行雲流水 ~所長の雑感~ -20ページ目

行雲流水 ~所長の雑感~

松田進税理士事務所 所長の松田が日々思うことを思うままに綴った雑記帳

松田進税理士事務所 職員の荒木です。ここでは、所長の松田が週明けの朝礼で私たち職員に話した内容を自分なりの理解で書いていきたいと思います。

(ですから、ここのカテゴリーだけは所長の雑感 荒木視点バージョンです。)



昨日の朝礼は所長の「おせちって作ってるか?」という質問から始まりました。



職員の返答はというと、家で作ってる者や買ってる者など色々でした。

ちなみに所長のところは、お孫さんが楽しみにしているので奥様が結構時間をかけて作られるそうです。



そして、「おせちって縁起もんで、それぞれに意味があるの知ってるか?」と聞かれ、



くわい・・・芽が出る  ※最初に大きな芽が一本出ることから

れんこん・・・先が見通せる  ※穴が多数あることから

海老・・・不老長寿  ※ひげが長く腰が曲がっている様子から

数の子・・・子だくさん  ※卵の数が多いことから

黒豆・・・マメに働ける  ※黒は邪除けの色とされており、また、黒く日焼けするほど達者(マメ)に働けるようにとのことから 

鯛・・・めでたい  ※語呂合わせ

こぶ・・・喜ぶ  ※語呂合わせ



などなど、意見が出た後に、



「棒だらってどんな意味があるんやろ?」

「そやなぁ 何やろなぁ」



となったので、棒だらについては、調べたことをここに書いておきます。



棒だらは、鱈が腹一杯食べる魚であることから「いつでも食べ物に困らないように」という願いが込められているようです。

ちなみに、関西では棒だらはおせちとして割りと一般的なのですが、関東ではそうでもないみたいですね。





昔は正月三が日はお店が何処も閉まっており、おせちしか食べるものがありませんでした。

ところが今はコンビニやスーパーが元旦から開いており、いつでも買い物に行くことができます。

便利になったのは良いことかもしれませんが、その便利さが「お正月はおせちを食べる」という日本の文化を壊してしまっていると所長が嘆いておりました。




最後に一言(今年最後のブログ更新となりそうですので、特別に・・・)、


日本の文化・・・日本人が日本人である意味がそこにあるのではないでしょうか。自分が日本人であることを他国の人に説明する際にふとそう思ったことがあります。日本の文化を守り、そして継承していくということをもう少し意識して日々の生活を送っていってもいいのかもしれないなぁとしみじみ思った年の瀬でした。

ハタハタの造450円、ハタハタの唐揚520円、きりたんぽ鍋600円、いか刺身350円、ブリのかま焼お頭つき680円、活あわび陶板焼980円、味噌付けたんぽ焼き300円、小玉醸造の熱燗太平山3本、生ビール一本、で締めて6313円也で十分に満腹。狙っていた一貫300円の鮑、うに、それ以外が150円と100円の鮨にはとうとう届きませんでした。2人分のディナーとしては超リーズナブルな秋田市中通『さかなや本舗』のお勘定でした。


 いきなり食い意地の張った話ですが、きっかけはもっと高尚な話から始まります。NHKBS美術館を見ていた家内の、「藤田嗣治の秋田市の祭と年中行事の壁画すごかったよ」との話がきっかけでした。

 藤田嗣治と言えば日本画の技法、膠を巧みに油彩で表現した乳白色の裸婦の絵と、1920年代パリで世界的な名声を得た画家ぐらいの知識しか私にはありませんでした。私の持っているレオナール・フジタの印象と秋田の風土が活き活きと描かれているというミスマッチと、私の三つの未踏県の一つ秋田への興味とが重なって『レオナール・フジタとパリ』展の開会日127日(土)に秋田県立美術館へ行ってきました。


展覧会は年代別に第1章から第5章まで。『第4章 栄光の時代-エコール・ド・パリの寵児』と名付けられた45点は私のイメージ通りのフジタ。それぞれ愛人から妻となった3人のモデルを中心にまさに「素晴らしき乳白色の下地」(パンフより)が贅沢に展観されています。『第1章 渡仏以前-画家への道』『第2章 模索の時代-パリの潮流の中で』『第3章 成功への階段-パリ美術界へのデビュー』『第5章 新たなる旅立ち-マドレーヌとともに』の計43点、そして藤田が交流した画家たちとしてルソー、ヴラマンク、ピカソ、ローランサン、モディリアーニなどの22点は、1人の世界的な画家の軌跡を示すものとして満足のいくものでしたが。

