水原一平氏解雇 vs 江頭2:50 | katoo the world

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米大リーグのロサンゼルス・ドジャースは、大谷翔平の通訳を務める水原一平氏を解雇した。大谷の弁護士は、同選手が「大規模な窃盗」の被害に遭ったと発表しており、水原氏は違法とみられるブックメーカーに賭けるために数百万ドルを着服したとみられている。

ドジャースの広報担当はAFPの取材に対し、「チームはメディア報道を認識しており、情報を収集している」とし、「球団は通訳の水原一平氏が解雇されたことを発表する。現時点でそれ以上のコメントはない」と電子メールで応じている。

日本生まれで南カリフォルニア育ちの水原氏は、2017年に大谷がロサンゼルス・エンゼルスと契約してから個人通訳となり、その後大谷を追ってドジャースに移籍した。大谷は水原氏を伴って試合やトレーニングのために球場入りしたり、チームの施設を離れた場所でも同じ時間を過ごしたりしている。

50年近く生きていたこの私かとぅでは有るが、思い返すに他人を信用しない人生だった。

是迄もやりたい事は多々有ったし、その実現の為に多くの手助けを得て此処までやって来た。

協力者を得る為に奔走して来たが、そんな中実に唐突に、長年に渡り信頼して来た人物に裏切られた経験を経て、過度に他人を信用しない様になってしまった。

良いか悪いかは別として、100%の実現に向けて、70%は自分の独力で行い、残り30%を他人と協業する程度の配分で自分の出来る範疇で行って来た。

逆を言えば、独りで責任を取れない程の大事にはチャレンジしないと言う、ある意味詰まらない人生設計となってしまったのが残念ではあるが、ソレが私と言う人間の活きる場所なのだろう。

今ではソレに悲観する事も無いし、元々そんな器でも無い事は重々承知の上だ。
自分の咲ける場が有るだけ、有難いと言うモノでもある。

ただ、人に裏切られるという経験は、私にとってトラウマと言うに等しい傷として、何十年経った今以て燻ぶり続けるモノが有る。

過去には捕らわれない方だと自認はするが、どうにもならない夜などに、ソレはゆっくりと鎌首を擡げるのだ。

多くの者同様、ある朝流れて来た速報に驚く。

「ドジャースが通訳の水原氏解雇、違法賭博で大谷の資金着服か」

…そうか。

速報が連発されると言う事は、まあそう言う事なんだろう。

誰もが自分の人生で精一杯だし、そんな中で意図せず落し穴に堕ちる事も有る。

ギャンブルだか何だかは知らんが、一瞬で全てを失う様な事も有るだろうし、世界一の野球選手との信頼に傷を付け、多くのファンが残念に思い、どれだけ後悔しても取り返しの付かない事だってある。

人生なんてそんなモノだし、実に残念ではあるがソレでも我々は、前を向いて進まなければならない。
そう思い、私は今回の速報を安易に受け入れ、考えるのも嫌だったので思考を止めた。

しかし、近々で巻き込まれた別の問題に対応する中で、考えを改めた。

問題から逃げる事も時には必要だが、私にはそのやり方は合っていない。

「何も無いより、悪い事でもあった方がマシ」

そう受け容れて、改善に取り組む事こそが、今の私には大切な筈だ。

そうで無ければ乱立する問題から逃げ続けなければならなくなるし、そんな生き方は到底受け入れ難いモノ。

例え裏切られても、現実を受け容れ、ソレでも罪を許し、共に進める道が無いか、懸命に探らなくてはならない。
私とて正に今、そう言う状況にある。

そんな中、私は独りの男を想い起さずにはいられない。

そう!賢明なる我がブログ読者諸氏に至っては、既にお気付きの事であろうお笑いタレント・江頭2:50その人である。

YouTubeチャンネル『エガちゃんねる EGA−CHANNEL』2023年10月のアップロードでは、ブリーフ団Lが辞めると伝えるドッキリを敢行。会社の金を300万円横領したLが投資詐欺に遭って損失し、その責任を取るというシナリオを用意した。

