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BODYCAREPLANNINGのブログ

BODYCAREPLANNINGは現在運営中の鍼灸マッサージ治療院・リラクセーション店を開設するより以前に僕が最初にはじめた出張型鍼灸整体マッサージのお店の名前です。現在はセミナー活動なども行なっています。

今年も色々とお世話になりました。年末を皆さんは如何お過ごしでしょうか?

僕の住む大阪のUSJでは来年進撃の巨人のアトラクションが出来るそうです。

http://www.usj.co.jp/universal-cool-japan2015/shingeki/

進撃の巨人を最初見た時は解剖学的におかしな絵がとても気になったのですが、ストーリーが面白くて全巻読んでいます。^ ^

しかし、段々と絵が上手くなっていっていますね。

美術解剖学の本は僕も何冊か持っていますが、Blue backsから美術解剖学の布施英利先生が進撃の巨人と解剖学という本を出版されています。解剖学や生物学の知識を交えながら巨人の世界を楽しめます。年末の読み物にお勧めですよ。


「進撃の巨人」と解剖学 その筋肉はいかに描かれたか (ブルーバックス)/講談社
¥972
Amazon.co.jp


来年はbody care planning としてキネクトを使った動作分析や現在開発してもらっているタブレット端末での姿勢分析アプリなどを使っての色々な企画を考えています。


来年もどうぞよろしくお願い致します。

body care planning 日山健一



最近はトレーナーの仕事と講師の仕事とを多くやっていて忙しくて更新を出来ていなかったのですが、鍼灸の学生時代の友人からBlogの感想をいただきました。
特にテンセグリティのお話は気に入って頂けたようです。
テンセグリティのお話はロルフィングをされる方が詳しいですね。
http://www.amazon.co.jp/本-安田登/s?ie=UTF8&page=1&rh=n%3A465392%2Cp_27%3A安田登
安田登先生によるとテンセグリティ構造の支柱になる脊柱は大腰筋と菱形筋で引き合いバランスされているとされていますが、ここは諸説あって僧帽筋下部繊維だったり腰方形筋だったりと言われます。
腹圧と呼吸筋、胸腰筋膜の関係性を簡単に説明するのは難しいですが、肩甲骨の内転運動と股関節の屈曲運動をセットで意識するのは重要ですね。
これを最初に教えて貰ったのは鍼灸の学生時代に通っていたTSDカリでした。ボクササイズのパイオニアですね。
TSDカリではこれをセットと呼んでいました。更にこのセットの状態から対角螺旋運動で総ての技術を繋げていたのでボクシングもキックもグラップリングも別々ではなく一体的に運用できる技術体系で教えて貰えました。
また、それ迄に習っていた空手や相撲などの基本稽古にもコレが含まれていることに気づき認識を改めました。

この時の発想がベクトル平衡体と経絡は似ている?ということですね。これはマニアック過ぎるので今回は書きませんが(^_^;)

今月末頃に経絡と運動のセミナー講師をさせて頂くので昔のことを思い出しました。


Blogの更新が久しぶりになりますがFacebookの方で公開記事を出していますのでそちらも良かったらご覧下さいね。

さて、この度は女性の施術者やクライアントさんから要望の多かった美容に有効な手技療法と中医学の知識をまとめてお伝えしようと思います。

https://www.facebook.com/t.t.biyou.seitai

美容整体WEBラーニング&セミナーページを開設しましたのでいいねをしてご覧下さいね。

サンライズのスタッフさんから、理想の姿勢についての質問を頂きました。
色々な本の内容を読んだりセミナーに行ってみて、正しいとされる姿勢が少しずつ違うのはどうしてか?と、僕自身も時々違う使い方や姿勢をしているように思うと鋭い質問を頂きました^_^;
基本的にはそれぞれにメリットとデメリットがあって思想や目的で違う部分があると僕は考えています。
僕が教えているのは二つあって、基本的には現代的価値観で美しく見えて機能的なバレエでセンターと呼ばれる中心軸を作る姿勢と、それとは別に中国医学や武術の古い絵に出てくる様な丹田を膨らませた姿勢です。
後者の姿勢はお腹が出て少し撫で肩になりだらしなくも見えるのですが、現代的な運動学とは違う中国武術の発勁を行うには重要になります。
文章で書いてもわからないと思うので、ご興味がある方は一度その違いを体験しにきてみて下さい。^_^;



