛打賞。あっぱれでございます。まだまだ苦労はすると思いますが、このままスター街道を突っ走って欲しいですね。キリリの面構えもホント惚れ惚れ致します。

 

小園先生は昨年後半からなんというか一皮剥けて脱皮した感じで、それこそ一段高いところの「打撃の境地」に辿り着いた感じですよね。1打席目の無死3塁からの打点付きのセカンドゴロ打ち、2打席目の無死2塁から詰まりながらもセンター前に落とした繋ぎの一打、3打席目の満塁からの死球、4打席目の2死3塁からのスリーベースはフェリスの豪速球を綺麗に打ち返し、ショートの頭上を糸を引くような美しいライナーで抜いて左中間を転々と転がるブラボーな打撃。もう全ての打席に意味がある躍動と存在感でした。今年は3割3分超えで首位打者を狙って欲しいですな。

 

坂倉クンもきっちりマルチ。3回は1死1.3塁から4番シャイナーさんが初球を打ち上げ捕邪飛となってチャンス潰しかけたところからの貴重なセンター前タイムリー。まぁ正キャッチャーとしては今の時期は色んな投手とのコミュニケーションで頭が一杯でやることが多過ぎて自分の打撃のことは後回しになってるのかもですが、やはりさすがの打撃でございますな。シーズン通して彼が5番にどっしり座ることが出来ればかなりいい打線が出来上がると思いますわ。

 

というか、真面目な話、この侍ジャパントリオでクリンナップを組んでもいいと思うんですけどね(笑)。もしくは頭から3人並べて1番小園、2番田村、3番坂倉とかでもいいし(笑)。兎にも角にもこの3人を打線の軸に据えて、そこに助っ人の外人2人レイノルズやシャイナー、更には末包、秋山、菊池、野間、堂林あたりを散りばめていく感じになっていくんでしょうかね。楽しみでございます。

 

もとい。

 

今日の試合では、この他にも「絶賛競争中の若鯉たち」が躍動しまくりでございましたな。

 

まずは5キロ減量男の林クンが二死満塁からあわやグランドスラムか?のライトフェンス際への大飛球、これかなりいい打球でしたよね。風がなかったらスタンドインしてたように思います。更にはスリーベースの小園を3塁に置いた打席ではライト前に火のでるような痛烈なタイムリー!最後の打席のセカンドゴロも芯で捉えた打球。去年の悔しさを胸に抱きつつ、今年の林クンは毎打席で存在感たっぷりです。

 

右打者達も熾烈な争いです。イメケン男の久保修クンが梅野クンからレフトへツーベースを放つと、負けじと二俣クンもレフトに連続タイムリーツーベース。中村ケンティは竜の橋本クンのストレートを強引に引っ張り込んで、スイングした後に打席でズッコケるくらいに体勢を崩しながら打球はレフトスタンド一直線に飛び込むホームラン。

 

いやぁケンティはホントに頑張ってますよ、日南で小生もじっくり至近距離で彼の打ち込み練習を見てましたが、今季にかける姿勢がヒシヒシ伝わってきましたわ。というか、グラウンドによく響き渡るんですよね、ケンティの声って。上本クンがいない今年の日南キャンプのグラウンドを活気づけていたのは、間違いなくケンティの声でした。根性論や人情論じゃないですが、同じ野球人として強く思います、こういう選手にはやっぱり活躍して欲しいんですわ。いや、これはむしろ組織論ですね(笑)、強いチームには必ずこういう選手が必要なんですよ、強くそう思います。頑張れケンティ。

 

さて、表題の件ですが(苦笑)。

 

みんなバカスカ打ちまくった(矢野くんまでマルチ安打、笑)というのに、一人だけ蚊帳の外だったのが中村奨成でございます。まぁ諸々のこと(苦笑)を乗り越えて、野球一筋に頑張っている奨成クン。ついにウエイト増量に真面目に取り組んだ結果、ガッチリとしたプロ野球選手の身体に成長した奨成さん。日南で見た時には「今年はホンマもんじゃ!」と確信した奨成サマ。が、最初のロッテ戦で打って以降は、ここんところどうも打撃の結果がついてこない。というか、打撃の内容がどんどん悪くなってきてます。ポップフライやヘンテコな打球ばかりになってる感じが否めず。

 

今日の2打席もどうにもいけませんでした。1打席目はまたもや「あっち向いてホイ」みたいな打球のセカンドゴロ。2打席目は皆がボコボコ打ちまくった竜の外国人投手フェリスさんに空振り三振。というか、ボール気味の外スラを4球連続で投げられ3つ空振りして三振。鋭いスイングではありましたが、いずれもバットとボールが30センチ以上も空いてましたかね。

 

どうした奨成!(泣)

 

焦るな奨成!と言ってやりたいのです。2軍でオヌシがやることはもう何もないのですぞ。2軍でキミはもう既に無双状態なんです。皆が知ってますって。それが、なんで1軍の試合になると途端にそんなに焦っちゃうんだろうなぁ。もうちょいと、どしっと構えてやってみいや!とテレビ画面を見ながらブチブチと愚痴ってしまう小生でございます、まぁ同じような思いで彼を見ている鯉党の方も多かろうと思いますが(苦笑)。

 

新井さん。もう少しだけ辛抱して奨成を使ってやって欲しいのです。何卒よろしゅうお願いします。まぁ今の鯉にはライバルが多過ぎますので、こんなスキャンダル塗れの男にそんなに何度もチャンスをやれないのは重々わかりますが、他方で、この男の野球の才能を活かせないのは鯉にとってもかなりの損失になると思うんですけどね。どうでしょうかね。今は歯を食いしばり、なんとしても結果を出せ、奨成!と全力で応援しております。

 

投手陣のことは本日は割愛(笑)。

 

明日・明後日とオープン戦が続きます。

楽しみにしております。

 

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