今回の旅の目的は『秋田の行事』。まさにこの絵を飾るために新しく建てられた秋田県立美術館の藤田嗣治大壁画ギャラリーの壁面一杯に横20.5m、縦3.65mの大作が展示されています。


絵を言葉で描く愚を百も承知の上でご紹介すると。まず向かって右から、1年を通じて秋田市で繰り広げられる祭と年中行事、『日吉八幡神社の山王祭』『太平山三吉神社の梵天奉納』『外町の年中行事・竿燈』。中央左寄りの香爐木橋から左には、秋田の習俗・物産・産業など、馬に積まれ、馬車に引かれた米・薪炭・野菜や生活している人々、今では珍しい油井などが表現されています。祝祭と日常、信仰、産業、そして歴史をも盛り込んだ、日本の一地方の根源的な全体像が、「秋田の全貌」として描かれています。画の左端には、「為秋田平野政吉 嗣治」のサインと「昭和十二年 自二月二十一日 至三月七日 百七十四時間 完成」の文字が生々しく書かれています。平野政吉はまさにこの壁画の生みの親、秋田の豪商です。


改めて画家の表現力、生命力に圧倒されていました。そこにはパリのサロンで女たちに囲まれている、軟弱な藤田の面影はどこにも見出されませんでした。まさに人間藤田と人間 平野の真剣勝負。日本の国土、人間、歴史、文化と、日本人 藤田の精一杯の力相撲が演じられていました。久々に芸術に大きな感動を与えられました。大きな生きる力が新しく湧いてきたような気がします。


 ちょっと力が入りすぎたようなので、簡単に秋田市内観光を。JR秋田駅西口を起点に30分足らずで市内を一周する『くるりん周遊バス』が走っています。これを使って『千秋公園』と『ねぶり流し館』へ行って来ました。千秋公園は旧藩主佐竹候の居城、久保田城跡を市民公園に改装したもの。

 日曜日の10時頃にもかかわらず、ひっそりとしていてゆっくりと散歩が楽しめました。御隅櫓、門、御物頭御番所、佐竹資料館を廻って来ました。佐竹資料館で『ねぶり流し館』への道筋を尋ねると、館長さん自らご案内いただき、道々小秋田史を講義してくれました。


 『ねぶり流し館』では「竿燈」の実演をしています。40ケの提灯を帆柱よろしく並べてつけた重さ、50キロの竹竿を、「ドッコイショ、ドッコイショ」の掛け声とともに、手のひら、額、肩、腰とつぎつぎ移してゆく様はなかなか壮観です。83日から6日まで260基もの竿燈が町を練り歩くのを想像すると、わくわくしてその頃もう一度来たくなりました。小学生がする「幼若」中学生の「小若」大人の「中若」がありますが、10キロの「幼若」に挑戦してみました。数十秒間成功しました。


 最後に「食」。冒頭には 大満足の夕食を紹介しましたが、二度の昼食とホテルの朝バイキングも全てグー。まず土曜日の昼食、美術館のすぐ近く『本家あべや秋田店』の「比内地鶏」の親子丼、ジューシーかつカラッとして私の感覚では3本の指のトップにくるかな。日曜日の昼食、秋田駅の直近『佐藤養助秋田店』の稲庭うどん、さすが本家と称するだけに京都で食べる乾麺とは全然違うものでした。ホテルの朝食も、ハムやソーセージの定番ものも置いてあるものの、地元食材が豊富、今までのホテルの朝食バイキングでは文句なしにNO.1でした。秋田の3大食材、比内地鶏、きりたんぽ、稲庭うどん全てにチャレンジ、全てに満足しました。

 ユネスコの無形文化遺産への登録を「京料理」や「京懐石」にせず「和食」にしたのは大正解、日本の食文化の多様性を改めて認識しました。

松田進税理士事務所 職員の荒木です。ここでは、所長の松田が週明けの朝礼で私たち職員に話した内容を自分なりの理解で書いていきたいと思います。

(ですから、ここのカテゴリーだけは所長の雑感 荒木視点バージョンです。)



先週末に突然秋田へ行ってきたということで、今朝の朝礼はそのお話しでした。



そもそも秋田に行くことになったのは、所長の奥様がBSの番組で藤田嗣治の巨大壁画を見られたことから始まり、

その後は「そう言えば秋田は行ったことがないなぁ」

「この機会でなかったら行かれへんし」

「ほな行こか」と、トントン拍子に進んで突然の秋田旅行となったようです。


行雲流水 ~所長の雑感~



この巨大壁画は秋田の地主さん(平野政吉)に頼まれて藤田嗣治が描いたもので、1937年の2月から73日間かけて描いたそうです。



さて所長の感想はと言うと、長さが20.5メートル、高さが3.65メートルもあるので、まずはその巨大さぶりに「まぁビックリした!」とのことです。

そして、「左側に秋田のお祭りやら産業が描いてあり、右側には産物が描いてある。珍しいのは、石油やぐらが描いてあることやなぁ。この時分は秋田は一生懸命石油を出してたんやなぁ。」と巨大壁画に描かれているものの解説などなど・・・



