ザ・ウォッチャーズ

キャナルのユナイテッドシネマへ観に行きました

この日は2本立て観賞です（２回出掛けるのが面倒なので）

最初に観たのは、M・ナイト・シャマランの娘、

イシャナ・ナイト・シャマランの初監督映画作品です

M・ナイト・シャマラン作品は結構映画館で観てるので

こちらも観ないわけにはいかないよね、と思わされたのは

言うまでも無いけれど、予告編だけ観ても謎だらけで興味深く

断然観る気にさせられました

感想としては、ホラーっぽさを漂わせつつ、結局そうではないんかい!

という流れはさすがに親子だなと思えました

恐ろし気な雰囲気や不条理スリラーを思わせるシチュエーションは

すごく良かったと思うんだけど

ウォッチャーズの正体が知れ、何故人間を襲うのかの理由を知ると、

あれ？これって「プーあくまのくまさん」の動機と似てるよね？

オープニングから理由も無い謎だらけの作品って

謎が明かされるときの設定が一番面白くあって欲しいんだけど

話しが進行するに連れしぼんで行ってしまってたような気がします

予告編の気の持たせ方が上手過ぎだったねと感じた映画でした

予告を超えて欲しかったんですけどねぇ

マッドマックス：フュリオサ

休日にららぽTOHOに観に行きました

気管支炎っぽさが残ってますが、映画観るだけなら問題なしです

この映画をプレミアムシアターで上映してくれてありがたい

特別感あるのに通常料金なので得した気分になります

さて、この映画、凄く楽しみにしていました！

スカっとした気持ちになるだろうと期待してたんですが

アクションが凄いとかド迫力だったとかそんなありきたりな感想よりも

ただただ悲しく辛い映画でしかなかったように思います

前作の「怒りのデス・ロード」でのフュリオサの謎部分が

全て明かされるんですけど、それが次から次に壮絶なんです

子供だったフュリオサを連れ去ったのはイモータン・ジョーと思ってたけど

少しおバカっぽいバイカー集団のリーダーのディメンタスだったのだけど

フュリオサの生まれ育った緑の地の場所を強奪するために、

目の前で母親の拷問を見せつけ吐かせようとしたり、

信頼を分かち合った警護隊長ジャックの拷問見せつけも酷かった💦

フュリオサが復讐に燃えるのも無理もないです

アニャ・テイラー=ジョイのフュリオサ、すごく良かったです

全編出ているのではなく、意外と子供時代の話しが長かったので

アニャは映画後半からの演技でした

子役の子の怒りの演技も上手くて全編通して見応えありました

ラストが前作にそのまんま繋がるシーンになってたのも憎くて

絶対に前作をもう一度観たくなるに決まってるやん！

で、その日のうちに前作観直してみたのだけど

分かった上で観るのもなかなか面白くてサイコーでした

アニャ版の「怒りのデス・ロード」も観てみたいな～

クリス・ヘムズワース演じるディメンタスが悪過ぎてそれがショックで

翌日「マイティ・ソー」を観直して洗い流しました(笑)

