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つぶやきかさこ

カメライター(カメラマン&ライター)かさこの毎日更新ブログ。政治・金融・社会問題から旅行記、写真などさまざまな話題を提供します。ホームページhttp://www.kasako.com/

残念ながらおもしろいともなんとも思えなかった。
特に後半がだるい。
やみ鍋の出来損ないみたいな本だ。
いろいろなイシューを無理やり1つの本にぶっこんで、
それでどうだみたいな、いやらしさがある。

3冊ある、長編。
結末はしっかりあるが非常に情けない。
もっと内面的な現代人の葛藤みたいなところにいくのかと思いきや、
結局、綿谷ノボルという一人の悪役をつくって、
そこに全部おっかぶせて物事を片付けただけ。
もちろん著者はそのつもりではないんだろうけど、
結局そういうことじゃんってことになってしまう書き方をしており、
それだとなんの意味もない。

主人公は相変わらずいつものキャラクター。
変なことにこだわりを持っていって、でもわりにドライでクールで、
ちょっと不器用だけど女にもてるみたいな、
そんなキャラクターだ。
なんかもうそういうのは時代錯誤だし飽きたかな。

たとえば「ノルウェーの森」とか、時代が変わっても読める本もあるけど、
この本は多分、一時代のほんの一時期でしか読まれない本なんだろうな。
随分前に出た本だから、今の時代に読むと、すごく違和感がある。
人の描き方がね。

それともうこういう単純な書き方はやめてほしいなと思う。
「駅は大きく長く、人間の数が多すぎた。
そのうちに電車がやってきてドアが開き、
名もなき人々を外に吐きだし、別の名もなき人々をのみこんでいった。」

すごい単純な現代社会批判というか今の社会の無機質性みたいなものを描いているんだけど、
こういう書き方は今の時代、合わないなと思う。
通勤ラッシュは確かに異様な光景だけど、
そこにいる無数の人々は「名もなき」人々なんかではなく、
みんな名前があり生活があり仕事があり、それに満足しているかはともかく、
一様に見える金太郎飴的人々にはすべて十人十色の文様がある。
そういうものを見過ぎして一掴みに「名もなき人々」といってしまう奢りというか、
きちんと社会を見ていない視点のなさみたいな、こういう書き方が随所に出ていて、
もうそういうのは古いんだよな。

「僕にとってそれらのニュースはすごくリアルであり、また同時にぜんぜんリアルではなかった。
僕は事故で死んだその三十七歳のトラックの運転手に同情した。
(一文略)
でも僕はその運転手を個人的には知らなかったし、その運転手も個人的に僕を知らなかった。」

こういうのもありきたりというか「古い」よな。
別にそんなことは誰だってわかってる。
ニュースが確かにショー化している部分もあるかもしれない。
だけどそれを「リアル」とか「リアルじゃない」とかいった尺度で片付ける傲慢さ。
確かに個人的に知らない人の死をテレビ画面で見れば、
誰だって「リアルじゃない」かもしれない。
しかし、そういうニュースが自分の身にふりかかってくるかもしれないし、
その事故によってさまざまな現実的な影響(たとえば道路がそのため一車線になって渋滞しているとか、
事故の原因が携帯電話でより一層、運転中の携帯電話使用の取締りが強化されるとか)
があるかもしれない。だからニュースとして放送され、
村上春樹あんたが知らない人の事故だろうが、
「バカな」大衆(この前段でニュースを見ている大衆批判記述をしている)が知らない人だろうが、
それはそれぞれの生活レベルにおいてより具体的にリアルな影響を及ぼしうる可能性があるわけだ。

別に私はこういうこと細かい箇所を取り上げてそこだけを批判しているのではなく、
この手の視線、この手のスタンスで、この物語全編書かれているから、
非常に違和感を感じ続けてしまうわけだ。
こういう書き方で人を感動させるのは難しいだろう。
騙せても中学生までだ。

それこそもっと現代社会に根ざした「リアル」な物語を、書いてほしかったな。
この作品は著者が批判する「ニュース番組」以下の作品だ。
転職雑誌B-ingの巻頭インタビュー50人を集めたもので、
非常に読み応えがありいい企画本だと思う。
この手の本のために取材しようとするとすごい金がかかってしまうが、
1週間でなくなってしまう使い捨ての雑誌にある、
せっかくの巻頭特集記事をこのように再利用してまとめてみると、非常によい本になる。
この手法は他の雑誌やPR誌なんかでも使えるし、読者もありがたい本だと思う。

下記は私が読んでいいなと思った「プロ論」からの引用です。
抜き出しただけなので、ぜひ本を買って、前後を読んでみると、よりぐっとくると思います。
旬の人がいっぱいいるし、一人一人のインタビュー記事が短いので読みやすいです。
ぜひおすすめしたい一冊です。

・人が最も成長するのは、危機的状況にあるときでしょう。
危機的な状況にあるときにこそ、その人の本質が見えるものです。
・一般に部署を枠を超えてほかの人と関わろうとしない。
ここが日本のビジネスパーソンの弱点だと思います。
ーカルロス・ゴーン

