長男と一緒に棒銀を勉強しているところですが、私はどうやら棒銀=初心者戦法と侮っていたかもしれません。
将棋を覚えて7ヶ月も経つと、色々な戦法があることを知るわけですが、そこで「ちょっと渋めな戦法なんかを取り入れちゃおう」なんて色気を出してしまったものだから、私自身が強くなれなかったのかも。
ツイッターでフォローさせていただいている石川泰さんが、以前こんなツイートをされたことがあります。
中盤で指し方がわからなくなりすぐに悪くなる、という課題がある場合、読みの力の問題だけではなく、そもそも序盤の駒組から中盤の難易度が高い形を選んでしまっていることは多いです。
なるほど!まさにこれかも!
私はどうしても、ぴよ将棋のピヨ介(6級)に勝てなかったのですが、いつも中盤の指し方がわからなくなって、隙きをつくってしまい、そこから崩されて負ける、というパターンでした。
かっこつけて難易度の高い形を選んでしまっていたのかもしれません。
で、シンプルに棒銀を採用したところ、 なんとピヨ介を撃破!さらには ひよか(5級)にも2戦2勝という戦果をあげました!(ピヨ士(4級))には負けたけど💦)
いずれの対局も「狙ったように棒銀成功」とはならないのですが、棒銀をきっかけに序盤である程度の主導権を握って、その優勢を保ったまま勝ちまで持っていけた、という感じの勝ち方でした。
よく言われている「棒銀は初心者におすすめ」の意味を、身をもって体感した次第です。
本による棒銀のお勉強始動!
まずは初心者向けの本を購入し、長男と勉強しました。
本の内容はいたってシンプル。「駒の動かし方を覚えたら次にどう指せばいいの?」という視点の本で、初手から詰みまでの2通りの棒銀が紹介されていました。
一つ目は相掛かり原始棒銀。
二つ目は後手が初手で角道を開けた場合の棒銀。
長男の希望により二つ目の角道を開けられた時の棒銀から勉強し始めたのですが、途中のこの局面。
△34歩打、▲24歩と進んだ局面です。
本では次に △35歩 と銀を取る手が紹介されていましたが、ここですかさず長男から「この手はないよ!
」と物言いがつきました。
まあ、確かにセオリーでは △24同歩 ですけどね💦
長男は「△24歩からの指し方が見たい」と言いましたが、とりあえず本に紹介されている内容を進めました。
私に実力があれば、気の利いた説明ができるのに。不甲斐ない![]()
昨日のブログ(長男との将棋会議)の続きです。
目標を
「3年生までに少なくとも7級に!」
に定め、次はトレーニング方針を話し合いました。
私から提案したのは、
① 詰将棋は出来るだけ毎日やる。
② 戦法を絞って鍛え上げる。
という方針。
①の狙い、メリットは
・頭の中で駒を動かせるようになる。
・相手の応手を考えられるようになる。
・詰み形を頭に染み込ませる。
すなわち「読み」の力を鍛えることが狙いだと説明しました。
スポーツにおけるランニングやストレッチのようなものだとも説明しました。
(長男は運動音痴なので、ピンと来ていませんでしたが)
②については、もともと長男のメイン戦法は棒銀なのですが、戦法をモンハンの武器に例えて、
・居飛車は近接武器、振り飛車は遠距離武器(違う)
・居飛車の様々な戦法はつまり近接武器の種類
・棒銀は大剣のようなもの(雑)
という雑な仮定を前提に、「大剣をとことん習熟したほうが早く手ごわいモンスターを倒せるようになる。逆に、色々な武器を広く浅く扱うと、それぞれの武器の習熟に時間がかかるので、自然、手ごわいモンスターを倒せるようになるまで時間がかかる。」といった説明をしました。
(長男はそれほどモンハンをやっていないので、ピンと来ていませんでしたが)
変ちくりんな例えが急に登場して長男が混乱していなければよいのですが…💦こんな方針を軸にして、なおかつトレーニングを楽しく続けるためにも「たまには寄り道をする」というやり方でトレーニングすることを長男に提案し、無事に了承された次第です。
その結果!長男は無事にモンハンに興味を持ちました!!