胸が締め付けられるようなストーリーではあったけど

洋画好きな人ならそれなりに満足するだろうなと思えた映画でした

スクリーンで観れてヨカッタです♪

休日のららぽーと、ファミリーが多いのは当たり前だけど

それ以上にアジア系外国人観光客だらけで、今の状態の私には圧を感じる

ここのららぽに来ても大したものなんて何も無い、

イオンの方がまだ色々あると思うんだけど

ららぽと観光業者との契約？で連れて来させられてるんだろうな～

関心領域

肺炎治療から10日後の先週頭、咳は相変わらずだったけど（今もそう）

体調も良くなったのでリハビリ兼ねて観に行きました

オープニングから画面は暗闇のままで

不気味な音楽が流れ出し何が始まるのかと不安にさせられるけれど

始まったのはファミリー映画かと思うような家族の平和な映像
 

日々の贅沢な暮らしを楽しんでる様子が映し出されていて

あのアウシュビッツ強制収容所と壁一枚隔てた空間に住んでるとは

とても思えない光景でした

囚人の叫び声や看守の怒鳴り声が聞こえ、焼却炉の大量の煙が

見えているのに（きっと煙たい臭いもしてるはず）

よく家族で暮らせるな～と思わされるばかりでした

壁の向こうで行われている事に無関心で居られるなんて

到底思えないけれど、それが当たり前と云わんばかりに生活してて

罪悪感などこれっぽっちも無い姿が本当に不気味でした

差別や偏見の意識が植え付けられた時代だっただけなのかも

しれないけれど、肝が据わり過ぎています

特にザンドラ・ヒュラー演じる妻が一番異常さを感じました

念願のガーデン付きマイホームを持てた事や贅沢三昧の暮らしの

喜びが大き過ぎてはしゃいでるようにも見えました

ザンドラ・ヒュラーの存在感！やっぱりいい女優さんです！

映画の全体的な感想としては、最初は一体何を見せられてるんだろう？

って感じだったけれど、観終わって時間が経つに連れ、

各シーンの意味がわかってきた部分もあって、

何とも恐ろしい映画だったんだなと改めて感じました

猿の惑星/キングダム

初日10日に観に行ったんですけど体調を崩しup出来ずでした

日が経ち過ぎてますけど思い出しながら書こうと思います

このリブートシリーズはわりと好きで全て劇場で観てます

（オリジナル第一作目ももちろん大好き！）

前作から約300年後の主人公ノアを中心としたお話しでした

ノアは前作までの主人公シーザーとの繋がりは無い別な群れの子で

どうやってシーザーと結びつくのか、そこもストーリーが進むに連れ

分かっていくのが楽しい部分でもありました

映像は3部作の中で一番迫力があったと思います

絶壁の崖を上るシーンはひやひやものでした

猿（ゴリラもいた）同士の抗争も人間の力以上のものを感じるパンチ力で

とても痛々しくてちょっと怖かった

ノア達って当たり前のように手話も使えるんだよね、やっぱり人間よりスゴイ！

ストーリーはハッキリしない部分もあってラストも不可解さあったけど

次回作に続く序奏的な作品になっているのかもしれないです

3週間以上前に観た映画の感想を書いているとまた観たくなったので

早くディズニープラスで配信されるといいな

ところで、体調を崩したと書きましたが

映画を観に行った時も咳は出てたんですけど元気はあったんですね

でもその夜に熱が出てそれから39度の熱が出たりしてたんですけど

まぁそれなりに食欲もあったので病院へは行かなかったんです

でもそのうち食欲もなくなりフラフラ状態になったので病院に行ったら

なんとマイコプラズマ肺炎になってました（コロナは陰性）

薬がよく効いて翌日には熱が下がり怠さも落ち着いたので

入院は避けられたんですけど、さすがのマイコプラズマ肺炎、

今も咳には悩まされています💦

それにしてもGW前の数週間、どこでどう感染したのか、、、

全く見当も付かずで不思議でなりません

何だか気を付けようもないな～って感じてます

インフィニティ・プール

KBCシネマで観て来ました

独特の世界観を持つと言われるデヴィット・クローネンバーグ監督

その息子ブランドン・クローネンバーグ監督作です

前２作も感じたことですが、あらすじだけ読むと

とても面白い発想力を持つ監督だな～と思わされるんですよ

でも、いざ映画を観ていると最初はまぁまぁ惹き付けられるんですけど

段々と、何がやりたいの？という感じになるのが否めない

今作も残念ながらそんな感じ？だったかな

映像が抽象的なのでストーリーはしっかりとして欲しいのに

あれやこれやテンコ盛りし過ぎてて、これでは観客はちょっと疲れる

もう少し削ぎ落としたら面白い作品になっただろうな、と思いました

キャストが旬の人だったからそこに救われた感はあったかな

ミア・ゴスの怪演、この人、凄すぎる！

主演のアレクサンダー・スカルスガルドは噂とおりの体当たり演技！

クールなルックスなのにカッコ良さが台無しになるほどでした

でもこれくらい演じないと、暴れ馬のようなミア・ゴスに

全部持って行かれ誰が主演なんだかわからなくなるかな(笑)

それにしても容姿がビックリするくらいお父さんに似てきたね～

ポスターは昔のジェレミー・アイアンズっぽく見える！

それこそデヴィット・クローネンバーグ監督の

「戦慄の絆」の時の彼に似てる！

まぁ色々となんやかんやでクローネンバーグ親子の作品は

怪しげな雰囲気たっぷりだし、とても気になるんですよね

なので、この作品も決して「嫌いではない」映画でした

それにしても、、、

GWなのに、私好みの映画上映が無いのがすごく残念💦