・これから世の中の仕組みは大きく変わっていきます。
序列や構造も一挙に変わる。変わることには、もう間違いありません。
問題は、いつ変化がくるのか、それだけです。
・「オレはデフレでも稼げる」「不景気でも結果が出せる」というのがプロの経営者でしょう。
・だれからも愛されたいなんて八方美人な会社ではなく、
ポリシーがきちんとある企業は業績を伸ばすはずです。
・厳しさをポジティブにとらえ、いかに切り抜けるかを考える。
ー木村剛

・ITは、考えつく限りの社会のシステムを変える潜在力を持っています。
・これから何が起きるかというと、転職経験がないことがリスクになるんです。
だって、変化への対応力を知らない人は怖いもの。
ー成毛眞

・最悪なのは、何かにしがみついたりして、他力本願で今を我慢してしまうことです。
・自分たちのためだけの仕事では、たとえ成功しても小さな勝ち方しかできないんです。
たくさんの人のための仕事だからこそ大きな成功が待っている。
ー藤巻幸夫

・みんなが危ないと言っていることこそ、実は危なくなかったりするんじゃないかと。
・今後10年ぐらいで、会社員と自営業の境目はなくなると私は考えている。
ー堀紘一

・本当はこれをやりたいけど、とりあえず別のことをやろう。そんな思いは毛頭なかった。
・そもそも付加価値をほとんど生まない、いわば虚業である金融機関で、
日本では本当に大勢の人材が働き、高コストのサービスを無理矢理に提案している。
この状況が異常なんです。
ー松本大

・一言でいうと、世代間抗争の時代だと思っています。
・(世代間抗争のフラストレーションが会社内に)あったら、
ビジネスのスピードは落ちていくし、何より仕事をつまらなくする。
ー三木谷浩史

・当たり前の発想を当たり前に実行すること
ー宮内義彦

・自分で商売をしているという感覚で仕事をしている流通業の人が、
果たして日本にどのぐらいいるか、疑問に思いますね。
・私は、全社員に「自営業者になりなさい」と言っています。
どんな人を採用したいかと問われれば、将来、経営者になりたい人と答えます。
ー柳井正

・将来の姿をできるだけ具体的に映像化してみるべきだと思っています。
そうすれば、その姿と今の自分とのギャップがはっきりします。
今、やらなければならないことが、明確になってきます。
・目標をきちんと定めてベクトルを向けていると、チャンスはやってくるものなんですね。
ー小谷真生子

・日本人としての基礎ができていなければ、国際人になどなれないのです。
ー櫻井よしこ

・本当は何が好きなのか。何が得意なのか。
好きなことなら、いくらでも努力ができます。
すると、結果がついてくる。
ー中村修二

・こだわりが半端だから、ビジネスにならないんです。
ー古舘伊知郎

・努力をしないで夢を見てはいけない。
ー横山秀夫

・何をもらえるか、ではなく、何を与えられるかを考えるべきなんです。
・目標や理念を持っていると、行動が変わるんです。
ー北川正恭

・「今の大会社に行こうと思うな」「未来の大会社に行きなさい」と言っていたのです。
・人生を短く感じられるような仕事を選ぶことです。
・お金がたくさんあったからって、必ずしも幸せになれるわけではない。
普通の人が1万円の買い物で味わえる楽しさを、お金持ちは1万円では味わえないんです。
ー邱永漢

・必要とされる人間になるために常に修業するんだという意識を持たないといけない。
ー佐々淳行

・好きなことをやるために金を出すのが趣味という。
好きなことをやってお金をもらうのをプロという。
ー田原総一朗

・何が欲しいのかではなく、何を捨てられるのかを考えてみるといいと思います。
捨てられるものの順番をじっくり考えるんです。
何を捨てられるかは、実は幸福感の基準だったりするからです。
ー糸井重里

・若い人はとても傷つきやすいですね。
・今やるべきだと思ったこと、今やれることを自分から進んでやってみることが私は大事だと思います。
ー香山リカ

・毎日「いつ終わるか」だけを考えているような仕事では、面白くない
・こんな時代だからこそ、自分で今を悔いなく過ごすことが大切になってきていると思うんです。
ー平尾誠二

・若い人は、ああすればこうなると、固定化された図式にすぐに当てはめたがる。
・自分が変われば、世界も変わることに気づいていない。
ー養老孟司

・問題は、やるかやらないかなんです。ここが運命の分かれ道。
実行に移す人は、案外少ないんですよ。
ー秋元康

・20代は、失敗してもいいから、やってみたいと思うことをとにかくやろうと思っていました。
日本は豊かですから簡単に飢え死にしたりしない。
・世の中に、何もしたくない人はいないはずです。
やりたいこと、好きなことはきっとある。
それを素直に、仕事選びのヒントにすればいいと思うんです。
ー安西水丸

・ずばり「やらされてるか、自らやっているか」という意識の違いだと僕は思っています。
・来ない大チャンスを待ち、目の前にある本当のチャンスを見過ごしてしまっている人のいかに多いことか。
ーおちまさと

クリエイティブは、多くの人が関われば関わるほど、とんがった部分が減ってしまうんです。
少ない人数のほうが、シャープでエッジが立ったことがやりやすい。
ー佐藤可士和