元々所長は藤田嗣治と言えば乳白色の裸婦くらいのイメージしかなかったようですが、この壁画を見て「藤田嗣治って絵描きさんやったんやなぁと違う意味で思った」そうです。


その後何度も「値打ちがある」と連発していたので、そこまで言われるとさすがにこの目で見てみたいという気になりますが、さすがに秋田は・・・ちょっと遠いですよね。

松田進税理士事務所 職員の荒木です。ここでは、所長の松田が週明けの朝礼で私たち職員に話した内容を自分なりの理解で書いていきたいと思います。

(ですから、ここのカテゴリーだけは所長の雑感 荒木視点バージョンです。)





「ちこり」って知ってるか? という先生の問いかけで本日の朝礼の先生の話しはスタートしました。




チコリとはヨーロッパで古くから親しまれている野菜で、それを日本で栽培して色々な食品やら焼酎やらを作っている企業が岐阜県中津川市にあるということで、先週末に見学に行って来たとのこと。



そこの会社の社是の基となっているのが佐藤一斎の「言志四録」で、所長は佐藤一斎の名前は「聞いたことがあるなぁ」という程度だったようです。



佐藤一斎と言えば、弟子に佐久間象山や渡辺崋山がおり、ということは、佐久間象山の弟子である勝海舟や坂本龍馬や吉田松陰にも色々影響を与えた人物ということになります。



その佐藤一斎の「言志四録」を分かりやすく現代語訳してある本(絵本?)「おじいちゃんとぼく」に所長はいたく感銘を受けたようで、今朝礼で読み合わせをしている本「TKC会計人の行動理念と行動基準」が終われば、次はこの本の読み合わせをすることになりそうです。




本のページをパラパラっとめくっただけですが、日本人の原点とも言えるものがギッシリ詰まってそうな内容なので、読み合わせをして所長や職員がどういう感想を述べるのか今からとても楽しみです!

松田進税理士事務所 職員の荒木です。ここでは、所長の松田が週明けの朝礼で私たち職員に話した内容を自分なりの理解で書いていきたいと思います。

(ですから、ここのカテゴリーだけは所長の雑感 荒木視点バージョンです。)





先週の金曜日に近畿税理士会主催の書面添付制度の研修に行って来たということで、昨日の朝礼はちょっと硬く、書面添付についての話しでした。



※書面添付制度とは・・・・


税理士法第33条の2に規定する計算事項等を記載した書面を税理士が作成した場合、当該書面を申告書に添付して提出した者に対する調査において、納税者に税務調査の日時場所をあらかじめ通知するときには、その通知前に、税務代理を行う税理士又は税理士法人に対して、添付された書面の記載事項について意見を述べる機会を与えなければならない(法第35条第1項)こととされているものである。


また、この制度は、税理士が作成等した申告書について、計算事項等を記載した書面の添付及び事前通知前の意見陳述を通じて、税務の専門家の立場からどのように調製されたかを明らかにすることにより、正確な申告書の作成及び提出に資するという、税務の専門家である税理士に与えられた権利の一つである。(国税庁HPより)




ちなみに松田進税理士事務所の書面添付の割合は67.7%です。



これが多いか少ないかと言いますと、


財務省が公表している「平成24事務年度 国税庁が達成すべき目標に対する実績の評価書」によりますと、平成24事務年度における書面添付の割合(税理士等の関与がある法人数のうち、当該書面の添付がある割合)は7.8%だそうです。書面添付割合90%を目指している我が事務所からすれば今の割合(67.7%)でもまだまだ低いと常日頃思っていましたので、7.8%という値を見て、そのあまりの低さにビックリです。


ただ、
数多く出せばいいというものではなく、もちろん中身が大事です。



所長が言うには、
添付書面の中にも「良好な添付書面」と「良好でない添付書面」の2種類があるということです。

記載項目の内の「顕著な増減事項」「会計処理方法に変更等があった事項」「相談に応じた事項」の3項目に関しては、基本的には前年と同様なんてことはあり得ないので(そりゃそうですね)、これらが毎年同じというような添付書面は典型的な「良好でない添付書面」ということですね。



『税務の専門家の立場からどうのように調製されたかを明らかにすることにより、正確な申告書の作成及び提出に資する』という書面添付制度本来の趣旨に立ち返り、1件1件丁寧に書いていこうと改めて思いました。