Android携帯からの投稿
昨日は武医同術セミナーの初回でした。
参加頂いた方々が武術やボディワークのプロだったので、ざっと概論を一通り体験して頂きました。
何を言っているか分からないと評判?のこのブログのテンセグリティ構造の運動や1軸と2軸の重心移動の違い、骨盤帯と脊柱の使い方、四肢との連動、五行の動き、pnfと勁力・キネティックチェーンと経筋などなどを相撲や合気道、空手や中国武術、居合など色んな武術の動きを交えて簡単に説明しながら体感して頂きました。
また、これらを手技療法にどう応用するかを少しやらせて貰いました。

今回は術者の力の出し方、使い方がメインでしたが今後は基本ワークと各回のテーマを絞っての内容になります。

月4回:月謝制10500円、各回の参加5250円、初回無料体験出来ます。
水曜日19:30から約90分 漢方推拿整体院にて 運動しやすい服装をお持ち下さい。

次回:8/21水曜日
基本ワーク
メインテーマ:施術者の脱力

です。
施術者自身が仕事で身体を壊す事が多いですが、脱力して丹田から力を伝える事が出来れば楽に相手に力が伝わります。
また、脱力することで手の感覚が鋭くなり触診力が上がります。
まずはココからしっかりとやって行きましょう。






http://bodycareseminar.simdif.com/index.html
今年も癒しフェア東京が開催されますね。

http://a-advice.com/tokyo_2013/
会場にいかれる方は是非ネオインベントのコーナーにお立ち寄り下さい。
http://www.neoinvent.co.jp/

僕も近赤外線分光法による血流量測定実験に参加させて頂いた超音波治療器用のゲル
超音波美顔器用の保湿効果抜群のゲル
新開発のボディローションと注目のアイテムが展示販売されます。

治療器用のゲルは実験に参加させて頂いていても目に見えて血流量の増加が違います。
鍼灸の卒論で同様の事をやったのですが、鍼では痛み刺激などにより血流が必ずしも増加しないことがありました。
ほぼ無感覚で高効率のこのゲルではあっという間に温感が出て深部血流量が増加し、マッサージの生理学的機序に準じてミトコンドリアの数が増え組織の再生を促します。

2012年シーズンからTrainer'sRoomに試験採用し、2013年シーズンから正式採用されている
Rehabilitation Coordinator / Athletic Trainer
石井健太郎さんの使用感想はこちら(pdfで開きます)

また、新開発のボディローションは今回展示されるブースターと合わせて驚異的な保湿・美肌効果を期待できます。
癒しフェアに行かれる方は是非ネオインベントのコーナーにお立ち寄り下さい。





小難しい事ばかり書いているマニアックなブログですが、友人が漢方美容整体の施術体験を絵日記にしてくれました。*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
一枚目で界王拳10倍ぐらいに美化されていますが、JAROには通報しないで下さい(^^;;



歩き方を観察したりとかの望診や聞診を常にやる癖が付いているので目付き悪いときがあります(^_^;)


鏡を使ったり、姿勢検査ソフトを使ったり、ROM、スタビリティなどを一緒に確認します。


肩関節のゼロポジション整復•ガンステッドテクニック•モビリゼーション・斗法などアライメント矯正を行います。


テンセグリティ構造を利用して筋膜系の張力が適切に調整されるとバストやウエストライン、ヒップライン・フェイスラインなどが引き上げられます。



他にも呼吸筋の動きや腹腔内臓器の運動も良くなります。


マッサージに見えて足底アーチの整復をしていたりします(^_^;)