・人間、本当に思ってたらその通りになるんです。
思ってるようにならないのは、それは本当に思ってないからです。
ー井筒和幸

・自分に必要のないものを、どれだけ捨てられるか。
今は、それが問われる時代でもあるんです。
ー金子勝

・目指すものを数値化したり、ビジュアル化しました。
ー清宮克幸

・優れたビジネスパーソンになるために、特に若い世代は、どんな意識を持つべきか。
ひとつは、スピードを意識することです。仕事ができる人は、仕事が速いものです。
2つ目は、とにかく仕事量をこなすことです。どんな仕事でも、絶対に断らない。
3つ目は、読書をすることです。思考能力は、読書によって鍛えられるんです。
ー齋藤孝

・そもそも自分でイメージできない夢が現実化するはずはないんです。
ー鈴木光司

・自分のためでなく、だれかのために働いたこと
ー高橋がなり

・強烈なプラス思考の回路を持つ人は強い
ー高橋源一郎

・行動を起こすから、その先に何かが生まれるんです。
変化は突然にやってきません。小さな努力の積み重ねから生まれるものなんです。
ー野口健

・世の中には、「面白い仕事をしてお金をもらうなんてぜいだくだ」という人もいます。
でも、僕は違うと思う。だれもが面白い仕事をするべきです。
ー藤子不二雄A

・置かれている環境と自分とがマッチングしているかどうかが、
成果を出すうえで最も重要なポイントだと思っています。
ー乙武洋匡

・やりたいことと、できること、両方を見極めていかなきゃだめだと思うんですよ。
・だれかのせいにしているうちは、何も変わらない。戦わないと何も勝ち取れない。
ー北村龍平

・何より重要なのは、何を表現したいのか、つまり、自分がどうしたいのかということ
・技術を学んで器用に描かれているけれど、何を伝えたいのか分からない絵よりも、
絵は上手に描けていないけど、伝えたいことのある絵のほうが説得力がある。
伝えたいという思いがあることのほうが大切なんです。
・何よりやってはいけないのは、つまらないと思いながら仕事をすることです。
ー日比野克彦

・自己主張はできても、相手を思いやれない。
偉くはなりたいけど、責任は負いたくない。
口ばかりで行動を伴わない。隣の芝生ばっかり青く見えちゃう。
ー和田アキ子
NHKの海老沢会長が辞任したにもかかわらず顧問に残るという、
事実上の院政体制に、電話回線がパンクするほどの抗議が殺到したという。
まあ電話抗議も結構だが、意味不明な受信料を支払っている馬鹿者は、
今すぐ受信料を支払うのやめなさい。

問題の本質は海老沢が悪いとかいいとかではない。
あんたらの支払っている受信料で、
紅白のプロデューサーが愛人と遊ぶ金に使ったりとか、
あんたらの支払っている受信料で、
政治家に都合のいい番組が作られたりとか、
あんたらの支払っている受信料で、
NHKを批判した朝日新聞を批難するニュースを流したりとか、
そういうさまざまな問題が、誰かが悪いということではなく、
受信料で運営されるという構造的な問題になっている。
そして何より、IT革命後におけるNHKそのものの存在意義が、
はっきりいってなくなっている。
いい番組が多いことは確かだが、別に受信料制度にする必要はない。
私はNHKを民営化すべきだと前に書いたが、
朝日新聞の読者調査によると、6割もの人が、
NHKを民営化すべきだと考えている。

民営化させるためにもみんなで受信料の支払い拒否をしよう。

・仕事しかない世代
それにしても海老沢といい渡辺恒雄といい、
あの年代の「老害」はひどいな。
かつてはいい仕事をしたのだろうが、
いつまでも組織にしがみつき、仕事にしがみつき、
権威にしがみつき、ポストにしがみつき、
せっかくの過去の実績がすべてそれで台無しになってしまう。

別に働かなくても金はあるんだろうから、
さっさと引退して、若い世代に譲って、
妙な影響力を行使したり、政治家とつるんだりとかしないで、
残りの余生を自分の楽しみのため、
そしてこれまでの経験を生かした社会のためになるようなことをすればいいのに、
居座れば居座るほどどんどん悪くなってくる。
結局、仕事しか、組織のポストでしか、自分の存在意義を見出せないのだろうな。

あの2人に限らず、昭和初期からの叩き上げで、日本を作ってきたみたいな自負がある世代が、
時代の流れに逆らい、いつまでもマイナス影響力を行使するのは、
あちこちに存在してるんだろう。
せっかくの功労者なのだから、引き際も考えないと、哀れな最後になりかねないと思う。

・国民の金
NHKもしかりだが、警察組織も大きな問題となっている。
恐ろしいことだが、警察署員の懲戒免職で最も多いのが「裏金」だそうな。
愛媛県警で偽造領収書作りを拒否し、捜査の不正支出を内部告発した巡査部長が左遷された。
ありえない。

