☗息子と将棋☖ -41ページ目

☗息子と将棋☖

将棋に取り組んだ息子たちの約2年間の記録です。

昨日は息子たちがU-18将棋スタジアムの小学生ビギナークラス(7級以下の部)に参加しました。




結果は、長男が予選○○●で通過。決勝トーナメント一回戦は不戦勝。二回戦敗退。

次男は予選○●●で敗退でした。

ビギナークラスは7級以下とは言え、あらかじめ聞いていた通りかなりレベルが高く、勝ち進むのは中々困難なようです。

そんな中だと次男はまだまだ実力不足ですが、予選で1勝できただけでも大したものです。

次男の一局目は序盤からトリッキーな駒運びで主導権を握るという、奇想天外な次男らしい将棋で勝つことができました。

しかし、決勝トーナメント進出をかけた予選3回戦は迂闊に矢倉の端歩を突いてしまい、教科書通りの端攻めをもろにくらって良いところなく負けてしまったのが残念。



一方、長男の対局は観戦席から離れたところで行われることが多かったのであまり観戦できませんでしたが、最後の敗戦の一局は見ることができました。

観戦し始めた時には、既に序盤から中盤に差し掛かかった局面でしたが、相手に馬を作られて早くも大劣勢。

その直後も相手の流れるような寄せに、なすすべなくあっという間に敗勢になってしまいました。

長男にしては珍しく大長考。

相手は早指し。

長男が早指しで相手が長考、という対局はこれまでもよく見てきましたが、逆のパターンは初めて見たかも。

私から見たら「逆転の目はもうないのでは?」というくらいの敗勢で、私はすっかり諦めていました。

しかし、長男は諦めていませんでした。

あまりの長考に、相手にも「君の番だよ?」といった感じに手で促されながらも長考を続け、やっと指した手がこれまた見事な角打ち。
受けと攻めの両方に利かした絶妙な角でした。

今度は相手が長考。

そこから長男の反撃が始まりました。

勝ち筋が読めたのか角捨てから相手玉に一気に迫る気迫の将棋を見せる長男。

鳥肌ものでした。
かっこよすぎて泣きそうになりました。

その後は取っ組み合いの殴り合いのような将棋になりましたが、最後は攻めが一歩届かず無念の投了。

負けではありますが、私が今まで見てきた長男の対局の中ではベストバウトに入るくらいの見事な対局でした。


テーブルマークこども大会以来、悔しい敗戦のあとはどこか人目の届かない場所に逃げ込む癖がついた長男は、今回も会場の隅にふにゃふにゃと潜り込んで、気持ちを整理していたようです。

やがて観戦席に戻ってくると、対局の感想をポツリポツリと聞かせてくれました。

「(相手は)攻めが超強かった。攻めだけなら初段クラスの力だった」

「あと一手で必死まで持っていけた。先手番なら勝ってた」

などなど。



一般的に、将棋上達には

「自分より少し強い相手と対局する」

「負けて強くなる」

と言われている通り、今回の敗戦は棋力上達はもちろんのこと、一局一局の取り組み方や、気持ちの面でも大きな成長をもたらしてくれた気がします。

全力で思いっきりぶつかり、必死に食い下がり、またひとつ勝負することの楽しさを知ったのではないでしょうか。

悔しかったけれど、対局相手に感謝です。



その日の夜の将棋時間に、長男はポツリと

「もっと強くなりたい」

と言いました。

将棋を始めて数ヶ月のうちはよく言っていた言葉ですが、ここ最近聞いていなかった言葉です。

一時的なものかもしれませんが、長男の心構えに変化を感じることができました。




さて、長男の対局が終わったあとは、指導対局に空きがあるということで、長男は石川陽生 七段に、次男は佐藤和俊 七段に指導対局していただくことができました!

更には、今までブログを通して交流させていただきましたダイスさんに初めてお会いすることができたり、同じ教室のパパ将さんの息子さんのご活躍を目の当たりにできたり、大変刺激的な1日でした。

やはり大会はいいですね。

しみじみと、親子で楽しめる趣味がある幸せを噛み締めた次第です。

大会関係者の皆様、対局相手の皆様、会場で交流してくださった皆様に心より感謝です。

【思い出写真】
帰り際、保護者用IDカードを返そうとしたら、次男が誤植を発見。

スッタフ。なんかかわいい(笑)


そして帰り際、武道館の裏手で何かを覗き込む兄弟。

昨日は次男が絶好調で、ウォーズで破竹の10連勝を達成し、その間に6級→5級に昇級することができました。

 

10連勝のお相手の中には普段とても歯が立たない2級や初段の方もいたようです。

特に初段の方との対局は終盤まで互角に渡り合いながら最後は敗勢になりましたが、なんと時間切れ勝ち。局面を見るに、お相手にあと10秒でも時間があったら負けていたでしょう。

 

とは言え、初めて有段者に勝ち、自信につながったようです。

 

将棋を始めた当初からの約束でしたので、次男にも認定状を取り寄せてあげることにしました。

 

ウォーズで5級というと、アマ10級くらいの棋力と言われていますので、「認定状なんて大げさな」と笑われてしまいそうですが、それでも次男にとっては大きな励みになるものです。

