空手道の父 船越義珍翁
松濤館野口会とは
空手道の父船越義珍翁
(1868年11月~1957年4月)に
昭和4年から師事した
野口宏師範が形を継承し、
後世に伝承することを
目的として
昭和62年9月に
結成された会である。
船越先生は沖縄首里で生まれ
11歳頃より糸洲安恒と
安里安恒両先生に
唐手の指導を受けた。
大正12年、東京に
唐手を広めようと
小石川水道町の「明正塾」で
指導を始められた。
その後、
唐手を空手と改め
近代空手の始祖となる。
伝統空手の
四大流派は
松濤館流(船越義珍)
剛柔流(宮城長順)
糸東流(摩文仁賢和)
和道流(大塚博紀)
と各開祖によって
名乗られたが、
船越先生は、
『空手には流派はありません』
と常におっしゃって
おられたそうです。
つまり、空手道は、
流派を問わず
『求める所は一つである』
と言われているのでしょう。
松濤館野口会師範 鈴木 伊一郎
あすから8月
明日から8月です。
【よく眠ること】
・夏のお風呂はシャワーになりがちですが、
リラックスするためには稽古で、
ほてったカラダを冷ますため
ぬるめのお風呂にゆったりと
入るのが効果的です。
さらに、リラックス効果のある入浴剤も
試してみてはいかがでしょうか。
・寝具は固めの布団やマットで
背骨をのばして寝る方が、
よりカラダが休まります。
・また、睡眠中は体温が下がるので、
エアコンを使用する場合は、
除湿モードで温度設定は27~28℃が適当です。
【生体リズムの調整も】
・私たちには体内時計があり
周期は約25時間です。
一日の長さとは異なるため
午前中は太陽の光を浴びる、
休日は寝すぎない、
食事はなるべく決まった時間にするなど、
快眠のためにリズムを調整することが大切です。
明日は「親子の日」
ブルース・オズボーン(写真家) が、2003年に、
7月第4日曜日を「親子の日」にしませんかと
呼びかけたことで始まった記念日。
その理念に共感して発足した親子の日普及
推進委員会は、「親子の日」を、“親と子が
共に向かい合う日、そしてその日を通じて
すべての親子の絆が強められたら素晴らしい”と
願い、「親子の日」を定着させる為に、現在、
様々な企画を世界に向けて発信している。
この記念日は2005年に日本記念日協会によって
公式に認定されました。
技術より心術
松濤館 二十訓
1. 空手道は礼に始まり礼に終る事を忘るな
2. 空手に先手なし
3. 空手は義の補(たす)け
4. 先づ自己を知れ而して他を知れ
5. 技術より心術
6. 心は放(はな)たん事を要す
7. 禍(わざわい)は懈怠(かいたい)に生ず
8. 道場のみの空手と思ふな
9. 空手の修業は一生である
10. 凡ゆるものを空手化せよ其処に妙味あり
11. 空手は湯の如し絶えず熱度を与えざれば
元の水に還(かえ)る
12. 勝つ考は持つな負けぬ考は必要
13. 敵に因って轉化せよ
14. 戦は虚実の操縦如何に在り
15. 人の手足を剣と思へ
16. 男子門を出づれば百万の敵あり
17. 構は初心者に後は自然体
18. 形は正しく実戦は別物
19. 力の強弱体の伸縮技の緩急を忘るな
20. 常に思念工夫せよ