本当はまったく逆のことをするべきはず。
不正支出を内部告発した勇気ある巡査部長を組織改革の長にすえ、
徹底的に組織内の膿を出し、改革に乗り出すべきなのに、左遷するってことは、
つまりは愛媛県警自体が、触れられては困る「犯罪」を、
恒常的にやってますよと世に宣言したようなものではないか。

愛媛県警に限らずこの手の「裏金」は、全国の警察でも多発している。
その裏金でような飲み食いしたりねーちゃんよんで飲んだくれたり海外旅行いったり、
ポケットに入れたりとかいう使い方をしているわけですよ。

これも構造的な問題で、小手先の改革では無理だと思うんですよ。
警察も民営化した方がいいんじゃないか。
民営化というか民間業者に任した方がいいんじゃないか。
税金で運営し、公務員がやるという仕組みに限界が来ているのではないか。
前科のある奈良の小林を捕まえるのに1ヵ月以上もかかるような、
そんな組織麻痺を起こしているような今の警察では時代に対応できないのではないか。
郵政とか通信とか鉄道みたいな単純な民営化というわけにはいかないだろうけど、
せっせと裏金作りに邁進させるような組織犯罪をなくすには、
組織そのものの運営体制を変えないとだめだろうな。

・フレキシブル採用
警察しかりお役所しかり、国民から集めた年金を食い物にしていた社会保険庁しかり、
すべては「他人の金」という意識から生まれる構造的な仕組みが、
とんでもない問題を起こしている要因になっているんだと思うけど、
もう1つ思うのは、職員の採用方式だ。

多くの場合、公務員はペーパー試験で受かった学卒採用がスタンダードになっていて、
だから世間の民間企業ではあり得ないような、
信じがたい組織犯罪を犯したり、コスト意識がなかったりするわけだけど、
もうそういうお題目的ペーパー試験は廃止し、
面接重視で中途採用も増やした採用方式に変える必要があるのではないか。

さまざまな経歴の持ち主、その他の企業を知っている人間が少ないから、
ずっとその組織にしかいない人間ばかりしかいないから、
世間の常識とはかけ離れた問題を恒常的に起こす。
採用方式を抜本的に見直し、人材の幅を広げていかないから、
組織停滞が起きているのではないか。
国家官僚も同じでずっと同じ省庁にいるからおかしなことになる。
一括採用にして、厚生労働省に配属の人間が、
場合によっては外務省に異動になったりとか、
そういう風な仕組みにしないから、
省ごとの横の連携がなく、不効率、無理無駄したりしているのではないか。


そういったところから変えていかないと、
海老沢だとかプロデューサーだとか裏金指示した上司だとか、
特定の個人をとかげの尻尾きりだか頭きりみたいにしたところで、
不正を生み出す構造はいつまでたってもなくならないと思う。
私が勤めていた前の前の編プロに勤めている先輩が、
会社を辞めることになり、石垣島に移住することになった。
先輩は編プロにいた時も暇さえあれば沖縄に行き、
昆虫とか漁業の仕事とか農業の仕事とか人々の暮らしとかを、
写真に撮りためていた。

クリエイティブな業界に身を置きながら、仕事以外の部分での、
自分が本当にしたいこと、本当にしたい作品作りをしている人が、
意外に少ないのに驚いた。
もちろん、仕事そのものもおもしろいし、「クリエイティブ」な要素は多いけど、
それでもやっぱりそれは「仕事」である。
「本当はこんな雑誌を作りたい」とか「小説を書きたい」とか、
「こんなデザインの仕事をしてみたい」とか、そういうものが根底にあって、
この業界に入ってきたのかと思うと、そうではない人が多い。
そんな中で、仕事は仕事でしっかり人並み以上にやり、
それでいて自分の時間もしっかり確保し、
ライフワークを続けている先輩の存在は私にとって非常に大きな存在だった。

先輩は沖縄の写真&文章を雑誌などにも載せ、
そして昨年、ついに彼の営業活動&創作活動が実り、初の写真集ができた。
私は他人の写真集であまりいいと思うのは少ないんだけど、
先輩の写真集を見た時、文句なくいいなと思った。
そして、私も先輩に追いつけ追い越せで、がんばりたいなと。
仕事以外にライフワークを持つことの素晴らしさ。
その意味で、私も先輩と気があったのだと思う。

私が前に勤めていた会社が私を雇ってくれたのも、ライフワークの存在だった。
前の会社の社長は、編プロの傍ら、自分がどうしても作りたいと思った、
マルタ島のガイドブックを出すために出版社まで立ち上げてしまう人である。
旅行ガイドブックそのものの制作の経験がない私を、社長が雇ってくれたのは、
この先輩から紹介してもらった、三井生命のリーフレットの旅行コーナーの連載記事だった。

面接時に社長は履歴書および私が編プロでやった仕事(作品)はあまりたいして見ていなかったのだが、
この旅行コーナーの連載記事に興味を示してくれた。
会社の仕事以外にライフワークを持っていることが、
私を雇ってくれた大きな理由だったと思う。

ライフワークが仕事になるかならないかではなく、
自分の好きなものを追いかける姿勢。
そういったことがもしかしたら今の世の中には欠けているのかもしれない。
会社に文句を言ってばかりにいるのに、じゃあ何をしたいのかといわれても、
実はしたいことはない。
ただ会社にぶらさがって責任逃れをして安穏としているだけじゃないか。

