恩師との再会

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宮城セミナーの翌日、私の高校時代の空手道部の監督、安住敏克先生にお会いしました。

安住先生についてのブログ「高校時代の恩師と数年ぶりに・・・

 

私の本を手に取った先生は、

「川嶋にこんな才能があったとはなぁ…」

としみじみ(笑)

 

実は安住先生から年始に、

「今度会おう!」

という旨の年賀状を頂きました。

その際私は、

「もしかして安住先生の身に何かあったんじゃないか・・・」

と心配してしまいました(笑)

 

というのも、安住先生は当時、

「年賀状はありがたく受け取るが、過去の教え子も含めると数が多すぎるから、申し訳ないけど、こちらからは送らない」

と明言していました。

なので安住先生から年賀状が送られてくること自体に驚きがありました。

 

そして不安のメインは、

「熱い指導が行き過ぎて教員を首なってたら・・・」

でした。

私は当時受けた安住先生からの厳しい指導には、感謝こそすれ、不満は全くありませんが、

「今の時代にはそぐわないかな・・・」

と感じていました。

結果から述べると心配は杞憂でした。

確かに苦境に立たされた時期はあったようですが、変わらずお元気で安心しました。

 

面白かったのは、安住先生は安住先生で、

「川嶋から会いたいとコンタクトを取るとは、何か悩みでもあるんじゃないか?」

と心配されていたことです(笑)

当時の私は、人との交流を積極的に取るタイプではなかったので、そんな私からの連絡だったので、

「離婚したのか?」

「仙台支部設立の要請か?」

等、余計な心配をさせてしまいました。

 

お互いに心配していたことが解り、笑い合いました(^^)

 

安住先生は今は空手道部の顧問はされていませんが、全日本空手道連盟の試合の審判や監督として大忙しとのことでした。

そんな多忙な中、お会いする時間を作って下さり、有難く思います。

 

安住先生からは礼儀や礼節等の精神的要素、競技に於ける技術論や戦略論等、多くの事を学び、今の私の指導法の基礎にもなっています。

そして間近で先生からの教えによって「助かった・・・」と実感したことは、一昨年の達人ルール(素手の顔面攻撃、頭突き、肘、金的有り)の試合の時です。

あの試合で最初に相手選手に当てることが出来た技は、高校時代に学んだ、

「刻み突き」

でした。

 

☆「気の解明 正体を掴み、戦いに活かす!」序章より。

 

その旨を伝え、

「高校時代に学んだ刻み突きが無かったら負けていたかも知れません」

と、感謝の旨を伝えました。

安住先生は「そうか!」と大変喜んでくれましたが、最後に、

「あまり無茶するなよ」

と、優しい言葉を掛けて下さりました。

 

他、セミナーで仙台に来た話をした際、
「今度セミナーやる時は俺(元世界チャンピオンの肩書等)をダシに使ってもいいぞ!」
と仰って下さいました。
もしかしたら今後“師弟セミナー”を開催する可能性が、無きにしも非ず、ですね(^^)

 

高校を卒業してから18年経ちますが、こうしてまた再会したいと思える恩師がいることを、改めて幸せなことだと感じました。

今後も、お会いする機会を作ってゆきたいと思います。