推拿(スイナ)手技を中医学に基づいて施術します。気・血・水、五臓六腑、経絡の状態に合わせて経穴(ツボ)を刺激します。



重心が安定してpnfでいうリズミックスタビリゼーションを施した様な状態を理想としています。
タントウ功や空手の三戦などもこういう状態を作りますね。




頭部巻き上げ機構を使うと丹田に力が入ります。
宮本武蔵の身体使いですね。
足のアーチ矯正と距骨の整復、骨盤帯の矯正、筋膜調整、気血水の調整によってリンパの還流が良くなると浮腫が取れてきます。


素敵な絵日記をありがとう^ ^

こちらはたつきさんのブログのリフレクソロジー体験記です^^
http://ameblo.jp/thumano/entry-11575816492.html?frm_src=thumb_module
武医同術※身体の使い方教室
 武術や気功・ヨガなどの身体使いを運動学・神経生理学で見直して施術やスポーツなどに活かせるような講座をはじめます。
 例えば
 合気道の折れない腕の応用する
 気功のタントウ功をPNFのリズミックスタビライゼーションと関連付けて応用する
 ヨガの英雄のポーズを歩き方に応用する
 うねり動作の学習と応用法
 武術の腰使いを応用する・・・
といったことをやっていきます。
 術者自身の身体使いを学んでみませんか?
...
場所:漢方推拿整体院
毎週水曜日19:30~21:00
月謝制:10,500円
1回料金:5,250円・初回無料です。
お申し込みはメッセージにてどうぞ

http://bodycareseminar.simdif.com/index.html
 原始反射って赤ちゃんの頃に消えているのに成人に関係あるの?という質問をいただきました。
発達運動学という分野があって発達に伴う運動の獲得についての学問です。発育の段階に合わせて原始反射は消失するとされていますが消失するのではなく成長に合わせた運動の学習によりコントロールされるようになっています。
 コントロールであって抑制して出現しなくするのではなく上手に利用する必要があります。フェルデンクライス法など色々なボディワークで赤ちゃんの動きを真似すると腰痛が無くなったとかスポーツのパフォーマンスが向上したりするのは誤った学習によって上手に使えていなかった原始反射を利用することを学習出来たことによるものだと考えられます。
 大人が赤ちゃんの動きを真似しようとしても随意運動が邪魔したり、代償運動が起こったりでなかなかうまくいかない場合が多いですが繰り返しリラックスして行うと無意識に余計な力を入れているなど自分の体の癖に気付いたりします。
 乳児期の運動だけでなく幼児期にしたような逆上がりや木登り、ケンケンパや竹馬・鬼ごっこなどの遊びも重要だったりします。
 最近の子供はそれらが足りていない事が多いので子供の頃からの猫背や外反母趾などの足の変形も多く見られるようになっています。
 姿勢は構造だけでなく調整する機能の部分も重要で施術者は機能面からの視点もしっかりと学ぶ必要がありますね。
ヤンダアプローチでは、腰部交差症候群と頚部交差症候群が組み合わさった層状症候群の予後は悪いとされています。
そこで理学療法の分野では体幹のスタビリティを上げるとして体幹トレーニングを重視して体幹を固める様にという方向性が示されました。下から骨を積み上げていくという発想ではそれは正しいし効果も有るのですが、テンセグリティ構造で捉えると体幹を固める必要はなく張力のバランスを適切に取ることの方が重要です。
必要な部分の張力材のテンションを上げておき、他は弛緩している状態が理想的になります。
その要になる部位が頭部の巻き上げ機構であり各種姿勢反射をコントロールする事が出来る部位になります。
カイロプラクティックで上部頚椎を重視する考えが有りますがその理由の一つとして筋膜系のバランスと屈曲・伸展、側屈・回旋に伴う姿勢反射がテンセグリティ構造の圧縮材のミスアライメントにより機能異常を起こしているものを矯正している面もあるように思います。
圧縮材である骨が積み上がって安定している面と、張力材である筋膜で釣り合いをとって浮いている面と両面からの視点が必要だと思っています。