ライフワークがあると人生は楽しくなる。
そういう「豊かな心」を持つ人を、技術的に仕事に優れている人ではなく、
前の会社の社長は評価してくれたんだと思う。

どんなことでもいいから、仕事とかお金とか抜きで、
自分が好きなことが1つでもあると、その人は輝いて見えると私は思う。

別に難しいことじゃないし、ひねりだすことでもない。
ただ自分の心の底からわきあがってくる衝動を行動に移せばいいだけなのだ。
ただそれを「したい」と思っているだけでしない人と、
実際に行動に移せる人の差は大きいんだよな。

前の会社に勤めていた同僚が、小説の同人誌のようなものを立ち上げていた。
私もそれに2号目から参加させてもらうことにした。
みんなそれぞれ仕事を持ちながら、小説を書きたいと思い、書き、
それを形にしたい、誰かに読んでもらいたいと思い、
みんなで集まって2万円足らずの金を出せば立派なものができる。
そして、そういうことを続けていく。
うまいへたとか小説家になりたいとかなれないとかじゃなく、
ほんのちょっとしたことなんだけど、実際にやってみること。
いいじゃないですか。

好きなことをやろうよ。
仕事以外でさ。
私は昨年11、12月、3回目となる転職活動を行なった。
時代が変わり、ネット求人広告がスタンダードになったという、
方法論的変化はあるものの、
面接で問われることはあまり変わらないと思う。

新卒時の就職活動と決定的に違うのは、
転職は勝ち負けではなくなるということだ。
もちろん、新卒時の就職活動だってそんなものはないのだが、
4大卒予定の学生で職歴はなく、ほぼ同年代で、
一斉に就職活動を行なうという、非常に異様な条件で行なわれるものと、
転職活動とは企業側のスタンスも求人側のスタンスもまったく違う。

・ネームバリューで決めない
新卒は大手企業のネームバリュー選びに終始しがちだ。
それもそのはず、学生だから社会の、ビジネスのからくりがわからない。
だからテレビで宣伝やっているような大企業とか、
身近にある製品・サービスにしか目がいかない。
その点、転職活動時はそういう選び方はしない。
社会で働くことを経験すれば、いろいろなビジネスがありいろいろな企業があることを、
実感として知ることになるので、
新卒シュウカツのような、大きい企業に受かったらいいみたいな、
そういうものとはまったく反対なものになるということを覚えておいた方がいいだろう。

・数ではなく質で決める
新卒シュウカツは多くの場合、数うちゃ当たる式になりかねない。
新卒で応募できるのは生涯で一度しかないわけだし、
転職と違って、学卒で空白期間があくと白い目で見られる恐れがあり、
なんとしてでも卒業後の進路を決めようとする。
いわば就職時期を限ってしまうために、やや義務的な就職活動になりかねないが、
中途採用の場合はまったく違う。

別に一斉に4月採用になるわけではないし、同時に入る人がいない場合もあるし、
現職を辞めた後、多少空白期間があっても長くなければ別に白い目では見られない。
だからある意味では新卒のような義務的シュウカツとはちょっと違ってくる。
だからこそ、ただひたすら新卒時のようにあちこちやたらめったら応募するスタイルではなく、
じっくりいいと思う企業を選んで、自分がその企業に入る前提で活動をするので、
必然的に受ける企業は少なくなる。
量より質で決める活動になるのだ。

・企業も求人もじっくり決める
新卒と違うので企業も求人者も、落とすとか受かるとかそういうスタンスではなくなる。
採用側も求人側も、互いに合うか合わないかをじっくり話し合う、
そんなスタイルの活動になる。

だから面接も新卒のように多くの人数を落とすための試験ではなく、
長い時間を割かれて、互いの意見を述べ合う場となる。
これを勘違いして新卒のような就職活動のスタンスでいくとおかしなことになる。

採用側は自分の企業の内容を説明し、今、どんな人が欲しいか、
多くの場合、率直に話す。
その中で、求人者の経歴を見て、今、欲しい人材に合うかどうかを見る面接になる。

一方、求人側もその企業に入って合うか合わないかを決める場になる。
受かる受からないではなく、合う合わないを互いに判断するのだ。
そのため求人側も企業側に質問する時間が多く取られる場合が非常に多い。
逆にいうと、その企業によければ即入る前提のつもりで話をしにきていると見られるから、
質問がないというのは、あまりその企業への転職を真剣に考えないと捉えられる。

当たり前の話だけど、今度自分が実際に入るかもしれない会社だと思ったら、
いろいろな質問がでてきて当然でしょう。
入ったら具体的に何をするのか。どんな人たちが働いていてどんな商品を売っていて、
どういうスタイルで働いているのか、どういう雰囲気で働いているのか、
どういう取引先とやりとりするのかといった、より具体的な質問になる。
転職活動は「受かるかな落ちるかな」ではなく「入ったら何をするのか」という姿勢で求人する必要がある。

