昨夜、長男が「定跡お勉強ノート」の表紙に何か熱心に書いているので覗いてみると・・・
長男曰く「将棋の世界」なんだそうです。
駒たちが躍動していますね![]()
本日は息子たちが第二回起源戦に参加しました。
将棋がもっと好きになる「起源」を作ることをコンセプトにした大会です。
息子たちが参加したのは「ジュニアC級」。8級以下の部です。
現時点で長男は8級。
次男は昨日の教室で5連勝を果たし9級に昇級した(と思う)ところですので、級位的にはどちらも「もしかしたら入賞を狙えるかな?」といったレベルでした。
しかし長男は昨日の教室では3戦全敗し不調気味でしたので、今日も大変な一日になることを覚悟していたのですが、蓋を開けてみると長男は絶好調で5戦全勝を果たしなんと優勝🏆
決勝トーナメントでは最近勉強していた矢倉端攻めがうまくハマったらしく、勉強したことが活かせて本人も手応えを感じていました。
フリー対局も全勝で、今日は負け無しとなったようです。
昨日、長男が凹んでいました。
理由はウォーズで連敗し、本日18時に終了を迎えるイベントの規定の勝ち数に届かなそうだから・・・のようです。
長男「なんだか、もう全然ダメだ。次の大会(12/4の起源戦)もきっとダメだ
」
と、スーパーめそめそモード。
あとで棋譜を見てみましたが、ウォーズで負けてしまうのは実力不足も当然ありますが、どうやらタップミスで大駒をタダ捨てしてしまい一気に敗勢になることも多いようです。
そこへ「ただいまー
」と次男が空手教室から元気に帰宅。
長男「こんなときは次男ちゃんをやっつけて元気出そう
」
と、次男で憂さ晴らしをすることを思いついた長男。
なんと情けない発想か・・・![]()
長男「次男ちゃーん、将棋やろー」
次男「うん!いいよー
」
と、次男は快諾し、対局が始まりました。
しかし、一度不調を自覚した長男は、とことん弱いです。
案の定、次男にも接戦の末負けてしまい、顔を真っ赤にして悔しがり、「負けました」も言えずに涙ぐんでしまいました。
・・・という感じで最近ずっとボロボロな長男ですが、調子悪いと嘆きながらも、最近はウォーズ2級のお相手といい勝負をするようになり、たまに1級や初段のお相手に勝つこともありますので、棋力自体は少しずつ上がっているのかもしれません。(もちろん、ウォーズとリアル将棋はまた違いますが)
ちなみに、12月4日(日)に第2回起源戦が開催されますが、兄弟で8級以下の部にエントリーしています。
平常心で指せればある程度勝負できるのでは、と期待しているのですが、それまでにめそめそモードを脱してればいいなあ・・・
先日勉強した棒銀定跡に、このような手筋がありました。
棒銀で角銀を手持ちにした後の手筋です。
▲6一角打
次に▲4三角成、△同金、▲2三飛成を狙った手です。
△2二玉で2三の地点を受けてきたら、▲8三銀打で、飛車が逃げたら▲7二角成とし、先手優勢となる手筋です。
その直後くらいに、長男が将棋ウォーズの10秒将棋で遊んでいると、似たような局面となりました。
(長男が後手番。盤面を反転しています)
長男は条件反射で△4九角打。
でも良く見たらわかりますが、3九に相手の銀があって、手筋の局面とは同じではないんですね。
その後は▲1六歩、△2七銀、▲4八飛であっという間に角が追い詰められてしまいました。
仕方なく△6七角成と金を取って角金交換となりましたが、棒銀成功のアドバンテージはあえなく消失。
その後も粘りましたが、劣勢を跳ね返すことが出来ず、残念ながら負けとなりました。
振り返りでは、角打ちが敗着だったかな、と確認。
一見、手筋が決まりそうな局面でも、やはりしっかり局面を見ないといけないですね💦(10秒将棋だから慌ててしまった感もありますが)。
けれど、せっかちな長男には良い薬になったかもしれません。
先日のブログにちょろっと書いた「息子たちに定跡の勉強を定着させる方法」を早速実践しましたが、上々な滑り出しとなりました。
その方法とは、「定跡や手筋のお勉強のあと、息子たちに学んだ内容を5段階で評価してもらう」というものです。
新しい勉強法として定着しそうな感触もつかめたので、こんなふうに、記録ノートもつくってみました。
この方法の狙いとしては、息子たちに「この勉強は自分の役に立つのかな」と常に頭の片隅においてもらい、それが「内容を把握しよう」という姿勢につながることが期待できること。
それと、息子たちがどんな定跡や手筋、或いは勉強方法を求めているのかをリサーチできる、というメリットもありそうだと思い始めました。
なので、評価する上で息子たちに注意させているのが
「『5』を付けたからと言って、エライわけではない」
ということ。
評価は必ず正直に書いてもらうことだけ、しっかり言い聞かせています。
それと、ノートに手番記入欄がありますが、これは兄弟げんか回避のための工夫です。
定跡を勉強するときは、私が本の内容(棋譜や解説)を説明しつつ、長男と次男がそれぞれ先手後手に分かれて駒を動かすのですが、大体の定跡って先手が有利になるんですよね。
そうすると、後手役が不利な形勢で終わるので、拗ねてしまうんですよ。
「これは対局じゃなくて勉強だから」と言い聞かせても、まだまだお子様な息子たちは拗ねてしまい、兄弟げんかに発展することもあります。
なので、その定跡を先手で指したのか、後手で指したのかを記録してもらい、次のお勉強の機会には「前回は長男ちゃんが先手だったから、今回は次男ちゃんが先手ね」というふうに順番で先後入れ替えることでトラブルを回避しようという魂胆です。
我が家の勉強方法の模索は、兄弟トラブル回避方法の模索でもあります(地味にこれが大変💦)。
この方法を思いついてから昨日までに、2回ほど試してみました。
1回目は「矢倉崩し」の定跡を学びました。
飛角銀桂で矢倉を崩すという、シンプルだけど破壊力がある定跡です。
この定跡は長男、次男ともに評価「5」。
息子たちは普段あまり桂馬を攻めに参加させないので、桂馬が加わった破壊力に魅力を感じたようです。
そして2回目は「角換わり棒銀」。
角を手持ちにしてから、端攻めで香車をゲットし、▲1二歩~▲6六角~▲8四香と攻めを見せる定跡です。
▲6六角打の局面はこんな感じですが
長男「でも△6五歩で困るでしょ」
私「△6五歩で、次に▲8四香打!」
長男「・・・なんだか怖いな
」
といった感じで、その後も角捨てがあったり、慎重派の長男にはイマイチ響いていないようでした。
長男お得意の棒銀の定跡ではあったものの、長男は「こういう急戦気味な攻めは苦手だから指さない」と評価「2」。
次男は「こういう攻め好き。おもしろかった」と評価「5」でした。
このように、息子たちも活発に意見してくれて、その定跡に否定的であったとしても裏を返せば定跡の要点を理解したということですし、息子たちが取り組みたい定跡の傾向を知ることもできましたので、この勉強方法の滑り出しは、まずは成功と言えます。