さいたま大宮とオンラインで
突然ですが、
子宮脱ってご存じでしょうか?
実は私の祖母が体験者でして、
手術を受けて摘出しました。
Wikipediaより
二足歩行のヒトにおいて、本来なら子宮は、
この支えが緩んでくると、重力に従って子宮が膣の方へと
垂れ下がり、体外への脱出が起こる。
通常は、骨盤底筋で守られているはず
体の中にある状態のはずなのに
そこから出るとはどれだけ筋力が
弱くなっていたのでしょう
話を聞いて衝撃的で
その存在を若い頃に知ったのは
珍しいのかもしれません。
祖母は戦後付近に3人産んでいて、
ザッ昭和の母という感じの
『何言ってんだいっ!』威勢のいい
江戸っ子弁バリバリの、着物を着こなす
カッコいいおばぁちゃん。
あんなにシャキシャキした人でも
立ち居振る舞いの素敵な人でも
鍛えないとそんなことが起こる
骨盤底筋の存在に驚きです。
話を戻すと、子宮脱というのは
年齢とともに骨盤底の筋肉が弱り、
中のものが重力で出てしまう。
ギョギョギョ
どゆこと?裏と表は??
女性の体って不思議と、
思ったものです。
さて。あれから30年。
私もそれなりに歳を取り
子供を二人経膣で産みました。
筋力は落ちても重力は平等。
30歳で産んだ後には無かった悩みが
40歳で産んだ後から始まった
噂に聞く、尿もれです。
キターッッ
そこでまた思い出したのが、
祖母の子宮脱。
このまま緩み続けると→そういうことか
一気に危機感が我が身に
出産は、骨盤底筋にとって、一大事。
あり得ない大きさに広がり
しかも損傷する、大怪我です。
先日受けた研修では、分娩は
交通事故にあったようなものと。
色々想像してしまった
その後のケアが本当に大事。
なのになのに、
産後のママは忙しくて忙しくて。
自分のケアなんて、ほんと無理。
骨盤底筋をトレーニングするなんて
私は聴いたこともしたこともなかった
そんな大事なこと、
誰か教えてよー
学校でも病院でも、ねぇ。
そのツケが
しっかりあとで回ってくるような
気がしております。
先日も生徒さんとの会話から
みんな尿もれパットを使ってる
って話題になり、大変です。
産後は、何年経っても産後!
加齢も重力も全員共通!
筋肉は意識して動かせばつきます。
気がついた時からがスタート
早速動かしてトレーニングしましょう
ラクな体制で
(座位、立位、仰向け、四つ這い、何でもOK)
お股の三つの穴を締めます。
緩めます。
繰り返します。以上です。
三つの穴とは、
尿道、膣、肛門です。
尿や便を我慢する感覚です。
、、、それだけ?
ハイ
それだけなんですけど、
なかなか意識しづらい、
続けてレーニンをしにくい。
そこで、相性の良い呼吸とセットに。
例えば、
息を吐く時 骨盤底筋をギューっと
引き締めたり、引き上げたりする
息を吸う時に
緩めます。
呼吸とセットで行うと
少しやりやすくなりませんか?
それを1日何回か
例えば、10回を一セットにして
1日5回とか意識してみる。
そんなやり方も気軽に
トレーニングできてとても良いですね。
そんなふうに生活の中に、
自分で取り組みを加えられる方は
VERY GOOD
ぜひ続けてみてください
さ・ら・に
相性の良いのが、ヨガの時間
ヨガの呼吸とともに
お腹を使うポーズで特に
意識しやすいです。
例えば、こんなポーズたち。
ヨガの腹式呼吸で
吸って〜お腹をふっくらと膨らませて
吐いて〜お腹を凹ませる
この時に骨盤底筋の意識をプラス
吐いて〜
お腹を凹ませる+骨盤底筋締める
吸って〜
お腹をふっくら+骨盤底筋ゆるめる
丁寧に誘導しますので、
意識にあげやすい
チャレンジしやすいです。
一日中ずっと意識を持ち続けるのは
大変ですが、
ヨガの時間だけなら、
しかもガイドしてもらいながら、なら
チャレンジしやすいのです
ヨガの中でできるようになって
コツを掴んで、日常生活で応用。
トレーニングを続けやすい環境に。
尿もれも、もっと大きなものも
予防につながります。
お読みいただきありがとうございました
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