もし真剣にその企業に入りたくて応募したら、思いつく限りの質問を列挙して、面接にのぞんだ方がいい。
まあ、そんなことしなくても本当に真剣に入りたいと思って受けた企業なら、
自然に質問は出てくるだろうけど。

今回、入った会社の面接でも、質問を聞かれた。
そしてその質問内容をメモしていた。
質問内容を聞けば、求人側が真剣にこの会社に入りたいと思っているのかとか、
会社研究、業界研究をきちんとしているか一目瞭然だからだ。

・給与も聞く
そして最後に大事なことが給与や待遇の話だ。
これはもちろんする。
新卒の場合はみんな一律待遇だから、
そういうことを質問すると嫌がられる可能性があるが、中途採用の場合はみな違う。
もちろんいきなり待遇の話から切り出すところまでにはなっていないけど、
互いに合うとわかった後、最後に待遇の話をしっかり話し合い、
それで互いに納得しあえばはじめてそこで転職成立になるわけだ。

社会人として働く以上、何でも金が基本。
取引先だって外注先だって、きっちり金を決めずに仕事をすることはあり得ない、
それがビジネスである以上、
いくらで雇うのか、いくらで雇えるのかというのは、
きちんとしたビジネスマンである以上、当然話すべきことだし、
きちんとした企業なら、当然雇う前にしっかり金額提示を行なう。
この辺をこれまでの日本的ならわしで曖昧にしたりなんかすると、
結局、企業側も求人側も不幸な結果となりかねない。
企業側がきちんと提示せずに雇って後から不満が出てやめられたら、
また採用活動を行なわなくてはならないし、
人員不足で仕事に支障も出る。
求人側もしっかり聞かないまま入ってしまって、後で泣き寝入りすると、
結局、何のために会社を辞めて転職活動したかわからない。

私のこれまでの経験からいくと、ほとんどの企業は給与を提示する。
だから新卒時とは違い、こっちもはっきり聞いても大丈夫だ。
逆にそこで合わなくて結果的に「落ちる」ことになったとしても、
それはその人にとってもよかったことだと捉えた方がいいだろう。

というわけで、新卒時の就職活動と、
中途採用の転職活動とではまったくスタンスが変わってくるので、
注意して活動をしよう。
「完璧な選挙制度」などないのかもしれないが、今の選挙制度はあまりに欠点が多すぎる。
第一に、一票の格差の問題。依然として都会の一票より過疎地の一票の方が価値があるという判然たる事実がある。
一票の価値が違ってしまうということは大きな問題である。
第二に、なぜ国政選挙で地域別に選挙区を区切る必要があるのかという問題。
地方選挙ならその地域から代表を出せばいい。
ところが衆議院議員や参議院議員は、一地方の利益を代弁する政治家ではなく、国全体、国際間の問題を考える政治家でなくてはならない。
ならば、地域で政治家を選ぶのはおかしいのではないか。

その弊害はというと、典型的な例が田中角栄である。
総理大臣として日本全体のこと、国際間のことを考えねばならぬのに、自分の出身地である新潟に国の予算をぶんどってつぎ込んだ。
道路や新幹線、公共事業などを新潟という自分の地方に誘導したのである。
これは別に田中角栄でなくても、どんな政治家も同じことをしている。
いかに国の予算を自分の選挙区にぶんどってくるか。それが政治家の手腕になってしまっていて、
本来の国全体を考える政治が行われていないのである。
地方選挙ならその地域の人から代表を決まればいいが、国政選挙を地域別で代表を出す必要はない。
ただ全国区にしてしまうと、名の売れたタレント議員が有利になってしまう。
マスコミはこぞっていろんな選挙制度を提案するが、なぜかどれも「地域別」にこだわっている。

そこで、かさこ総理から全く新しい選挙制度を提案する。
『世代選挙制度』の導入である。
たとえば20~25才から20人、40才~45才から50人、65才~70才から10人、というように人口割合に基づいた年令別選挙にする。
今までだと「東京6区は何人」という決め方だったが、今度は「~才の部は~人」という区別から選ぶのである。
そして時の総理大臣は一番人口の多い世代から出す。

今の政治家はあまりに高齢化し過ぎている。だから森首相のような「時代錯誤」な発言が飛び出してしまう。
少年法の問題や教育の問題を60才や70才の人たちだけで勝手に決めていいのだろうか。
もしそこに若い世代もいれば、よりよい教育改革ができるのではないか。
年令別、世代別選挙ならば、一時的刹那的な政策ではなく、長期的視野に立った政治が可能になるのではなかろうか。
世代選挙制度の導入により、一地方の利益を代表する政治家はいなくなるし、
今のように当選回数によって序列が決まるような歪んだ政治はなくなるだろう。

今とは全く違った選挙。地域で選ぶ必要性は国政選挙には全くない。
とっぴょうしもない発想かもしれないが、地区の線引きをいじくって微調整している今の選挙制度よりはるかに良いかもしれない。
また現状の高齢大臣・高齢総理による時代錯誤はなくなるだろう。
今度の全く争点のない、どうしようもない総選挙を、世代別選挙でやってみたらどうだろうか。
今までにない選挙だけに問題はあるかもしれないが、今の選挙制度の元で政治をするより格段に良いのではないのだろうか。
『社会保険・国民保険・厚生年金・国民年金の全廃』
もうこれははっきりいって「世代間詐欺」である。
僕は毎月給料の中から3万から4万近く社会保険料で引かれている。

