極座標と極形式のうち極座標に焦点を絞った内容の動画編です。
動画シリーズの再生リストは極座標でr<0を考えるメリットにあります。
もし数学の応用問題で悩んでいる方がお知り合いにいらっしゃいましたら是非一度見てみたらと紹介してみていただけると嬉しいです。
【重要なお知らせ】
本動画シリーズでは、極方程式の定義(高校生用)を以下の通りとして、r, θ は特異な条件を除き、実数全体を動けるという前提で制作しました。
「極座標 (r, θ) において、r と θ の間に r = f(θ) または f(r, θ) = 0 という関係式が成り立つとき、点 (r, θ) の集合は一般に一つの曲線となる。この関係式を、この曲線の極方程式という。」
動画制作時、極座標、極方程式の大学の座標幾何における数学として正しい定義を十分に認識していなかったため、厳密に考えると誤解を招く可能性のある表現が含まれているかもしれません。現時点では、r, θ が実数全体を動くという前提自体に問題はないと考えていますが、「r,θの定義域を適切に制限せずに極方程式を扱うと、役に立たない極方程式を切り捨てられない可能性がありそう」です。以下の調べたい内容のまとめに具体例を示しておきました。
また、「一つの曲線に対して複数の極方程式が対応する」場合が多々あります。そのため、実際の問題を扱う際には、「r と θ に適切な変域を設定し、一つの曲線に対して一つの極方程式が対応するように意識する」ことが非常に重要です。
上記の内容を念頭に置いて、動画をご視聴ください。
また、極座標と極形式も同じ認識で書いたブログですので、動画と同様厳密に考えると誤解を招く可能性のある表現が含まれているかもしれません。その点を踏まえブログをご覧ください。
以降に、コメント欄で教えていただいた内容や僕自身の検証の過程などを、今後学ぶ方の参考になるように全て残しておきます。記事の内容の性質上、どうしても大学の内容が含まれるので、高校生のみなさんは、全部を理解しようとしなくても大丈夫です。もし将来、数学や物理の道に進みたいと考えていて、内容に興味を持てる部分があれば、ぜひ参考にしてみてください。(以前本ページに載せていた引用部分は調査アーカイブの方に移しました)。(4/2更新)
とりあえず洋書や海外のサイト含め色々調べたのですが、極に対する厳格な極方程式の扱い方は見つからないので、「極方程式を"〇〇(図形の名前)の極方程式"と統一」「(x,y)=(rcosθ,rsinθ)を軸にする」「θr平面を導入して、問題の残る可能性までを含めて明確に映像化できるようにする」の3点を主に変更して、1から作り直すことにしました。Goodnoteのバグが治り次第、生配信をハサミながらゆったりとやる予定です(4/11更新)。Goodnoteのバグは治りましたが、仕事が少し忙しくなったので、やれる時間できたらやるので、少し時間かかりそうです。(4/20更新)
YouTubeコメント欄にいただいた内容の転載
↑は僕が簡単にまとめたため、コメント欄のJohn Smithさんの意図が不正確に伝わる可能性があります。なので、以下に、自分の認識不足に気づくきっかけとなった動画のコメント欄の内容を読みやすいように挨拶を省いて転載しておきます。
【いただいたコメント】
今の高校では写像を教えないのが致命的ですが,数学としては,極方程式とは極座標変換の定義域を与える方程式のこと,極方程式の表す図形とはその像のことであり,今の教科書で扱う概念で述べるなら,図形の媒介変数表示における媒介変数が満たす条件が極方程式ですね.