そこに加えて、300万円を今すぐ会社に返すことができれば残れそうという嘘の事情を伝え、江頭が貸すかどうかもモニタリングしたドッキリ企画が放送された。

改めて私が説明する事でも無いが、お笑い芸人江頭2:50を軸にした「エガちゃんねる」には、多分の泣き要素が有る事は周知の事実だ。

未見の方々には断っておくが、俗に言う「お涙頂戴企画」は皆無であり、基本は芸人的お笑い企画や、激辛、スカイダイビング、バンジージャンプ、巨大まぐろ一本釣りなどのチャレンジ系、「こんなの食えない!イヌのクソ!」発言で人気を博した「はじめてのマクドナルド」と言った食レポ系、そして今回の「ブリーフ団が辞める」などのドッキリ系と言った、企画自体は実に笑いに振り切ったモノ。

それなのに此処まで泣けるのは何故か?
私は下記3つのポイントにあると考察する。

➀お笑いに全てを捧げた江頭2:50の生き様と哲学

②江頭2:50を知り尽くし、魅力の全てを活かし尽くせる制作サイドの手腕

③「エガちゃんねる」チームという信頼で繋がる人間関係

此れ等が相まって、意図せぬ感動が頻出するから油断が出来ない。

先述の「【問題作】ブリーフ団が辞めるドッキリを仕掛けたら、とんでもないことになった」に関しても、感動の嵐が集まっているが、今回は③「エガちゃんねる」チームという信頼で繋がる人間関係に焦点が当たったモノとなった。

仔細な内容は是非、YouTube「エガちゃんねる」にてご視聴頂きたいが、この動画を拝見した私が最も強く感じたのが、「私に理由も聞かず、300万円を貸せる(あげられる)仲間はいるだろうか?」と言う事である。

物理的に300万円と言うのは中々難しいし、30万円でも3万円でも構わないのだが、私にとっては”理由も聞かず”と言うのが、非常にハードルが高く感じる。

逆を言えば理由や目的が分からない事には、一切の支援や投資をしたくないと言うのが、私の考え方である。

コレは相手を信用していないと言う事よりも、私自身が自分の行動に責任が持てない、腹を括れないと言う心理が働いている様に感じる。

「何故金が必要なのか?」、「その金で何をするのか?」、「どう返済するのか?」

其等のエビデンスが示され、自分自身が納得出来ないと、3万円であろうと私に金を貸す事など出来ない。

まあそうは言っても、実際には是迄結構な額の金を貸して来たし、返って来なかった事もまま有るし、何なら今現在も貸している訳で、この辺りの金に対する自らのルーズさを戒めなければならないと痛感したのも事実。

その上で理由も聞かず、300万円を貸せる(あげられる)方はちょっと尋常では無いし、ソレが出来る江頭2:50は伝説のお笑い芸人であり、そんな江頭から其程の信用を受けるブリーフ団Lも同時に素晴らしい人物である事を、我々”あたおか”は良く知っている。

「L、お前は筋を通す人だよね」
「頭下げなくていいよ」
「まあね、色々あるよ」
「俺、いっぱいお前らにしてもらってるから」

私などが比較出来る様な江頭2:50では無いが、せめてエガちゃんの伝説を何時までも追いかけさせて頂きたい。

江頭2:50も58歳である。
コレから急に寒くなるので、せめて上半身裸は自重下さい。

江頭2:50とブリーフ団L vs かとぅ
https://ameblo.jp/katoo-the-world/entry-12824342469.html

今回ロサンゼルス・ドジャースが大谷翔平の通訳を務める、水原一平氏を解雇した事は事実。

それでも原因とされる違法賭博の為に、大谷選手の資金数百万ドルを着服したかは現段階では未確定情報だし、とある筋では大谷自身が水原氏のギャンブルでの借金の支払いに同意し、肩代わりしたとの情報もある。

「水原さん、あなたは筋を通す人だよね」
「頭下げなくていいよ」
「まあね、色々あるよ」
「俺、いっぱい水原さんにしてもらってるから」

事実がどうなのかは、現段階では分からない。

ただ、私は自分自身が人に裏切られた過去の経験を、此処で水に流したいと強く願っている。

そして願わくば、江頭2:50の様な「他人を信じられる男」になりたい。

その為にも今回の水原氏解雇問題は、目を逸らさずに見届けなければならないのだ。

かとぅ