そのうち健康保険料が毎月1万円。2年4ヶ月働いていたから合計30万円近く保険料で引かれている。
しかし働いてから病院にいったのなんてわずか2、3回。
これならば保険など入らず、病院に行った時に全額負担にしてもらった方がいいということになる。
若いうちには健康保険などバカらしい。自分で時期を考えて、保険会社に入って積み立てればいいだけの話だ。
何も使わない30万円のために働いていたのだ。

しかしそんなことよりはるかにひどいのが年金である。
僕らの若い世代は絶対にもらえない。なぜなら僕らの下の世代は少子化しているからだ。
もらえない金を積み立てているなんてバカな話があるか。
年金制度を強制加入にするから間違いなのである。
老後の心配は自分ですればいい。自分で貯金するなり、保険に入るなりすればいいだけの話だ。
毎月この捨て金に2万円近く払っている。実に2年4ヶ月で約60万円も自分で働いた金を捨てているのだ。
  
今の時代、30年後40年後の世界・社会の仕組みなど誰もわからない。まして自分がどうなっているかもわからない。
そんな不確定な遠い将来のために、今を犠牲にする必要があるのだろうか。
社会の構造から考えて今の年金システムははっきりいって「詐欺」である。
入りたい人が自分の予算や年令に応じて勝手にすればいい。
生命保険が強制的に天引きされないのと同じことだ。

これからは「自己責任の時代」である。天引きという強制システムがおかしい。
こんな大量の無駄金を払わされている若い人の不満が爆発したら、これはちょっと大変なことになるだろう。
保険・年金は自分で任意に入るシステムへの早急な移行が必要である。
30年後どうなっているかわからないはるか遠くの未来に投資するより、明日の自分に投資したほうがよい。
もし年金制度を廃止すれば、個人・企業・国家すべての破綻・負担・無駄金がなくなるのである。
「世代間詐欺」が早急に改革されなければ、若者の不満はいつかとんでもない形で表面化するだろう。
警察に限らず、すべての国営事業を民営化する。
役所・学校・病院・警察・官僚など。日本から「公務員」を段階的に全廃し、すべて民営化する。
今、問題になっている警察や医師や官僚などの不祥事。
それは「公務員」という甘ったれた環境にいるから、世間の常識とはかけ離れたことが日常化しているのだ。
もしあれが民間企業だったら、不祥事を起こした者に対する処分はあんなものじゃすまされないし、
もっと早くに不祥事が発覚していただろう。それを隠蔽するようなこともしないはずだ。
民間企業があんな不祥事を起こしたら、企業の存亡にかかわるからだ。

ところがこれが公務員だから、何をやったてつぶれはしない。
今の警察が信用できないからといっても頼るのは今の警察しかない。
でもこれが民間企業だったらどうなるか。
高い金払っているのに、とんでもないことをしていたら、そんな企業の商品やサービスは絶対に買わない。
だから公務員もすべて民営化する。
そうしたら今のような不祥事は絶対に起こらなくなるだろう。そんなことしたら倒産してしまうからだ。

共産主義国・社会主義国の崩壊は、そのほとんどがやりたい放題の無責任公務員の肥大化だった。
それと同じ事が今の日本に起こっている。
警察や役所を民営化して大丈夫なの?と不安がつきまとうかもしれないが、
はっきりいって今の役所や警察はひどいなんてもんじゃない。
民営化すれば、完璧とまではいかないだろうが、今より圧倒的にましになることは間違いない。
そうすれば警察のあまりに馬鹿げた不祥事はなくなる。
役所の怠慢や空出張などの税金の無駄使いはできなくなる。
今こそ、全公務員の民営化を進めるべきだ。

こりゃまたすごい話だ。国会では圧倒的多数を持って反対された。
しかし一部の市民団体はこれを熱烈に支持している。
確かにこのままでは警察も官僚も役所も不祥事を続けていくだけで、税金の無駄使いだ。
根本的な改革をしなければ、ちょっとやそっとのことでは変わりそうもないからだろう。
しかし『警察の民営化』並びに『全公務員の民営化』とは思いきった政策だな。
わたしはわたしはお姫様。
この世でいっちばんえっらいんだから。
わたしのこと、話題にしてくれないグループなんかに顔は出さない。
だってわたしがいつも話題の中心!
わたしのこと、はなしてくれなきゃ、ともだちのえん、きっちゃうんだから!!

わたしはわたしはお姫様。
わたしが黒といったら黒なの。わたしが青といったら青なの。
だれがなんていおうかなんて関係ない。
わたしのお気に入り色にそまらないものなんて、興味ないんだから!

わたしがさむいっていったらさむいの。
わたしがあついっていったらあついの。
他の誰かがさむいとかあついなんて関係ない。
だってわたしが世界の中心なんだから!!!