【↑に対する僕の返信】
極座標変換の定義域を与える方程式を極方程式というのですね。浅学で知りませんでした。時間のある時に勉強して、理解できたと思えたら改めて返信いたします。
高校数学における定義だと認識していたものを以下に転記します。
* 方程式: 式中の文字に特定の数値を代入したときのみ成立する等式を、それらの文字に関する方程式という。
* 極方程式: 極座標(r,θ)において、rとθの間に r=f(θ)またはf(r,θ)=0 という関係式が成り立つとき、点(r,θ)の集合は一般に一つの曲線となる。この関係式をこの曲線の極方程式という。
上記を踏まえ、直線の方程式などから以下ように解釈しても高校数学においては問題ないと捉えていました。
* xy平面における曲線の方程式: 直交座標(x,y)において、xとyの間に y=f(x)またはf(x,y)=0 という関係式が成り立つとき、点(x,y)の集合は一般に一つの曲線となる。この関係式をこの曲線の方程式という。
一度しっかりと勉強し、問題がないか検証してみます。
【↑に対する返信】
数学としての定義を述べるなら,2次元実数空間Xから2次元実数空間Yへの極座標変換とは,(r,θ)∈Xに(rcosθ,rsinθ)∈Yを対応させる写像のことで,それをFとおくとき,(x,y)∈Yの極座標とは,F((r,θ))=(x,y)を満たす(r,θ)∈Xのことです.よって,(x,y)の極座標は一意ではなく,座標の成分についての距離,角度といった意味付けは,極座標変換の定義域を相応に制限した場合の話ですね.
> * xy平面における曲線の方程式:
> * 極方程式:
確かに,直交座標の方程式の表す図形はその方程式の解集合ですが,極(座標の)方程式の表す図形はその方程式の解集合の極座標変換による像です.よって,ひとつの図形を表す直交座標の方程式はすべて同値ですが,その図形が極座標変換の像(値域)となる定義域は一意とは限らないので,それを解集合とする極方程式も同値とは限りません.
例えば,同値ではないr(cosθ+1)=1とr(cosθ-1)=1の解集合は異なりますが,極座標変換の像(各極方程式の表す図形)は同じ放物線です.実際,像の定義により,複合同順で次が成り立ちます.
(x,y)∈その像
⇔∃r∃θ(x=rcosθ∧y=rsinθ∧r(cosθ±1)=1)
⇔∃r∃θ(x=rcosθ∧y=rsinθ∧r=±(1-x))
⇔∃θ(x=±(1-x)cosθ∧y=±(1-x)sinθ)
⇔x^2+y^2=(1-x)^2 ⇔y^2=1-2x
【↑に対する返信】
自分の理解が正確かはわかりませんが、「ひとつの図形を表す直交座標の方程式はすべて同値ですが、その図形が極座標変換の像(値域)となる定義域は一意とは限らないので、それを解集合とする極方程式も同値とは限りません。」という部分は、 2次元実数空間をR^2と略記して
(r,θ)∈R^2,(x,y)∈R^2において
X={(r,θ)|f(r,θ)=0⊆R^2}
Y={(x,y)| g(x,y)=0⊆R^2}
Xの各要素一つに対してYの要素を1つ対応させる極座標変換Fを「x=r cosθ,y=r sinθ」とすると、「極座標変換Fの定義域Xを与える方程式f(r,θ)=0を極方程式という」が、g(x,y)=0の解集合を表す図形は一意だが、同じ図形を表すf(r,θ)=0の解集合とする極方程式は一意ではないため、ここで同値性が崩れていることが重大な問題を含んでいるとのご指摘いただいたのだと思います。
すると、数学的に厳密な極方程式は、「曲線と一意に対応するようにr,θの範囲を制限した」f(r,θ)=0と定義すべきであり、動画の内容は根本的な訂正が必要になります。
いずれにせよ、極方程式の定義を前回のコメントのように捉えていたため、「極方程式の変域をざっくり捉えて、何重にも描いているという風に理解していれば、それぞれ各問題ごとに処理しやすいようにr,θの範囲を処理前に適当に絞って解けば大丈夫だろう」くらいに甘く考えていました。
色々な文献で「極方程式をどう定義してるか」を再度調べ直して、整合性を検証しておきます。
【↑に対する返信】
>ここで同値性が崩れていることが重大な問題を含んでいる
わけではなく,極座標や極方程式が一意でないことは,x^2の原始関数が一意でない,cosθ=1を満たす実数θが一意でない,といったことと同じく基本的な性質です.
極座標や極方程式はそうした自由度を持った概念であり(例えば,f(r,θ+2nπ)=0,f(-r,θ+π+2nπ)=0(n∈Z)はすべて同じ図形の極方程式),何らかの目的でr>0,0≦θ<2πのように制限を与えると一意になりますが,原点の極座標や原点を含む図形の極方程式はr,θの範囲をどのように制限しても一意にはなりません.
