0705 泥鰌の和助始末 その他
平蔵と左馬之助の過去
平蔵と左馬之助が若かった頃、一度だけ、押し込み強盗を実行する寸前まで行ったことがあった。その時、窃盗団の一員だった松岡重兵衛に叱られて、押し込み強盗に参加せずに済んだことがあった。
小津屋は存在した
泥鰌の和助らが盗みに入った紙問屋〔小津屋〕にはモデルがあるようだ。
東京都中央区日本橋本町に「小津和紙」という350年以上続く老舗が存在する。
http://www.ozuwashi.net/index.php
小説内の小津屋は盗人に入られた後、倒産している。その為、著者の配慮から実際の店舗がある日本橋ではなく、南新堀に変えて登場させたのではないだろうか。
0705 泥鰌の和助始末 罪人刑
不破の惣七 獄門
四人の浪人 獄門と思われる
惣七の女房・おかね 刑は不明
百姓家での混乱の際 に死亡した者が十六人いる
塚田要次郎
泥鰌の和助
松岡重兵衛
助けばたらき八人(船頭二人も含まれていると思われる)
浪人五名
0705 泥鰌の和助始末 押し込み被害状況
今回の事件は、一盗賊団が盗んだ物を別の盗賊が奪い取ろうとした事件であった。
よって、犯行が二回発生したことになる。
【一回目】
犯行者: 泥鰌の和助、松岡重兵衛、不破の惣七、ほか助けばたらき6人
犯行場所: 紙問屋〔小津屋〕
被害者: 小津屋源兵衛
犯行内容: 盗み
被害金額: 二千両、書類、証文
(後に二千両は戻ったものの、書類・証文関係が戻らなかったため、小津屋は後に倒産している)
【二回目】
犯行者: 不破の惣七、塚田要次郎ほか浪人九人
犯行場所: 碑文谷村の百姓家
被害者: 泥鰌の和助、松岡重兵衛、ほか助けばたらき約10人
犯行内容: 強盗殺人
被害金額: 平蔵らによって捕物が行われたので被害金はなし。