わたしはかわいい。わたしはかわいい。わたしはかわいい。
わたしがいちばん。わたしがいちばん。わたしがいちばん。
わたしいがいの人間はすべて奴隷なの。
わたしをひきたてるために存在するの。
だからわたしいがいに姫様気取りするやつは許せない!
わたしに逆らうやつはすべて斬るんだから!
わたしが気に食わないやつはすべて追放なのよ。

わたしはわたしはお姫様。だから、好きなことしかしない。
自分の好きなことにう~んと時間をかけて、わたしのお気に入りをつくるのよ!
わたしの興味ないものはしもじものものがやればいいの。
わたしはわたしだけのお気に入りしかやらない。
そのかわりたっぷり時間をかけて、たっぷりお金をかけて、
わたしだけの最高の作品をつくるんだから!!

わたしはわたしはお姫様。
わたしが大好きな音楽をかけて、しごとをするの。
わたしの大好きな音楽のよさがわからないひとなんて、ニンゲンじゃないのよ!
わたしいがいが音楽をかけることなんてゼッタイ許さない。
だってわたしが、世界の中心なんだから!

わたしはわたしは温室育ちのお姫様。
だから世間知らずとかいわれるけど、ただわたしは正直なだけなのよ!
何が悪いの?正直なことが。
わたしがきらいなものはきらい。すきなものはすき。
ただそれだけ。
わたしはいたってシンプルで純粋。
正直なことが悪いなんてそんな世の中、許さないわよ!

わたしはわたしがいちばんだいすき。わたしはわたしがいちばんだいすき。
わたしの気分で世界は決まる。わたしの気分で世界は動く。
わたしが世界のすべての中心なんだから!

『現代ナルシズムの病理と若年層における自己中犯罪増加の心理学』著かさこより
朝や晩にニュース番組を見ると、
どこの局をつけてもまったく同じニュースをまったく同じ風に報道していて、
こいつらにはオリジナリティってものがないのかと辟易することもあるのだが、
独自性を打ち出し非常におもしろいニュース番組が、
テレビ東京で月~土曜23時~やっているWBS(ワールドビジネスサテライト)である。
このニュース番組は日経が協力しているように、
「経済」を軸にしたニュース番組つくりで、
キャスターの顔だけ変えて、番組作りに個性のない他局のニュースとは違い、
経済ニュース重視なんだけど、普通の人が見てもおもしろいような、
ユニークな特集とかも多くって、見応えのあるニュース番組である。

その番組に先週の金曜日、竹中大臣が出演していた。
彼の政策論を聞いて、彼はすばらしいなと思った。
政治「屋」とは違うし、今、日本が危機的状況にあることを認識し、
政府が何をすべきかバカな評論家連中よりも、アホな政治家連中よりもわかっている。
もしかさこ内閣ができたら、彼をぜひアドバイザーとして助言を請いたいなと思った。

一言でいうと彼の構想は「小さな政府へ」ということである。
今、日本の政治・社会・経済がおかしくなっている80%以上の原因は官業にある。
年金問題しかり、医療問題しかり、公共事業しかり、道路問題しかり、新幹線問題しかり。
つまりはお国が不効率不経済にもかかわらず、政治家と企業と官僚が癒着して、
いらん事業を自分のポケットに入れておいしい思いをしている。
それがすべての悪の権化で、だから何をしたらいいかっていうと、
民間でできるものは民間にどんどんやりましょうという発想だ。
それを竹中大臣はしっかりと明言していた。

民間企業でやれば安くていいサービスができるのに、
国がやるから高くつくし、悪いサービスになる。
どうしても国でやらなければならないことはあるにせよ、
それ以外はどんどん民間に任せたらいいという発想だ。
これをきちんとやれば、消費税は廃止しても税収不足にはならないだろし、
もう日本国家がつぶれそうな、700兆円というとんでもない国の借金も減っていくだろう。
竹中大臣はこの点をしっかり理解している数少ない政治家だ。
そういう意見の人だったんだと私はそのテレビを見て見直したわけだ。
無論、にもかかわらず、政治屋の私利私欲のために激しい抵抗にあっているから、
彼がいっている政策が大臣にまでなっているにもかかわらず、実現できない状況があるわけだけど。

社会保険庁は即刻解体して、国の税金を私利私欲に使っていた職員から、
それ相応の罰金を払わせるべきだろう。
官から民へ。
年金も社会保険も地方自治ももしかしたら国家官僚も、すべて民営化した方がいい。
郵政とか道路公団なんてしょうもないレベルで立ち止まっているべきではないのだ。

でないと日本国家は返せない借金で破産しますよ。マジで。
(だから今、預金金利が低いからといって国債を買うのは愚か者だ。
国債はこのままでいけば紙切れになること間違いない)
そいういことを理解しているすばらしい人材が政府の大臣にいるにもかかわらず、
現実の政治では足を引っ張る抵抗勢力の人たちがいるせいで、
国民が幸せになれないという悲劇。
まあそういう人たちを選んでいる国民がいるという事実があるから仕方がないのだけれど。
もったいないよな。今の政府に竹中大臣のような良識派がいるのに。
思うんだけど、政策論からいったら、小泉首相と竹中大臣は、民主党と組んだ方がいいのにな。