社会の勉強法（再掲）

リーズの家庭教師では指導方針として、
勉強の仕方・やり方を徹底指導しています。
その中でも社会の勉強のやり方、アドバイスをしたいと思います。

英語や数学は得意だけど、
「社会の成績が上がらない」
「社会のテストの点数がとれない」
という生徒がいます。
社会ができるようになるには、はっきり言ってある要素を持たない限りすぐには成績が上がりません。

その要素とは、現在勉強しているテーマに関する興味・知識があるかということです。
今ではちょっと気になったことは誰かに言われなくても、自分自身で勝手にインターネットやスマホで豆知識を手に入れられる時代です。

たとえば、学校の授業で「織田信長の天下統一に関する授業」を行っているとします。
この時点であなたは「信長ってどんな人物だったのか」や「火縄銃ってどんな構造なのか」という知識があったとします。
そうすると、自然ともっとほかのことが知りたくなります。
そうなれば、あなたは完全に「歴史に興味を持つ」ことができるでしょう。

たとえば、学校の授業で「北陸地方に関する授業」を行っているとします。
新潟県の冬は世界有数の豪雪地帯となっていて雪に覆われていますが、この気候では冬は農業ができません。
しかし、春になると雪は豊富な雪解け水をもたらし日本一の長い川である信濃川に流れ込みます。
これを利用して春から秋にかけて米作りに集中しているので、新潟県は米作りで有名なのです。
また、冬の間には農業ができないかわりに、その間の仕事としてさまざまなものづくりが行われてきました。
新潟県の小千谷ちぢみ、石川県の輪島塗や加賀友禅などの伝統工業はもともと冬の間の仕事として発展してきたものなのです。
しかしあなたは今千葉県の中学校で社会の授業を受けているとしましょう。
関東地方にいると同じ冬の時期でも快晴が何日も続き、暖かい日もあります。
そんななか雪国の暮らしのその地域の風景をしっかりイメージできているでしょうか。、
これができたら、間違いなく「地理に興味を持つ」ことができるでしょう。

これを踏まえたうえで、次のように勉強してみてください。
歴史は「このような背景があったから歴史的事件が発生した」というように、地理は「その地域にはこのような特徴があるから、このような産業が発達していった」というように「点」ではなく「流れ」を把握することが重要です。
そして、それをノートにまとめて重要な項目を赤字で書き、赤い下敷きを使って重要な項目を隠して音読するという方法が最も効果的です。

勉強しているテーマに関する興味・知識を持たせるための道具として「全体の流れ」を把握するのなら、始めの導入として私の個人の考えではゲームや漫画を利用すると最も効果的だと思います。
たとえば歴史の場合は「信長の野望」や「戦国BASARA」、地理の場合は「桃太郎電鉄」が最も効果的です。
また漫画で読む日本の歴史などは古本屋などでも売っているかと思います。
スマホのアプリでも、日本地図パズルなどは小学校低学年のお子様にもお手頃にできますし、なによりも遊びながら学べることが大切だと思います。
その中で少しでも興味関心を持ってくれれば、以後の勉強に役立てていけると思います。
何事もきっかけが大切なのだと思います。

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