【↑に対する返信】
原点を通る極方程式r=2cosθを直交座標の方程式x^2-2x+y^2=0から求めるとき、r=0またはr=2cosθとなり、原点の極座標は一意では表せ表せないということですか。。。極座標や極方程式が一意でないのが基本的な性質で、極方程式が一意であることを要請されていないのであれば、r,θの変域を特異な条件を除き実数全体と考えたことは問題なかったのかもしれません。
数学的な極方程式の定義
↑のコメントをいただいたJohn Smithさんから、以下の4つの段落に分けて「座標平面、点、図形の定義」「極座標変換の定義」「極座標の定義」「極方程式の定義」の数学的に正確な定義を教えていただきました。以下に転記します。(以降簡単のため『JS定義』と略記させていただきます。)
現代的な座標幾何の議論では,実数体 R 上の計量線形空間としての直積集合 R^2 を座標平面,R^2 の要素を点,R^2 の部分集合を図形と呼ぶ.
以下,2つの座標平面 E_1,E_2 を固定し,E_1 から E_2 への写像 Φ を
Φ(r, θ)=(r cosθ,r sinθ)
で定め,極座標変換と呼ぶ.
点 Q(∈E_2) に対して,Φ(P)=Q となる P(∈E_1) を点 Q の極座標と呼ぶ.ここで,極座標の成分に対する距離,角度といった意味付けは,極座標変換の定義域を相応に制限した場合にのみ有効であり,それがなければ極座標の成分はあくまで実数であることに注意.
図形 T(⊆E_2) に対して,Φ(S)=T となる S(⊆E_1) を解集合とする方程式を図形 T の極方程式と呼ぶ.つまり,
T=Φ({(r, θ) | f(r, θ)=0 ∧ r∈R ∧ θ∈R})
={(rcosθ,r sinθ) | f(r, θ)=0 ∧ r∈R ∧ θ∈R}
となる f(r, θ)=0 が図形 T の極方程式.
このコメントでいただいた定義を参考に、集合や写像の基本的な知識がある高校生向けに、具体例を交えながら僕なりに考えた内容を補足します。写像の像は一番定番の状況(極と原点が一致してx軸正領域と始線一致させた場合)を(x,y)として具体例を示しました。ただし、僕の解釈には誤りがある可能性も十分に考えられます。そのため、正確な定義はあくまでも『JS定義』のみを参照し、以下の内容は参考程度にご覧ください。
線形計量空間は計量線型空間とも呼ばれます。線形代数の教科書には必ず載っているはずですので、興味があればぜひご覧になってみてください。高校で習う座標やベクトルは、空間内の点や図形の位置を表すのに使えますが、計量空間はそれをもっと一般的に考えたものです。
また、高校生のうちはrθ平面について深く考える必要はなく、rとθが実数全体を動くことを理解しておけば大丈夫です。将来、数学や物理の分野に進みたいと考えている人は、『二つの座標系を変換で結びつける考え方』に軽く触れておくと、後々理解がスムーズになるはずです。
大学レベルの定義の検証作業について(4/2更新)
【極座標】
東京大学出版会解析入門Ⅰ 第30刷(杉浦光夫著)p136
「転置をt_で表すとして
Φ(r,θ)=t_(r cosθ,r sinθ)=t_(x,y)
で定義されるR^2からR^2への写像t_(r,θ) |→t_(x,y)はC^♾️級である。Φ(r,θ)=t_(x,y)=zのとき(r,θ)をzの極座標という」
これは『JS定義』から、さらに(x,y)座標を明記したものになっています。
【方程式】
解析幾何学(朝倉数学講座3 矢野健太郎著)1975年出版p22
平面上に一つの図形Fが与えられているとき、この図形上のすべての点の座標(x,y)は関係式f(x,y)=0を満足し、逆にこの方程式を満足する(x,y)を座標とする点はすべて与えられた図形上にあるならば、われわれは、この方程式を与えられた図形Fの方程式、この図形を,この方程式f(x,y)=0の表わす図形とよぶ
(この書籍には直線の極方程式といった定義しかなく、極方程式自体はなかった。)
これは「図形 F(⊆E_2) に対して,F(⊆E_2) を解集合とする方程式を図形 F の方程式と呼ぶ」というのを文章化したものと読み取れます。ここから極方程式についての定義を考えるときに、難しいのが、極方程式は「rθ平面」の図形を表すのではなく「xy平面」図形をrθを用いて表すことにあります。つまり上の定義を例えば以下のように置き換えると極方程式にならなくなります。
「平面上に一つの図形Fが与えられているとき、この図形上のすべての点の座標(r,θ)は関係式f(r,θ)=0を満足し、逆にこの方程式を満足する(r,θ)を座標とする点はすべて与えられた図形上にあるならば、われわれは、この方程式を与えられた図形Fの方程式、この図形を,この方程式f(r,θ)=0の表わす図形とよぶ」
こうすると図形Fはrθ平面上の図形になり、r=2cosθが、円ではなく、波打った形の図形を表すことになってしまいます。(下のヤバそうな例の図を合わせて参照してください。)なのでこれは極方程式ではなくrθ平面の方程式の定義にすぎません。
そこで、それを図形Fをxy平面に置き換えるため、極座標変換を組み込んで図形の記号をSやTに置き換えて極方程式を言語化するとこんな感じになるでしょうか?