息子たちがある程度ゲームが出来る年齢になってから、何かしらのゲームの勝敗でお年玉の額が変化するという遊びをやっています。

 

昨年の年始はポケモンポンジャン、今年の年始は将棋でした。

 

前回の将棋は、長男はまだまだ私と同程度の棋力でしたし、次男に至ってはお話にもならない棋力でしたので、手加減してあげたりしながら中々スリリングなお年玉争奪戦になったものです。

 

 

今年のお年玉はどうしようかという話の中で、妻から「また将棋で勝負したら…」という話が出たのですが、

 

長男「お父さんと将棋指しても勉強にならないからな~不満」

 

と即却下。妻大笑い。

 

次男「あ、次男ちゃんはお父さんとやりたい。駒落ちで指してあげるよにっこり」(もちろん私が下手です)

 

と、次男は少し優しさを見せてくれました。

 

 

1年経ち、父の尊厳も地に落ちたものです。とっほほー笑い泣き

 

 

 

そう言えば、最近息子たちは私と将棋を指さなくなりました。

 

昔のブログ記事を読み返すと、けっこう頻繁に対局していたものですが、最近は息子たちから「お父さん将棋やろ」と誘われることもすっかりなくなり、私はもっぱら詰将棋の解答係か棋書の読み聞かせ係といった役目になっています。

 

息子同士は時々対局していて、私もその対局を見ているのですが、正直私レベルでは目で追うのが精一杯。感想戦で私が口を挟む余地はありません。

 

いやはや、息子たちも成長したものです。

 

 

つい先日も息子たちと私のレベル差を感じる出来事がありました。

 

久しぶりに藤森先生の将棋放浪記を視聴していた時のこと。

藤森先生が後手番でこのような局面になりました。

 

△7五歩打。

 

この局面で藤森先生が「ここ(6七)に(銀が)下がったら発動」と解説されました。

 

私は何の気なしに「何が発動するの?」とつぶやいたら、すかさず次男が

 

「金銀両取りだよ。▲6七銀、△4六角成、▲同金、△5七角成で金銀両取り」

 

と即座に解説してくれました。

 

図解するとこんな手です。

▲6七銀

 

△4六角成

 

▲同金

 

△5七角成で金銀両取り

 

 

果たしてその直後、本譜は▲8七銀と引いたものの、▲6七銀と引いた場合の藤森先生の手筋の解説はまさに次男の言った内容とまったく一緒。

 

思わず「次男ちゃんすごいね!」と褒めましたが、息子たちが言うには「そんなに難しいことじゃない」とのこと。

確かに私でも少し考えればわかる手筋かもしれませんが、私の問いに即座に答えられたということは、常に数手先を読みながら観戦していたことでもありますので、十分立派なことだと思います。

 

 

と言うわけで、年始のゲームは将棋ではやはり勝ち目がなさそうなので、別なゲームを考えないといけません。

 

 

よし!腕相撲ならまだ勝てる!

今日は午前中に隣県の将棋教室に参加し、13時からは将棋ウォーズで行う「テーブルマークみんなのオンライン対局 ‐冬‐」に出場しました。

 

午前中の教室の終了時間が昼の12時ちょうどで、帰宅すると大会開始の13時に間に合わない恐れがあったので、あらかじめ教室最寄り駅そばのカラオケ店のキッズルームを予約しておき、そこで対局を楽しみました。

 

大会動画(Youtube)も壁一面の大画面で視聴!

 

 

いざ!対局開始!

 

 

結果は、長男は4勝8敗と負け越してしまい887人中500番台、そして次男は7勝4敗と勝ち越し、なんと100位以内にランクされてました👏

 

 

 

さて、来週の土曜日(12月17日)は、第18回U-18将棋スタジアムのビギナークラス(7級~初心者)に出場する予定です。

 

ビギナークラスだけで64名という大人数が参加する大会ですので、入賞のハードルはものすごく高いと思いますが、少しでも良い結果になればいいなあ、と思います。

これまで1年間以上息子たちの成長を見守ってきましたが、棋力面で「お!強くなったな!」と実感できるタイミングと言うのは本当に稀で、大体は「いつの間にか成長していた」という感じに終始しているような気がします。

 

「強くなったかな?」「あれ?弱くなってない?」というモヤっとした印象を繰り返しながら、いつの間にか成長している。棋力の成長ってそういうものなのかもしれません。

 

なので、「強くなった」と実感できることが多い子は、才能があり、相当に努力もしているのだと思います。

 

 

 

先日、息子たちのウォーズのユーザー情報を見ていると、そんなふうに「モヤっ」を繰り返しながらも、しっかりと成長を可視化してくれていることに気づきました。

 

 

長男は将棋を覚えたころからウォーズを始めて、2月~6月の休止期間を経て7月から再始動しています。次男は7月からウォーズを開始していますが、どちらも緩やかに成長曲線を描いていました。

 

こちらが長男のグラフ

 

こちらが次男のグラフ

 

ちゃんと前に進んでいることがわかってホッとしました。

 

対局数にばらつきがあり、その辺で左右されるかもしれませんが、これを見ると次男が7月時点の長男のレベルになりつつあることがわかったりして、興味深いです。

 

 

今度、息子たちに成長の足跡として、このグラフを見ながら過去を振り返るのも良いかもしれません。