今朝は長男と将棋について話し合いました。
まずは今後の目標について。
長男はよく「強くなりたい」と言いますが、そりゃ「弱くなりたい」と思う人はいないわけで、具体的にどのくらい強くなりたいのかを聞いてみました。
私「長男ちゃんはどのくらい強くなりたい? 3年生になるまでにはどのくらいの棋力になりたい?」
長男
「少なくとも7級かな」
おお。
意外に堅実でした。
1~2年生の小学生男子なんて「初段になる!」とか大きなことを言いがちですが、割と現実的な目標を掲げたことに少し驚きました。
しっかり自分の棋力や周りの実力が見えてきているのだと思います。
13日(金)から14日(土)まで、急な出張が入り、土曜日の将棋教室は嫁が息子たちを連れて行きました。
昨日夜、私が帰宅したのが22時過ぎだったのですが、子ども部屋を覗くと暗闇の中で長男がしくしく泣いています。
どうしたのかと聞くと、「教室で全敗した
」とのこと。
悔しくて眠れないようでした。
今まで、教室での勝率(低級者同士の対局メインですが)は8割近くあったので、これは長男にとっては珍しいことでした。相当ショックだったのでしょう。
先週の教室でも思いがけない負けを喫し、どうも調子悪そうだな、とは思っていました。
出張直前に私と長男で指した時も、私が勝ってしまい、長男は「お父さん強くなったね
」なんて言ってましたが、私的には会心の将棋でもなんでもなく「なんとなく軽く押したら倒れちゃった」っていう感じの将棋でした。
「こりゃ相当調子悪いな」と思ったものです。
泣いている長男に「負けた原因は何か心当たりある?」と聞いたら、
「端攻めをかわされてカウンターで負けた。寄せが甘かった」
「寄せの勉強と、詰将棋ももっとやる」
と、次の課題をしっかり見据えていました。
しかし、私が先日指した感触では、序盤~中盤までの指し方も相当落ちている気がして、以前はもっと指してくる手に「怖さ」があったと思うのですが、それが薄れている気がしたんです。
「怖さ」って何だろう。
以前の長男は、もっとこう、「こうしたい」という攻めのイメージを感じる手だったような気がするんですよね。
多少強引にでもグイグイ来る怖さ。
その感じが薄くて、なんだか意思が感じられないふわっとした将棋で、おのずと守勢になりがちな将棋になっていると感じました。
私もここ最近の勉強内容を振り返りましたが、反省点としては「私が楽をし過ぎたかな」ということ。
それと、「一気に色々な定跡に手を出しすぎたかな」ということ。
最近のトレーニングは詰将棋を集中的にやる一方で、定跡の勉強はその時の気分で、色々な定跡を表面上だけをやっていたような気がします。
定跡の勉強を広く浅くやってしまったようなイメージです。
それが長男の将棋を、なんとな~く目的がまとまっていないような、どっちつかずな将棋にしてしまったのかも知れない。
そして、定跡を表面上だけなぞるだけのトレーニングって、私が楽なんですよね。
定跡をしっかり教えようとすると、まずはその本を私が理解しないといけないのですが、最近はその作業を怠って、一手ごとの説明もそこそこに棋譜をざ~っと流すだけの教え方をしていたんですよね。
それが悪かったかな![]()
長男が急成長した時期は、私がある程度本を理解した後に、私の言葉で定跡を教えていたような気がします。
私自身が、あの時の努力をしないといけないのかもしれません。(大変だけど💦)
長男は棒銀がメイン戦法なので、以前ルカさんにコメントをいただいたように、棒銀(相掛かり原始棒銀等)をとことん勉強してみようと思います。
まずは棒銀メインの良い棋書を探すところから始めないと📖。
教える側の心がけとして、
ひとつひとつの定跡を丁寧に、横着しないで教えること!
これを、しっかりと心に刻みます。