「xy平面上に一つの図形Tが与えられているとき、 この図形上のすべての点の座標(x,y)を x=r cosθ、y=r sinθで変換したrθ平面の図形S上のすべての点の座標(r,θ)は関係式f(r,θ)=0を満足し、逆にこの方程式を満足する(r,θ)を座標とする点をx=r cosθ、y=r sinθで変換した(x,y)を座標とする点はすべてxy平面上の図形T上にあるならば、われわれは、この方程式を与えられた図形Tの極方程式、この図形Tを,この極方程式f(r,θ)=0の表わす図形とよぶ」
図形 T(⊆E_2) に対して,Φ(S)=T となる S(⊆E_1) を解集合とする方程式を図形 T の極方程式と呼ぶ.つまり,
T=Φ({(r, θ) | f(r, θ)=0 ∧ r∈R ∧ θ∈R})
={(rcosθ,r sinθ) | f(r, θ)=0 ∧ r∈R ∧ θ∈R}
となる f(r, θ)=0 が図形 T の極方程式.
下に、『JS定義』を並べてみました。いかがでしょうか?E_2をxy平面、E_1をrθ平面に読み替えると、無駄のない正確な定義がされていることが、高校生にもなんとか伝わるといいのですが……。
本来であれば、他の文献を参照し、正確な記述をいくつか確認してから議論を進めるべきですが、現時点では適切なものが見つかっていません。ただ、
数学シリーズ微分積分学(難波誡著)2016年1月15日第17版8刷発行p125
「方程式f(x,y)=0で表される曲線Cは、極座標系(r,θ)で方程式
g(r,θ)=f(r cosθ, r sinθ)=0
で表される。これはCの極座標表示または極方程式とよばれる。」
↑の大学生向けの書籍の定義と前述の理由を合わせて、自分の主観ではありますが「どう考えても『JS定義』が数学として正しいとしか思えない」ため、当面は『JS定義』が正確なものと仮定しつつ、参考資料を探しながら試行錯誤を続ける予定です。
現時点で調べるべき内容の整理(4/2更新)
今、最も悩んでいるのは 赤字で記した「図形S上のすべて」 の部分です。実数全体を動かす意味で正しくあってほしいのですが、一方で、余計な部分を適切にカットしないと、高校生向けに問題を解く際に役立つ極方程式へと絞れません。以下の内容の整理の中にその具体例を載せておきます。
また、以下のまとめは、僕がさまざまな問題を自力で解く前に理解できた範囲で、疑問点や検証したいことをまとめたものにすぎません。そのため、誤りや不十分な点がある可能性があります。
↓ rθ平面を考えていなかったので、そこを修正しました。(3/28)
極座標変換が全単射ではないため、問題点を指摘される可能性があると懸念していた部分でもあり、大変助かりました。今後の検証についてですが、数学としての定義と高校生向けの定義がほぼ一致しているのは間違いないものの、『完全に』一致しているか、逆変換を考えるときの条件、複数の極方程式があるときのr, θの範囲の絞り方(ここはもともとアイディアがあったので、それで問題ないかの検証です)などが調査すべきポイントのまとめになります。
現時点で不安があるところは、本動画シリーズでは「極座標の成分に対する距離,角度といった意味付けを,極座標変換の定義域を相応に制限せずに有効と考えてもまあ大丈夫だろう」としているので、ここに問題を含んでいる可能性が高い(原点を通る曲線が特にやばそう)ことにあります。例を下に示しておきます(3/29更新)。
xy座標の原点を表す極座標は(0,θ)でθには不定性(どんな実数でも良いということ)があります。
高校数学の基本問題において、例えばr(r-2cosθ)=0とした後に「r=0またはr=2cosθ に続いて、r=0は極を表し、r=2cosθは極を通る」と解説されているのですが、「 x=r cosθ、y=r sinθで変換したrθ平面の図形S上のすべての点の座標(r,θ)は関係式f(r,θ)=0を満足する」ならば、勝手に上の青い部分を除去して極方程式を求めたことになり、本当に問題ないだろうか?と思ったわけです。(除去しないと数学的に役に立たない方程式になるので、除去しないといけないのは当たり前なのですが。。。)
その後John Smithさんより、さらに
直交座標の方程式がG(x,y)=0である図形の極方程式が(r=0∨F(r,θ)=0)つまりr×F(r,θ)=0の形で,さらに∃θ(F(0,θ)=0)が成り立つならば,F(r,θ)=0単独で同じ図形の極方程式になっています.
というコメントをいただきました(3/31更新)。
こちらに上の事実の証明があります。
これでようやく、自分の脳内にあったぼんやりとした不安の正体が、「r(r-2cosθ)=0 も定義上、極方程式として扱うべきではないか?」という疑問だったことに気づきました。
ですが、前述したように、これがナンセンスなのも、r-2cosθ=0を円の極方程式として扱うべき理由も理解しています。現在のテーマは、この事実と定義との整合性をどうとるか、という点にあります。
現時点で自分の中の推定(4/2更新)
生徒から無邪気な質問をされたときに、「今のところ、これが一番妥当な答えかな?」と考えているものを、以下にまとめました。ぜひ批判的な目で、参考程度にご覧ください。
もしお気づきの点があれば、遠慮なくコメントしてください。答えられるかはわかりませんが、高校生の質問も大歓迎です!
「r が実数全体を動き、r≠0 のとき θ=π/6、r=0 のとき θ=π/2 は、極方程式ですか?」
おそらく「極方程式ではある」が、偏角が方向を表すと考えると、原点では直線とは無関係な方向を点なので、見かけが同じに見えるだけで、「直線の極方程式とは言えない」。つまり、原点を除く直線の極方程式と、変な原点の合わさった数学的に役に立たない(計算とかに使えない)極方程式と思われる。僕にはわからないけど、極方程式ですらない可能性もあるので、少なくとも受験生は全く考える必要はない。
「r(θ-π/6)=0は極方程式ですか?」
おそらく「極方程式ではある」が、「直線の極方程式とは言えない」」。r=0は直線に無関係な方向の偏角も含むので、直線の極方程式はθ=π/6でなければならない。
「r(r-2cosθ)=0は極方程式ですか?」
おそらく「極方程式ではある」が、「円の極方程式とは言えない」。r=0は円の原点における接線と無関係な偏角も含むので、円の極方程式はr-2cosθ=0でなければならない。
おそらく、高校生に教えるときは、「直線の極方程式」「円の極方程式」「カージオイドの極方程式」と図形の名前を必ず言うようにすると、将来困ることがないように思います。こうした準備がものをいう仕事なので、家庭教師をしている学生の一助になれば、これ以上の喜びはありません。長く続けていますが、本当に責任のある大変な仕事だと、時々心の底から実感します。
現時点ではこのような状況です。検証と確認作業が終わり、高校生向けの解説にどう組み込むかがまとまれば、動画制作の続きや修正を進める予定です。また、大きな問題が見つかった場合は、その都度こちらで報告いたします。
こちらの僕の考えや試行錯誤を随時更新していきたいので、調査に用いた自分の主観を含まない引用やJohn Smith さんの定義や人工知能の定義やWikipediaの定義などは
の方にまとめさせていただきました(4/2)。
プロフィールなどの詳細は↓
に詳しくあります。質問や仕事の御依頼などなにかありましたら遠慮なくこちらへメールして下さい^_^
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